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館長の朗読日記1428/品川「あやの会」の朗読レッスンと高橋美江子さんとの会談

館長の朗読日記1428  (戦後69年06月04日 新規)




○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン

 昨日(6月03日)の9時30分から、いつもの品川区荏原第5集会所で、品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンを行なった。今回から、第2期・朗読ステップ3に突入する。レッスン台本は宮澤賢治原作「おきなぐさ」である。朗読発表会の直後ではあるが、その講評や感想&意見の交換は次回に廻すことになっている。

 まず朗読ステップ3の目標と内容を説明した。そのために、朗読ステップ1〜2の復習をした。朗読サークルにおけるグループ・レッスンは、当然、サークル会員の朗読レベルを引き上げることが第1目標である。ただ、それだけでなく、私の朗読に関する理論と指導法の実験の場とも考えている。毎回、少しづつ工夫している。

 朗読ステップ3の説明も、今年は千葉「わかば」、船橋「はなみずき」につづいて3度目である。その度に、少しづつ説明の仕方や内容に工夫を加えている。その後に、レッスン台本「おきなぐさ」の解説をしたが、これも同様に、毎回、少しづつ工夫している。それらの成果の集大成は、次著『朗読の上達法』に反映させていく。



○高橋美江子さんとの会談(1)

 品川朗読サークル「あやの会」の会員は、熱心というか、好奇心が旺盛というか、色々な朗読会を聴きに行っている。そして、優れた朗読会や朗読に出会うと、そのグループや個人に対して積極的に交流を求めていっている。例えば、昨年に私も聴きに行った「朗読日和」の高橋美江子さんとも、かなり親密な関係になっている。

 そういうわけで、昨日、その高橋美江子さんが昨日の品川朗読サークル「あやの会」のレッスンにお出でになった。その後も会員や私と昼食を共にした。昼食後は、高橋美江子さんのお話しを中心に、会員や私と朗読に関する会談をした。高橋美江子さんから、私が提唱する「感動をつくる朗読」の「感動」について質問された。

 高橋美江子さんは、NHK日曜名作座で有名な加藤道子さんに永年朗読を習った方である。今は、朗読ではなく「語り」を演じておられる。昨年私が調布市でやった「東百道・講演と朗読の会」や、今年の品川朗読発表会『あ・うん』も聴きに来て下さった。今回は、加藤道子さんの朗読観や朗読の指導法を中心に話していただいた。



○高橋美江子さんとの会談(2)

 前半の1時間は、私がたまにチョッカイを出す他は、ほとんどは高橋美江子さんお一人で、師である加藤道子さんのことや、ご自身の朗読(語り)に関することを、話して下さった。後半の1時間は、会員の皆さんとの質疑応答と、私の直感(感性)と論理(理論)に関する見解の説明などを行なった。約2時間の会談であった。

 当初、高橋美江子さんは、私との個人的な面談を望まれていた。しかし、高橋美江子さんは「あやの会」を介して私をお知りになった経緯もあり、また、高橋美江子さんの有益なお話しを聴くせっかくの機会を「あやの会」の会員の皆さんと共有したい気持もあったので、今回のよう会談形式の場に来ていただいた次第である。

 帰途は会場の最寄の下神明駅から中延駅までご一緒したが、楽しい会談だったと言って下さった。高橋美江子さんは、ご自分が85歳であることを公言されている。ご本人から聴かなければ、とても信じられないほどお元気である。毎年の「朗読日和」では、作品を完全に暗記して「語り」を演じておられる。頼もしい先輩である。



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