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館長の朗読日記1527/千葉「わかば」の朗読レッスン

館長の朗読日記1527  (戦後69年10月24日 新規)



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)

 昨日(10月23日)の午後1時30分から、千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンを行なった。今回は第2期・朗読ステップ3の15回目。今回は、来年2月に開催する朗読発表会『ひとごろし』に向けたレッスンの3回目である。台本を前後に分け前半と後半を交互にレッスンしているが、今回は前半のレッスンの順番である。

 今回のレッスンのポイントは2つあった。まあ、そうはいってもいつものことだが。とにかく「語りかける語り口」が身につかないうちは、毎回毎回それができるようになるまで根気よく指導をしていく。今回のポイントの1つは、高く上に出る語り口である。自分では上げているつもりが上がっていない。自分では分からないのである。

 もう1つは、同じ登場人物のセリフの途中に地の文が挿入されている場合の朗読の仕方である。セリフと地の文との間の《間》の取り方とつなげ方の問題である。すでに8年以上もやっているはずの1期生でも《間》が十分に取れていない。自分では《間》を取っているつもりが取れていない。自分では分からないのである。全く!全く!



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)

 毎回毎回、高く上に出る語り口が不十分な2期生に、くり返し同じところをやり直させたら、かなり気を悪くしたらしく、プーとふくれながら、次回までに練習してきます、という。せっかく今やってあげているのだから、この場で出来るようになりなさいと出来るまでくり返させた。自分のノドで感じをつかまない限りできないからである。

 しばらく経って、セリフと地の文の《間》がなかなかうまくとれない1期生に、同じように自分のノドで感じてもらおうとくり返し同じところをやり直させた。あまり出来ないので本人が自分で吹き出してしまった。フッと先の2期生を見ると、朗らかな顔で笑っている。文字通り、さっきふくれていた烏が、もう笑っているのである。

 自宅では威厳のある母親でありおばあちゃんであろう会員の皆さんは、朗読レッスンの場ではにわかに若返るのか、かなり率直に、喜怒哀楽を表に出して、泣いたり笑ったりということになる。あるいは、そういう形で、自分の精神を解放しているのかも知れない。それとも、会員の皆さんはそれだけ真剣に朗読に取り組んでいるのかな?





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