館長の朗読日記1421/「朗読の会『響』の朗読ライブ」Vol.3を聴きに行った
館長の朗読日記1421 (戦後69年05月26日 新規)
○「朗読の会『響』の朗読ライブ」Vol.3を聴きに行った(1)
昨日(5月25日)の午前10時30分開場、午前11時00分開演で「朗読の会『響』の朗読ライブ」Vol.3が開催された。会場は、シャンテ八千代である。「朗読の会『響』」は旧「こちの会」の会員が中心になって結成した自立的な朗読グループである(ただし新会員も募集中である)。年2回のペースで朗読会を開催している。
今回は1日2回公演(2回目は午後2時30分開場、午後3時00分開演)ということであった。私は午後に習志野文化ホールの音楽演奏会を聴きに行く予定があったので1回目を選んだ。午前の公演が終わり次第そちらに直行することにしていたのである。1回目の公演時間は休憩とヴァイオリン演奏を含めて2時間45分であった。
公演時間を2時間〜2時間半と見込んでいた私は、最後の15分では午後の音楽演奏会に間に合わないことを覚悟した。公演時間は長かったが、出演者は1人1人が熱演していて聴き応えがあった。昨年の同時期に開催した「朗読の会『響』の朗読ライブ」Vol.1よりは確かに上達していた。1年間の精進の成果を聴くことができた。
○「朗読の会『響』の朗読ライブ」Vol.3を聴きに行った(2)
会場のシャンテ八千代は35人も入れば満席になるような狭い会場である。午前の部は文字通り満席であった。主催者の話しでは予約者数は全部で70人ということだったから、午後の部も満席だったと思う。シャンテ八千代は、シャンソン用の会場として構想されたので、防音対策などは万全である。最寄の京成八千代台駅からも近い。
出演者はマイク無しで朗読していた。防音の効いた客席数35席の狭い会場では、無理な声出しをしなくても十分に声が通る。私は最後列席で聴いたが、気負いのない自然な語り口を過不足無く聴くことができた。このくらいの会場で朗読する分には、マイク無しの朗読を自慢するまでもなく、誰でもマイク無しで朗読できるのである。
逆に今回の朗読会によって、マイク使用の有無が聴き手の感動を左右しないこともよく分った。今回の出演者のように、語りかける語り口がある一定の水準に達していて、しかも、心をこめて朗読すれば、マイク使用の有無にかかわらず観客の心を十分に惹きつけることができる。今回はたまたまマイクを使用しなかっただけなのである。
○「朗読の会『響』の朗読ライブ」Vol.3を聴きに行った(3)
今回の出演者は7人であった。旧「こちの会」の会員有志が「朗読の会『響』」を結成したときは5人であった。昨年、若い女子大生と旧「花ことば」の会員が新たに入会した。旧「花ことば」の元会員は、八千代朗読サークル「新・みちの会」の現会員でもある。「朗読の会『響』」の練習会場が自宅に近いので、参加したという。
この「朗読の会『響』」の会員が着実に増加し、この「朗読の会『響』の朗読ライブ」が定期的に開催されていくことを願っている。八千代朗読サークル「新・みちの会」の元&現会員が結成した「満天星」と旧八千代朗読サークル「花ことば」の元会員が主導的に結成した「ルルヴェ」と共に、末永く朗読活動していってもらいたい。
この「館長の朗読日記1421」の文章を書いている最中に、たまたま「朗読の会『響』」の代表者からお電話をいただいた。昨日の「朗読の会『響』の朗読ライブ」Vol.3を聴きに行ったことへのお礼と、講評会(打上&反省会?)へのご案内である。観客として聴いただけだから、まともな講評はできないが、参加することにした。
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コメント
森田様
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大橋-佐倉市
投稿: 大橋邦和 | 2020年12月10日 (木) 20時18分