館長の朗読日記1537/「第11回古代史セミナー〜古田武彦先生を囲んで〜」
館長の朗読日記1537 (戦後69年11月09日 新規)
○「第11回古代史セミナー〜古田武彦先生を囲んで〜」(1)
昨日(11月08日)と今日(11月09日)の2日間、八王子セミナーハウスで「第11回古代史セミナー〜古田武彦先生を囲んで〜」が開催された。私は、自分で古代史を研究しているわけではないが、古代史には大いに関心をもっている。特に、古田武彦氏の日本古代史研究は、これまで40年以上にわたって追跡してきている。
約10年ほど前までは、古田武彦氏の著書を購読する他は、単発的な講演会をときどき聴きに行くくらいの関係だった。しかし、約10年ほど前に、古田武彦氏の日本古代史以外の研究領域と私のライフワークの研究領域が、いくらか交錯したことがあった。そこで、私から書簡を発したのを機縁に、何回か書簡を交わす関係に変化した。
書簡の往復は2〜3回で終了した。しかし、それが一つのきっかけで、私は、毎年11月上旬に開催される「第11回古代史セミナー〜古田武彦先生を囲んで〜」に参加するようになった。すでに4〜5回は参加していると思う。八千代朗読サークル「新・みちの会」のレッスン日と日程が重なるので、その度に変更してもらっている。
○「第11回古代史セミナー〜古田武彦先生を囲んで〜」(2)
今年、古田武彦氏は米寿を迎えられた。体力はいくらか弱っておいでだったが、知力の方は相変らずの深さ鋭さを保持されていた。私のこともはっきりと覚えて下さっていて、今回、御著を2冊もいただくことができた。署名をお願いすると、丁寧に署名して下さり、過分なお言葉まで添え書きして下さった。大変ありがたいことである。
古田武彦氏の研究方法の一つは、文献の真偽性を徹底的に検証され、その文献が本物であることが確認された場合には、その内容を徹底的に解読される点にある。その解読方法は、私が朗読のために文学作品を解読する方法とかなり類似性がある。すなわち、当事者の立場で解読し、内容に矛盾があればそれを徹底的に解明するのである。
その基本的な発想&方法は、本物(真正)の学問とまったく同じ発想&方法なのである。すなわち、対象における問題点(謎)を発見し、その問題点を解明する(謎解きをする)こと、これである。朗読における私の作品解読は、三浦つとむと吉本隆明に加えて、古田武彦氏の研究内容をも、40年以上に追跡してきた成果も入っている。
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