過去のイベント記録/戦後69年(2014年)後期
過去のイベント記録/戦後69年(2014年)後期
(戦後69年08月02日 新規)
(戦後69年09月11日 更新)
(戦後69年10月06日 更新)
(戦後69年10月25日 更新)
(戦後69年12月08日 更新)
(戦後69年12月21日 更新)
【過去のカレンダー】
12月14日(日)「響」朗読ライブ Vol 4 NEW!
/朗読の会「響」主催
12月09日(火)第7回「東百道・講演と朗読の会」 NEW!
〜太宰治の文学とその航跡(前死闘期)〜
/「感動をつくる・日本朗読館」主催
11月27日(木)ふなばし東老朗読会(第20回)
/船橋市東老人福祉センター主催
11月26日(水)ガーデン サロン 朗読会
/「ルルヴェ」主催
10月21日(火)第3回朗読倶楽部「満天星」朗読会
/朗読倶楽部「満天星」主催
10月19日(日)第7回「小さな朗読館・ちば」
/千葉朗読サークル「風」主催
9月30日(火)朗読漫画『花もて語れ』第13集発売
/片山ユキヲ作/東百道(朗読協力&朗読原案)/小学館
9月27日(土)朗読発表会『少年口伝隊一九四五』
/八千代朗読サークル「新・みちの会」主催
9月25日(木)ふなばし東老朗読会(第19回)
/船橋市東老人福祉センター主催
9月07日(日)第12回「品川朗読交流会」
/品川「あやの会」他2グループ共催
7月28日(月)朗読漫画『花もて語れ』の『週刊スピリッツ』連載完結
/片山ユキヲ作/東百道(朗読協力&朗読原案)/小学館
7月27日(日)習志野朗読サークル「茜」朗読発表会
/習志野朗読サークル「茜」主催
7月24日(木)ふなばし東老朗読会(第18回)
/船橋市東老人福祉センター主催
7月09日(水)第1回「小さな朗読〜感動をつくる朗読をめざして〜」
/「感動をつくる・日本朗読館」主催
7月06日(日)第1回「世田谷朗読交流会」
/「朗読の会・くれまちす」主催
7月01日(火)ボランティア朗読会『ホタル帰る』——特攻隊員と母トメと娘礼子——
/品川「あやの会」/於品川区立荏原第6中学校
【くわしい内容】
「響」朗読ライブ Vol 4 NEW!
雪降る前に賢治のぬくもりを part2
〜童話的な、あまりに童話的な〜
〔日時〕戦後69年(2014年)12月14日(日)
開場13時30分 開演14時00分 終演16時00分
〔会場〕緑が丘公民館(緑が丘プラザ内)4F講習室
〔アクセス〕
東葉高速線/緑が丘駅より徒歩4分
京成線/八千代台駅西口よりバス2番乗り場 緑が丘駅下車
〔プログラム〕
【第一部】癒しの小品集
さびしいクリスマス(村岡花子原作) 恵比寿 暦
詩 朗読(中原中也、谷川俊太郎原作) 依田紀美子
かけす(川端康成原作) 猪俣 智子
クリスマスプレゼント(沢木耕太郎原作) 守田 公子
永訣の朝(宮沢賢治原作) 須藤美智子
ぶらんこのり(いしいしんじ原作) 舘 はとみ
<休 憩>
【第二部】
北守将軍と三人兄弟の医者(宮沢賢治原作)
〔主催〕朗読グループ「響」
(元八千代朗読サークル「こちの会」会員有志が中心になって結成)
〔参加〕入場無料(要予約)
会場都合により予約お願いします
【お問い合わせ】047−459−3975(舘)
《館長のコメント》
この「朗読の会『響』」は旧「こちの会」の元会員が中心になって結成された自立的な朗読グループで、新会員もすでに2人入会している。年2回(5月と12月)のペースで定期的に朗読会を開催している。昨年12月に開催された「朗読の会『響』の朗読ライブ」Vol.2は、私は他の用事と重なって残念ながら聴きに行けなかった。
従って、緑が丘公民館の講習室で行なわれる朗読会は初めてであり、私も新鮮であった。確かに会場は普通の講習室なのだが、この建物は新しく建てられたばかりなので内装は綺麗であった。床は平らで舞台はないため、出演者と観客の高低もない。客席はパイプ椅子で50席くらい配置されていた。それが文字通り満席であった。
