« 館長の朗読日記1408/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン | トップページ | 館長の朗読日記1410/品川「あやの会」の舞台リハーサル »

館長の朗読日記1409/高知市(土佐)の松田光代さんからお電話をいただいた

館長の朗読日記1409  (戦後69年05月12日 新規)



○高知市(土佐)の松田光代さんからお電話をいただいた(1)

 昨日(5月11日)の午前に、久しぶりで高知市(土佐)の松田光代さんからお電話をいただいた。松田さんは30年あまりも高知市で音訳活動を主導してきた方で、現在も「高知朗読奉仕者友の会」の会長を続けておられる。これまでも、東京にお出でになったついでに「東百道・講演と朗読の会」その他を聴きに来て下さっている。

 先日、近況報告替わりに私の関係する朗読会のチラシを郵送した。そのお返事替わりのお電話だった。そんなことでわざわざ遠くからお電話をいただいて、私は大変恐縮したが、とにかくお電話でとても話しが弾んだ。前向きで的確&豊富なお話しぶりで、私はこういう方とお話しするのが大好きである。思わず、長電話をしてしまった。

 お話しの中心は、高知県(高知市)における朗読や音訳の現状、今後の抱負などであったが、どれも私には大変面白く、大いに啓発された。私の次著『朗読の上達法』(仮題)についても、期待している人間が多いと言っていただいた。近刊『東百道・講演と朗読の会』のDVD版も送って欲しいとのことだった。ありがたいことである。



○高知市(土佐)の松田光代さんからお電話をいただいた(2)

 松田光代さんとはどのような方か。参考までに、以下に、高知県広報紙『さんSUN高知』(平成25年9月号 No.223)の「土佐の志」欄に掲載された、松田光代さんへのインタビュー記事を紹介する。松田光代さんの音訳活動や朗読活動へ取り組まれている内容や水準や姿勢や志の一端がうかがえるであろう。素晴らしい方である。

++++++++++++++++++++++++++++++

日本一の健康長寿県構想

土佐の志

音訳の技術を磨いて、
視覚障害者などへ正しく情報を提供

人の役に立ちたい

 ボランティアで視覚障害者などの目の代わりとなり、図書や情報の音訳活動に取り組む「高知朗読奉仕者友の会」。昭和58年に会を立ち上げ、同63年より会長を務める松田さんは、「病気療養で高知に帰省していて、たまたま『朗読奉仕員養成講座』受講生募集のお知らせをテレビで見ました。子どもの頃から本好きで、演劇や放送部の活動、中途失明の方の出版物や資料の校正などの経験を生かして、『お役に立てれば』との思いで受講することにしました」と、音訳活動を始めたきっかけを話してくれました。

「音訳活動では、読み手の解釈で表現するのではなく、正確に情報を伝えることが大切です。録音機器もアナログからデジタルに替わり、今では合成音声で聴くこともできますが、写真・絵・グラフ・図などは、音声にするための原稿を作成しなければなりません。技術が進歩しても、やはり人の力は不可欠と言えますね。」

続けることの大切さを伝えたい

「録音図書の製作には、知識・技術・経験が必要です。例えば、専門的な図書の音訳をする際には、関連する本を数冊読んでから音訳に取り組むこともあります。せっかく音訳の技術が身に付いても、さまざまな事情で辞めてしまう方がいらっしゃるのは、とても残念です。友の会には現在75人の会員がおり、研修会や交流会などで技術の向上を図ったり、親睦を深めたりしています」と活動を継続することの大切さを語る松田さん。ご自身は音訳活動と別に朗読活動もされていますが、両方の分野で後進の指導にも力を注いでいます。いろいろな人たちとの出会いがあることも楽しみの一つだそうですが、課題を解決して前に進んでいくこと、その達成感が松田さんの活動の原動力になっているようです。

 2年後には県市合同の新図書館がオープンし、友の会の活動拠点でもある点字図書館の設備も一新される予定です。松田さんは「奥の深い世界ですが、一人でも多くの方に『音訳ボランティア養成講座』を受講していただき、ともに活動を広げていきたいですね」と、明日への期待を語ってくれました。

【写真1】高知朗読奉仕者友の会 会長 松田光代さんの写真
【写真2】大学生と会議をしている写真
【写真3】朗読をする松田さんの写真

《掲載紙》
高知県広報紙『さんSUN高知』 平成25年(2013)9月号 No.223

++++++++++++++++++++++++++++++




   



|

« 館長の朗読日記1408/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン | トップページ | 館長の朗読日記1410/品川「あやの会」の舞台リハーサル »

05館長の朗読日記(戦後69年/西暦2014年)」カテゴリの記事

コメント

音訳ボランティア養成講座を受けてみたいのですが、どうすればよろしいですか。

投稿: 門田 ちづ | 2016年7月24日 (日) 14時36分

門田ちづ様

コメントをありがとうございました。
私は音訳ボランティアの分野の門外漢ですので、くわしいことは分かりません。
一般的な方法としては、各地方自治体の社会福祉協議会が音訳ボランティアの窓口になっている筈です。先ず、そこに音訳ボランティア団体についてお問合せになるルートが良いのではないでしょうか。どこの音訳ボランティア団体でも何らかの養成講座を受講していると思いますので、くわしいことが訊けると思います。

投稿: 「日本朗読館」館長 | 2016年7月24日 (日) 19時02分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 館長の朗読日記1408/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン | トップページ | 館長の朗読日記1410/品川「あやの会」の舞台リハーサル »