館長の朗読日記1423/二つの朗読イベントに向けての準備
館長の朗読日記1423 (戦後69年05月28日 新規)
○二つの朗読イベントに向けての準備(1)
私(=「感動をつくる・日本朗読館」)が主催する定期的な朗読イベントは2つある。1つは「小さな朗読館〜感動をつくる朗読をめざして〜」であり、2つは「東百道・講演と朗読の会」である。前者は今年の7月に第1回目を開催するし、後者は今年の12月に第7回目を開催する。二つの朗読イベントに向けての準備を進めている。
5月も末になったので、第1回「小さな朗読館」の開催が後1ヵ月ちょっとに迫ってきた。実務的な準備はすでに始めている。チラシの配布や市報などへの宣伝を載せてもらう準備。当日に配布するプログラムなどの準備。会場に掲出する看板の準備(これは書道の上手な八千代「新・みちの会」の会員に書いていただいた)などである。
当日は私も朗読をする。作品は藤沢周平原作『三屋清左衛門残日録』シリーズの第1話「醜女」である。このシリーズは、いつか朗読したいと思っていたものである。かなり前から台本はつくってあったのだが、先週あたりからそろそろと練習を始めている。まだ口慣らし程度であるが、このシリーズは何回朗読しても、その度に面白い。
○二つの朗読イベントに向けての準備(2)
12月に開催する第7回「東百道・講演と朗読の会」は、太宰治シリーズの第1回目である。12月までまだ半年以上あるが、こちらは講演内容を準備するのが大変である。4月末までに筑摩全集類聚『太宰治全集』全12巻は書簡篇(第11巻)を除いて一通り通読し、その後は講演内容を頭で構想することだけしかやってこなかった。
6月末までには、講演資料の内容を具体的に詰めてしまいたい。その手始めに、昨日から、講演資料の載せる太宰治の年譜をつくり始めた。幸い、筑摩全集類聚『太宰治全集』の第12巻には、くわしい年譜が載っている。それを基に私なりの太宰治・年譜をつくっていく。芥川龍之介の年譜は2頁だったが、太宰治は3頁が必要になる。
このように、作家の年譜をいわば手造りでつくっていくと、徐々にその作家の生涯や文学思想の全体像が浮かび上がってくる。その全体像を横目で見ながら、個々の作品を読み込んでいく。場合によっては、個々の作品を読み込みながら、最初の全体像を修正することもある。もちろん、その逆もある。その過程が何とも楽しいのである。
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