プログラムは2部構成で、1部は1人1作品形式の朗読であった。内容は小説の朗読が4つ、詩の朗読が2つであった。小説は原作者も内容もバラエティーに富んでいて、とても面白かった。小説の合間に詩の朗読が2回も入ったので変化があって、観客はいつも新鮮な気持ちで聴いていられた。構成的にも、とても良かったと思う。
2部は、宮澤賢治原作の「北守将軍と三人兄弟の医者」を5人で朗読した。朗読形式としては、ドラマリーディング形式と読み継ぎ形式を合わせたものであった。成程、こういうやり方もあり得るし、これはこれで大変に面白いと思った。朗読クラブ「満天星」のメンバーも聴きに来ていたが、かなり刺激を受けたようである。
この「朗読の会『響』」は、自立性の高いグループである。そういうグループの朗読会の場合、私はほぼ完全に1人の観客の立場、1人の朗読鑑賞者の立場で聴くことにしている。もちろん、朗読指導者あるいは朗読研究者の立場で聴いている部分もあるが、主な力点は観客の立場で聴く方にある。その意味でも、大いに楽しかった。
第7回「東百道・講演と朗読の会」 NEW!
〜太宰治の文学とその航跡(前死闘期)〜
〔日時〕戦後69年(2014年)12月09日(火)
開場13時00分 開演13時30分
〔会場〕千代田区立内幸町ホール
〔交通〕
○JR新橋駅(日比谷口)より徒歩4分(広場より階段を下りる)
○都営浅草線、銀座線:新橋駅7番出口に向かい内幸町地下通路(E方面)より徒歩5分
○都営三田線:内幸町駅A−5番出口より徒歩5分(広場より階段を下りる)
【注意】専用駐車場はありません。お車の方は新幸橋ビルなど周辺の有料駐車場をご利用ください
〔講演&朗読〕 東 百道
〔プログラム〕
【第1部】 講 演 「太宰治の文学とその航跡(前死闘期)」
<休 憩>
【第2部】 朗 読 「燈籠」「姥捨」
〔主催〕感動をつくる・日本朗読館
〔参加〕チケット予約券/2000円(事前にチケット予約券をお求めください)
チケット当日券/2500円
(全席自由/133席限定)
《館長のコメント》
当日は、かなり寒くはあったが、天気は快晴であった。今回の観客数は80人〜90人の中間くらいで、昨年とほぼ同じであった。半数は朗読サークルの会員だったが、半数は非会員の方々(会員の知人なども含む)であった。朗読サークルの会員はもちろん、非会員の方々も、その大部分がリピーターのような感じであった。
客席内にある種の一体感のような雰囲気が漂っていた。私の講演と朗読を、それなりに楽しむ気構えが会場全体に漂っているように感じられた。舞台と客席の一体感もあったと思う。第1部の講演は71分であった。一応70分を予定していたが、75分までは良しとしていた。それが、ほぼ予定時間で話し終えたのは嬉しかった。
朗読時間は、そう変動しない。最初の「燈籠」が23分前後、最後の「姥捨」が37分前後、それぞれの作品の朗読に入る前の間合いと前振りを合わせる計65分くらいになった。今回も、一部始終を録音録画し、BDとDVDに収録して製品化する。それを発行元/木鶏社、発売元/星雲社で、出版物の全国流通ルートにのせる。
今回は、録音録画を委託した上河弘之さん(kami企画)と相談して中央部分の座席の後部4列(44席分)を録音録画スペースとして全面閉鎖することにした。また、脇カメラを設置したコーナー(舞台に向って右側中間部の6席分)も閉鎖した。すなわち全183席のうち50席分を閉鎖したので、実質座席数は133席となった。
このところの観客数は80〜90人くらいに落着いてきた。今後は、それを何とか100人の大台に乗せたいと考えている。しかし、聴いていただいても、私の講演を理解し、面白いと受けとめてくれる観客でないと意味がない。また、私の朗読の良し悪しをキチンと評価し、感動できる耳のレベルをもった観客でないと意味がない。
