館長の朗読日記1525/品川「あやの会」の朗読レッスン
館長の朗読日記1525 (戦後69年10月22日 新規)
○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(1)
昨日(10月21日)の10時00分から、品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンを行なった。今回は第2期・朗読ステップ3の9回目。レッスン台本は夏目漱石原作「硝子戸の中」と森鴎外原作「じいさんばあさん」の2本を併行してレッスンする3回目である。会員が2組に分かれ、2本の台本を各3回づつレッスンする。
このサークルの会員は大変に熱心で、レッスン日には毎回のように午後も同じ施設内で自主勉強会を予定している。2本の台本を3回づつやるのではレッスンが中途半端になるが、その分は当日午後の自主勉強会でカバーするので、全員が2本の台本のレッスンを是非とも受けたい、という。従って、私も張り切らざるを得ないのである。
ところで、前回からレッスン時間を10時00分〜12時00分と30分づつ後にずらした。時間的にギリギリだが便利なダイヤを利用したのだが、乗り継ぎがもう一歩のところで間に合わない。前回は電車が数分遅れたのでそのせいかと思ったが、今回は総てが順調だったのに間に合わなかった。どうやら電車を変えるしかないようだ。
○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(2)
私の朗読レッスンは、先ず「語りかける語り口」で朗読することを目指す。まったくの初心者でも平均3年前後でできるようになる。もちろん、もっと年数がかかる場合もある。今でもたまに冷やかすのだが、なかなかできない度合いは1期生の方が強かった。1期生はほぼ横一線だから、仲間の会員に良い見本が少なかったためである。
このサークルにも、その「語りかける語り口」がまだ完全には身についていない会員が数人いる。この「まだ完全には身についていない」という意味は、レッスンの過程で注意すると最後には「語りかける語り口」ができるのだが、次のレッスンになると元にもどってしまい、最初のうちはその「語りかける語り口」ができないのである。
私は「二十日鼠ではあるまいし、いくら一所懸命に走ったって、同じ輪っかの中をグルグル廻ってたんじゃ、少しも前に進めないじゃありませんか」と冷やかしたり、発破をかけたりする。実際、いくら「視点の転換」「場面イメージの造形」などを指導したって、この「語りかける語り口」が身につかなければ絵に描いた餅なのである。
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