館長の朗読日記1534/品川「あやの会」の朗読レッスン
館長の朗読日記1534 (戦後69年11月05日 新規)
○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(1)
昨日(11月04日)の10時00分から、品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンを行なった。今回は第2期・朗読ステップ3の10回目。2本のレッスン台本、夏目漱石原作「硝子戸の中」と森鴎外原作「じいさんばあさん」の併行レッスンの4回目である。会員を2組に分け、2本の台本を1組毎に3回づつレッスンしていく。
今回は4回目であるから、2組の会員同士が台本を交代する。したがって、各組の会員にとって、今回の台本は初読みということになる。もちろん、これまでの3回のレッスンでも、他の組の会員たちが今回の台本をレッスンしているのをいっしょに聴いている。だから、初読みといってもその台本を朗読する場合の勘所は分かっている。
現に、会員たちはそれぞれ、初読みとはとても思えないような朗読をしていた。ただ、会員によっては、体調が万全でなかったり、事情で視力が落ちてしまっている場合がある。読みにくい漢字にはふりがなを振るように指導しているのだが、そのふりがなが上手く読めないので、漢字がすぐに読めなかったり、読み違えたりしてしまう。
○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(2)
そういう会員も含め、このサークルの会員の皆さんはとても熱心であり、私のダメ出しやコメントに対する感度もすばらしい。そこで、私の方もつい力が入ってしまう。私の指導内容は8〜9割は、事前に構想しておいたものである。しかし、残りの1〜2割は、その場の思いつきやアドリブである。力が入ると、その部分が冴えてくる。
そういうときは、これは私の悪い癖なのだが、よく「今日の私のこのコメントは、我ながら冴えていますね」などとつい自讃してしまう。そうすると、会員の皆さんも心得たもので、お世辞まじりの拍手などをしてくれる。謹厳実直な人からすれば、見ちゃおれないだろうと思う。ただし、真面目で厳しい側面もちゃんとあるのである。
このサークルは、来年5月の朗読発表会には比嘉富子原作の『白旗の少女』を読み継ぎ形式で上演する。次々回のレッスン日には、その『白旗の少女』の台本を配布し、読み継ぎの朗読分担を告知しなければならない。台本の版下はすでにできている。しかし、印刷はこれからで、これがけっこうな作業である。朗読分担も神経を使う。
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