私の主宰する「東百道・講演と朗読の会」は、どんな観客でも数が多ければ良いという類の芸能イベントではない。もちろん、いずれは観客の数がもっと多くなることを心から望んではいる。しかし、観客の数を増やすために、講演の内容や朗読の表現について観客に媚びるつもりはない。自分の確信している道を進むのみである。
それだけに、ほとんどがリピーターである現在の観客の皆様には心からの感謝と敬意の気持を抱いている。現在の観客の皆様により満足していただけるよう、さらに精進を重ねていくつもりである。また、単に観客であるばかりでなく、さまざまな形でこのイベントを支援して下さる朗読サークルの会員たちに心から感謝している。
特に、自身の大切な知人友人にこのイベントを勧奨して下さっている会員の皆さん、あるいは、当日のイベントの運営を午前中から支援して下さっている地元の品川朗読サークル「あやの会」の有志の皆さんには、心から感謝している。また朗読を通じてご縁のできた山梨県や東京都世田谷区や高知県の方々には心から感謝している。
さらに、宣伝用のチラシや講演資料の表紙にイラストを提供して下さった池田憲昭さんにも心から感謝している。また、ボランティアで池田さんの絵画やポストカードの展示&販売をして下さった方々にも心から感謝している。池田さんの展示&販売コーナーがあると、会場のロビーに明るく華やいだ雰囲気ができる。これが楽しい。
ふなばし東老朗読会(第20回)
〔日時〕戦後69年(2014年)11月27日(木)
開場13時00分 開演13時30分
〔会場〕船橋市東老人福祉センター・図書室
〔プログラム〕
「手袋を買いに」新美南吉原作 井上みつ江
「花の名前」向田邦子原作 山本淑子
「雪明り」藤沢周平原作 片桐瑞枝
〔主催〕船橋市東老人福祉センター
〔参加〕入場無料(定員20名)
《館長のコメント》
「ふなばし東老朗読会」(第20回)の報告が、船橋朗読サークル「はなみずき」の「ふなばし東老朗読会」担当役員からファックスで送信されてきた。この「ふなばし東老朗読会」は、これまでは船橋「はなみずき」が実質的に主催し、私が出演者を構想してきている。朗読会の実際の主催者は船橋市東老人福祉センターである。
私は、開催日時(奇数月の第4木曜日13時30分開演)が千葉朗読サークル「わかば」のレッスン日時と重なるために、これまでこの「ふなばし東老朗読会」に参加したことは1度しかない。今回(第20回)も、いつものように参加することができなかったのである。そこで毎回朗読会の模様をファックスで報告してくれる。
今回の観客は15名であったという。そのうち、初参加は2名であったという。逆にいえば、ほとんどがリピーターということになる。もはや皆さん顔なじみであるという。また、初参加者の1人からは、朗読レッスンの見学希望があったという。船橋朗読サークル「はなみずき」からは全部で10名の会員が参加したという。
今回の出演者は、船橋朗読サークル「はなみずき」が1人、品川朗読サークル「あやの会」からゲスト出演者が2名朗読した。三人の朗読は大変好評だったらしい。ところで、船橋朗読サークル「はなみずき」以外からゲスト出演者を招聘するのは今回が最後となる。来年からは船橋朗読サークル「はなみずき」が単独で朗読する。
つまり、これまでは隔月に朗読出演者を船橋朗読サークル「はなみずき」でまかなうことはできなかった。しかし、今は船橋朗読サークル「はなみずき」の会員数も実力も単独で担う力がついた。そこで、名実共に船橋朗読サークル「はなみずき」が単独で自立的に「ふなばし東老朗読会」を企画&運営することになったのである。
ガーデン サロン 朗読会
〔日時〕戦後69年(2014年)11月26日(水)
ランチタイム 11時30分〜12時30分(随時)
朗読開演 13時00分
〔会場〕貝殻亭 リゾート内
八千代市勝田台北2ー4ー1ー5
〔アクセス〕京成本線・東葉高速線「勝田台駅」北口から徒歩5分
