« 館長の朗読日記1415/第1回「小さな朗読館〜感動をつくる朗読をめざして〜」の準備 | トップページ | 館長の朗読日記1417/定期的な朗読レッスンのあり方について »

館長の朗読日記1416/品川「あやの会」の朗読発表会『あ・うん』を上演

館長の朗読日記1416  (戦後69年05月21日 新規)




○品川朗読サークル「あやの会」の朗読発表会『あ・うん』を上演(1)

 昨日(5月20日)の13時30分開演で、五反田文化センター・音楽ホール(地下)において、品川朗読サークル「あやの会」の朗読発表会『あ・うん』を上演した。朗読レッスン的には、第2期・朗読ステップ2の21回、向田邦子原作「あ・うん」の9回目に相当する。この台本の全体的な通しとしては3回目ということになる。

 午前中は舞台やロビーの設営準備、記念撮影、全体の手順を確認する簡単な通し稽古、そして、最後の舞台挨拶のリハーサルを行なった。このグループには強烈な雨運をもった会員がいるらしく、過去の朗読発表会はほとんど天候不順で、激しい春嵐に遭遇したことさえあった。しかし、昨日は5月の爽やかさのある良いお天気であった。

 観客数は受付記帳数が120人〜130人ということであった。記帳しなかった来場者もいたと思われるので、実際はもっと多かったと思う。会場の五反田文化センター・音楽ホールは客席数が250席であるから、雰囲気的にはまあまあの入りであった。来場者は朗読サークルの元・現会員やサークル員の知人友人その他の方々である。



○品川朗読サークル「あやの会」の朗読発表会『あ・うん』を上演(2)

 本番の舞台の朗読は、これまでやってきた「あ・うん」のどのレッスンよりも良い出来栄であった。しかし、この向田邦子原作『あ・うん』は朗読表現が、大変むずかしい作品である。向田邦子の晩年のこの傑作は「地の文」と「セリフ」の表現に凄いほどの冴えがある。それを朗読者が自分の音声言語で再表現するのは至難の技である。

 品川「あやの会」の会員は、そのむずかしい「地の文」と「セリフ」の表現に良く食らいついていたと思う。通常の朗読発表会では、朗読表現をバック音楽で支援する。しかし、今回の作品と朗読は下手にバック音楽を入れると、かえって表現を邪魔してしまう。そこで、バック音楽を極力ひかえ、朗読そのものを聴かせるようにした。

 バック音楽抜きの朗読だけで、観客を長時間(約2時間)引きつけ続けることができるかかなり不安もあった。しかし、客席は最後まで舞台に集中してくれていたようである。映画の一般的な上映時間は2時間である。それと同じ時間を、朗読だけで観客を引っぱっていくことができたとするならば、それは誇っても良いことであろう。



○品川朗読サークル「あやの会」の朗読発表会『あ・うん』を上演(3)

 終演後は、打上げの会場から迎えのバスがくる間、別室で感想&講評会を行なった。会員の1人1人が感想を言い、最後に私が全体的な講評を行なった。私は、かなり辛口の講評を行なったが、1日の疲れが出たためか、我ながらあまり迫力がなかった。会員たちは、私の辛口の講評にもかかわらず大いに達成感に浸っていたようである。

 打上げ会場で、会員たちは大いに飲み、大いに食べ、大いにしゃべっていた。その主役は、人数的にはもちろん、会話的にも完全に女性陣であった。男性陣は2人の会員と私の3人であったが、比較すればかなり控えめで静かであった。話しの内容はほとんど忘れてしまったが、渉外担当の会員から依頼されたことは明確に覚えている。

 中学校の授業の一環として、これまで『ホタル帰る』をボランティア朗読してきたが、もう一つ『白旗の少女』もレパートリーに加えたい。朗読時間45分の台本をつくって欲しい、という依頼である。とまれ、打上げ会の後、品川区在住の会員はさらに喫茶店に移動して2次会を行ない、結局、夜の12時頃まで盛り上がったらしい。








|

« 館長の朗読日記1415/第1回「小さな朗読館〜感動をつくる朗読をめざして〜」の準備 | トップページ | 館長の朗読日記1417/定期的な朗読レッスンのあり方について »

05館長の朗読日記(戦後69年/西暦2014年)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 館長の朗読日記1415/第1回「小さな朗読館〜感動をつくる朗読をめざして〜」の準備 | トップページ | 館長の朗読日記1417/定期的な朗読レッスンのあり方について »