〔プログラム〕
「こはだの酢」北原亜以子原作 糸久 初江
「うたかた」浅田次郎原作 内田 洋子
<休 憩>
「極楽」菊池寛原作 本間かおる
「蓑虫(みのむし)」 吉永裕恵子
「雛」芥川龍之介原作 助川 由利
〔主催〕「ルルヴェ」
〔問合せ〕043ー276ー5063 「ルルヴェ」本間かおる
《館長のコメント》
この「ガーデン サロン 朗読会」は、今年3月に開催された「Beat Sweet(ビートスイート)ティータイム朗読会」をさらに発展させたものである。貝殻亭という、八千代市内外でかなり有名なフランス料理店の軽食堂「貝殻亭ガーデンサロン」を会場にした、ランチとケーキ&飲物がついて2000円という朗読会である。
来場者は50人と「貝殻亭ガーデンサロン」の定員(約40人)をかなり超過する盛況であった。それでも、まだ何人もの来場希望者をお断りしたほどの人気であったという。朗読は、主催者「ルルヴェ」のレギュラー出演者の2人も、今回のゲスト出演者の3人も、それぞれの実力と心情に基づいたなかなかの出来栄であった。
もちろん、指導者の立場から聴くと、言いたいことはいろいろある。しかし、一般の観客の立場から聴くと、生のステージ朗読の魅力と迫力をかなり味わっていただけたのではないか。ところで、私はこの「ガーデン サロン 朗読会」に基本的に関与していない。しかし、過去の経緯から、本番直前のリハーサルには立合った。
しかし、直前リハーサルといっても、実際は時間に追われてマイク・テストをするのが精一杯であった。結局、私が個々の出演者のマイク設定を担当することになった。早い話しが、マイク係である。ところが、最後の最後に、司会者から朗読指導者として紹介され挨拶させられてしまった。これは、司会者の全くのアドリブである。
しかし、折角の機会だから、この時は私も図々しく今年12月に開催する第7回「東百道・講演と朗読の会」と来年1月に開催する第2回「小さな朗読館〜感動をつくる朗読をめざして〜」の宣伝をさせてもらった。そういう意味では、司会者のアドリブと私の図々しい自己宣伝はいわばアイコである。元々アバウトな運営なのだ。
とまれ、全体的には、和気藹々とした雰囲気の楽しいランチとケーキ&飲物付きの朗読会であった。来場者の皆さんは、それぞれ、楽しみ、かつ、満足して帰られたのではないかと思う。もちろん、初めてこういう朗読会に来た来場者と、いろいろな朗読会を聴き歩いている来場者では、自ずから受け取り方が違ったと思うけれど。
第2回朗読倶楽部「満天星」朗読会
〔日時〕戦後69年(2014年)10月21日(火)
開場13時00分 開演13時30分
〔会場〕船橋市市民文化創造館(きららホール)
〔プログラム〕
1「偉丈夫」藤沢周平原作 成川洋子
2「三つ星の頃」野尻抱影原作 小林正子
3「喪が明ける」梅原満知子原作 櫻井芳佳
4「みみをすます」他 江本なつみ
谷川俊太郎、北原白秋、中原中也他原作
<休 憩>
5「夕靄の中」山本周五郎原作 上田悦子
6「わかれ道」樋口一葉原作 誉田信子
7「うたかた」浅田次郎原作 大野栄子
(司会進行:大野栄子〜成川洋子)
〔主催〕朗読倶楽部「満天星」
〔参加〕入場無料(全席自由)
《館長のコメント》
この日は午前中に品川朗読サークル「あやの会」のレッスンがあった。そこで会場に直に駆けつけたのだが、残念ながら開演時間にはかなり遅れてしまった。朗読はようやく3番目の途中から聴くことができた。終演から打上げ会までの間に聴きそびれた朗読の録音を聴いたが、やっと1番目の朗読を聴くだけの時間しかなかった。
朗読会そのものは大盛況であった。観客は180人くらいであった。前回も観客が多くて大盛況であったが、今回の観客数はそれをさらに上回っていた。すごい観客数だねと感心したら、それなりの努力をしているという応えが返ってきた。来場者名簿に住所を記入してくれた人全部に、案内状を郵送しているという。なるほど!
「朗読くらぶ『満天星』」の第3回Liveに対する講評を依頼され、終演後に行なわれた打上げ会に参加した。この「朗読くらぶ『満天星』」の7人のメンバーとは、すでに丸々11年のお付き合いである。メンバー同士はもちろん私ともお互いの気心が分かっているから、和気藹々としている。本当に心楽しい打上げ会であった。
個々のメンバーの朗読についてそれなりに講評をした。ただし、台本なしで聴いたので、あまり具体的な内容には言及できなかった。かなり辛口の講評をしたが、私の辛口に慣れているだけでなく、満天星の普段の勉強会ではもっと厳しい相互啓発をしているせいか、皆、平然と聴いていた。さすが朗読歴11年目のベテランである。
第1回目と第2回目にも、朗読レベルをグッと上げたメンバーがいたが、今回の3回目にもそういうメンバーがいた。そのメンバーは11年前に全くの初心者として入会してきたばかりではなく、身体がかなり不調だった。声が弱々しく、自分で署名もできなかった。それが、今回は会場全体に響き渡るような声でセリフ表現していた。
ただし、他のメンバーの朗読表現は前回に比べて目立った伸びが感じられなかった。普段の勉強会では、かなり厳しく相互啓発を図っているそうだが、多少、基本が疎かになっている気配を感じた。基本とは、高く上に出ていく語り口のことである。ベテランになると、いろいろなことをしたくなって、基本が疎かになったものか。
どんなにベテランになっても、どんなに朗読や舞台に慣れてきても、基本を疎かにすると朗読表現が雑になってしまうと注意した。観客に心から訴える気持を込めて精一杯に語りかける朗読を忘れてはならない。「満天星」にはそういう人はいないが、自称プロの朗読者は上から目線で朗読する場合がある。そういうのは駄目だ。
今回は、詩の朗読があった。詩の朗読の場合には、視点の転換、イメージの転換、心情の転換、要するに詩を表現する側の認識の転換が大切である。そういうことを吉本隆明の言葉を引用しながら強調した。心から観客に語りかけ、訴えかけて、そのような表現する側の認識の転換を観客に共有してもらうような表現が必要である。
また、セリフ表現がとても上手なメンバーに対しても、そのセリフ表現をさらに際立たせるために、また、作品全体としての感動を深めるためにも、地の文の表現が大切であることを強調した。さらに、セリフ表現と地の文の表現の組み合わせ方、統一のさせ方が大切である、と。ま、打上げの場には相応しくない講評ではあった。
第6回「小さな朗読館・ちば」
〔日時〕戦後69年(2014年)10月19日(日)
開場13時00分 開演13時30分
〔会場〕千葉市生涯学習センター・メディアエッグ(地下)
〔プログラム〕
1「六の宮の姫君」芥川龍之介原作 花崎ななみ、松尾佐智世
藤田多恵子、村井とし子、助川由利、吉田光子(朗読順)
2「ドンドコ山の子ガミナリ」斎藤隆介原作 小田志津子
3「おそすぎますか?」田辺聖子原作 細川美智子
<休 憩>
4「溝」江國香織原作 杉山佐智子
5「父とガムと彼女」角田光代原作 内嶋きみ江
6「猿若町月あかり」藤沢周平原作 内田升子
7「みのむし」三浦哲郎原作 吉永裕恵子
〔企画・朗読指導・演出〕 東 百道
〔主催〕千葉朗読サークル「風」
〔参加〕入場無料(予約整理券が必要/全席自由)
《館長のコメント》
今回の観客は約70人であった。会場(メディアエッグ)の客席数が80席だから多少の空席があった。サークル会員と私は9時30分に集合し、会場の設営やら直前のリハーサルその他の準備をした。会場の設営に関してはサークルの皆さんは完全に自立的にやっていた。ここ数年は私はただ立合っているだけの傍観者に徹している。
直前のリハーサルも傍観者に徹しようと考えていたのだが、とうとう我慢が出来ずに口を出してしまった。もちろん、皆さんはかなり仕上げてきているのだが、最後の一点を詰め切っていない感じがしたのである。その効果は著しかった、と私は思っている。本番では見事に私の直前のダメ出しを消化し、なかなかの朗読をしていた。
最後の舞台挨拶で、私は、このサークルも10年の節目を迎えたこと、絶対的なレベルはともかく1年1年少しづつでも着実に上達している点が私の誇りに思っている点であるという趣旨のことを述べた。毎回聴きに来て下さっている観客の方々は、私の言葉に同意して下さったようである。ロビーでそう明言して下さった方もいた。
打上会の会場に移動する前に、観客の帰った会場で大まかな講評会をやった。私がざっと講評し、後は会員が1人づつ感想&意見を述べていった。講評の内容とそれに対する反応で、会員1人1人の今のレベルが分かるものだ。その意味でこのサークルの会員はなかなかレベルが高くなったと感心した。やはり10年は伊達でない。
打上会は楽しかった。1期生はもちろん2期生も大いに談笑していた。これはどのサークルも同じだが、1期生には2期生の上達ぶりが驚異のようである。しかし1期生の欠点もキチンと指摘していた。2期生も1期生の朗読レベルの高さ、指摘の鋭さが驚異のようである。これはサークル全体のレベルが向上した証左であろうか。
朗読漫画『花もて語れ』単行本(第13集)発売
〔発行日〕戦後69年(2014年)9月30日(火)
〔出版社〕小学館
〔目 次〕
第102話 瓶詰地獄(12)
第103話 蜜 柑(1)
第104話 蜜 柑(2)
第105話 蜜 柑(3)
第106話 蜜 柑(4)
第107話 蜜 柑(5)
第108話 蜜 柑(6)
第109話 蜜 柑(7)
第110話 小さき者へ(1)
最 終 話 小さき者へ(2)
〔作 者〕 片山ユキヲ
〔朗読協力・朗読原案〕東百道(日本朗読館)
〔カバー・デザイン〕黒木香+ベイブリッジ・スタジオ
〔単行本編集責任〕高島雅
〔定 価〕 637円(税込み)
《館長のコメント》
芥川龍之介原作「蜜柑」は主人公・佐倉ハナが朗読コンクールの自由課題として朗読する。朗読的にはすでに朗読ステップ1〜6までは辿り終えたので、最後に朗読の原点を再確認することにしている。すなわち「視点の転換」の重要性と作品を深く解読して作品世界のイメージ(場面と心情)を豊かに創造する重要性の2点である。
その意味で、この「蜜柑」の朗読シーンは完結号にふさわしい朗読的な内容であった。また漫画表現としても完結号にふさわしい出来栄だった。また担当編集者と資料調査スタッフの立場からしても、芥川龍之介原作「蜜柑」の中で小娘が蜜柑を撒いた踏切の場所を現地調査の末に特定するなど完結号にふさわしい仕事ぶりだった。
ところで、第11集〜第13集で主人公・佐倉ハナが朗読コンクールに参加するが、この朗読コンクールに対する私の考え方をここで改めて明確にしておきたい。今の日本でもかなりアチコチで朗読コンクールが開催されているようだ。朗読者がそれに参加するのは自由だが、その結果にあまり一喜一憂する必要はないと私は考える。
なぜなら、今の日本の朗読文化はまだ全く低い段階にあり、真に芸術的な朗読を的確に審査できる審査員など今の日本にはほとんど存在していないからだ。放送アナウンサー出身者の朗読観も、演劇出身者の朗読観も、そのレベルはまだ全く低い。朗読の原点であり土台である筈の、文学作品の解読方法すら全く確立されていない。
従って、他人の朗読表現を的確に聴き取る認識能力をもった審査員も、今の日本にはほとんど存在していないことになる。その点で、クラシック音楽とは全く事情が違っている。私は『花もて語れ』で朗読コンクールを扱うことにも反対であった。しかし『花もて語れ』を物語的に盛上げるためにはぜひ必要だということであった。
この第13集(最終完結号)においては、片山ユキヲさんが巻末のオマケ漫画の中で朗読漫画『花もて語れ』を制作面で協力した方々の紹介をしている。私も「朗読原案」者として紹介された。自宅におけるレクチャー場面では、家人まで紹介されている。私も家人も、オマケ漫画とはいえ漫画に描かれるとは全く想定外であった。
また担当編集者の高島雅さんはもちろん、資料調査やレクチャーのテープ起し、あるいは取材メモの整理などに手腕を発揮したライターの安井洋子さん、単行本の表紙などをデザインしたデザイナーの黒木香さんも紹介されていた。またアシスタントの方々やその他の協力者もそれぞれ丁寧に紹介されている。これは良い記念となる。
オマケ漫画の冒頭で片山ユキヲさんは読者の皆様へのお礼を丁寧に記している。私もこの場で朗読漫画『花もて語れ』の読者の皆様に心からのお礼を申し上げる。またネット上で好意的なレビューを書いて下さった皆様。この『花もて語れ』を高く評価して広く紹介して下さった皆様。マスコミ等で取り上げて下さった皆様にも。
朗読発表会『少年口伝隊一九四五』
〜第2期・朗読ステップ5修了記念〜
〔日時〕戦後69年(2014年)9月27日(土)
開場13時00分 開演13時30分
〔会場〕八千代市勝田台文化センター・ホール(3階)
〔演目〕
野坂昭如原作『凧になったお母さん』
井上ひさし原作『少年口伝隊一九四五』
〔プログラム〕
【第1部】 凧になったお母さん
<休 憩>
【第2部】 少年口伝隊一九四五
〔出演〕
篠原知惠子、冨田博子、守田公子、植本眞弓、市川すすむ、竹川則子、小林正子、吉崎瑠璃子、大塚拓一、江本なつみ(朗読順/八千代朗読サークル「新・みちの会」の会員)
〔台本・朗読指導・演出〕 東 百道
〔舞台演出〕 江本なつみ
〔主催〕八千代朗読サークル「新・みちの会」
〔参加〕入場無料(全席自由)
《館長のコメント》
今年は、昨年のように台風に襲われることなく、爽やかな秋晴れに恵まれた。そのためであろう、来場者は受付に記帳した方々だけで145人。開演後にも遅れて会場に入ってきた来場者も結構いたから、実際は160人くらいにはなっていたと思う。昨年の約100人に比べればかなりの盛況だった。設定した客席数は264席。
今回は、舞台照明や出演者の舞台への登場の仕方や配置、最後の舞台挨拶への移行の仕方などについて、舞台演出的な工夫を色々と試みた。反面、バック音楽は各作品の最初と最後を除いて全くつけなかった。観客の皆様に、聴覚の方は朗読に集中していただくためである。出演者の朗読水準がかなり上がってきたためでもある。
朗読時間は全体で100分、ほぼ予定通りだった。第1部が野坂昭如原作「凧になったお母さん」。朗読の出来栄は、練習時に比べて格段に良かった。第2部は井上ひさし原作「少年口伝隊一九四五」。これも、朗読の出来栄は、練習時に比べて格段に良かった。ただ、少年3人のセリフ表現はまだまだ互いの違いが不鮮明だった。
昨年の藤原てい原作『流れる星は生きている』も朗読的にかなりむずかしかったが、今年の「凧になったお母さん」と「少年口伝隊一九四五」はさらにむずかしかった。特に「少年口伝隊一九四五」の方は内容も構成もかなり変則だったばかりではなく、3人の少年の性格の違いも表現する必要がある。特に《間》が不可欠である。
原作そのものも朗読劇を念頭にかかれており、その場合には3人の少年は別々の出演者に配役される。しかし私の志向する朗読は1人の朗読者が3人の登場人物のセリフをすべて独りで表現する。全員で読み継ぐ場合でも、1人の会員が分担する箇所に登場人物が何人出てこようがその箇所はその朗読者がすべて独りで朗読する。
1人の朗読者が、少年と若い女性と老人の男のセリフを自然な声出しと語り口で表現し分けることはむずかしい。しかし、同じ年代だが性格の違う3人の少年のセリフを自然な声出しと語り口で表現し分けることはさらにむずかしい。今回の出演者でそれがほぼ出来ていたのは1人だけであった。それくらいむずかしい台本である。
今回は舞台演出をその1人である江本なつみさんにお願いした。実際は江本さんと私とで相談しながらやったので、共同演出というべきかも知れない。江本さんは、会員の自主練習会のときにも、他の会員にいろいろとアドバイスをしてくれたようだ。その自主勉強会を何回も積み重ねていく過程で、会員の結束も強くなっていった。
終演後の打上げ会で、会員は皆かなり疲労しているようだった。それでも、会員の皆さんはとても和気藹々として大いに話しが弾んだ。今年で11年目の1期生や、すでに5年間のレッスンを経た2期生はもちろん、少し前に他のサークルから転入してきた会員や全くの新規入会者も、今やこのサークルにすっかり馴染んだ様子だった。
ふなばし東老朗読会(第19回)
〔日時〕戦後69年(2014年)9月25日(木)
開場13時00分 開演13時30分
〔会場〕船橋市東老人福祉センター・図書室
〔プログラム〕
「利休にたずねよ」山本兼一原作 小林いさを
「秋」芥川龍之介原作 亀田和子
「芋羊羹」内海隆一郎原作 山本扶美子
〔主催〕船橋市東老人福祉センター
〔参加〕入場無料(定員20名)
《館長のコメント》
今回も「ふなばし東老朗読会」担当役員が、朗読会の模様をファックスで報告してくれた。観客は事前の申込みが19名、実際の観客は14名と若干少なかったようだ。やはり大型台風16号が来るという前日までの天気予報と当日午前の時折の土砂降りが影響したようである。今回の観客14名のうち初参加は3名だったという。
実質的に企画&運営をまかされている船橋朗読サークル「はなみずき」の会員が、出演者を除いて9名も参加したというから、会場の図書室(定員20名)は十分に満杯の雰囲気になったと思う。観客14名のうち11名はリピーターだから、会員ともかなり顔なじみになっており会場全体がリラックスムードに包まれていたという。
朗読は三作品とも好評だったらしい。今回も朗読の後で常連のリピーターと出演者の間で活発な質疑応答や意見&感想の交換があった。常連は文化部を自称し、船橋市東老人福祉センターを利用しに来る人たちにこの「ふなばし東老朗読会」の宣伝と勧誘をしてくれているらしい。真にありがたくも心嬉しい関係ができているようだ。
第12回「品川朗読交流会」
〔日時〕戦後69年(2014年)9月07日(日)
開場13時00分 開演13時30分
〔会場〕東京都品川区中小企業センター・レクレーションホール
〔プログラム〕
1.朗読サークル“こだま”
「真珠」三島由紀夫原作
2.朗読の会「宙」
「海からの贈りもの」安房直子原作
「倫敦搭」夏目漱石原作
3.品川朗読サークル「あやの会」
「幸福の彼方」林芙美子原作 赤塚弘子
「蜜柑」芥川龍之介原作 岡林和子
「昼日中」森銃三原作 白澤節子
〔主催〕朗読サークル“こだま”
朗読の会「宙」
品川朗読サークル「あやの会」
〔参加〕入場無料(全席自由)
《館長のコメント》
当初、私は家人とこの「品川朗読交流会」を聴きに行くつもりであった。しかし結局、体調保持や他の仕事を優先して参加を見合わせた。ところが、当日の夜に、品川朗読サークル「あやの会」の渉外責任者の会員がこの交流会の模様を電話で知らせてくれた。参加者は全部で65人ほどで予想よりも少なかったということだった。
公演はプログラムのとおりに無事に終了したという。出演した3つの朗読グループは、それぞれに工夫をこらしたり、練習を重ねた成果を発表し、お互いの良いところを学び合う。内心は、対抗意識もあるだろうし、相手の短所や欠点を批判したい気持ちもあると思う。しかし「品川朗読交流会」の意義と目的を全員が理解している。
円滑で円満な運営をおこなうために、3グループがある点は議論を重ね、ある点は互いに譲り合い、ある点は意見を統一させて、これまで順調に「品川朗読交流会」を定期開催してきた。朗読時間の配分も3グループで平等に分け合ってきたが、今回は「あやの会」の朗読が制限時間をいささかオーバーしてしまった、と反省していた。
これまでも、どこかのグループが制限時間をオーバーした場合もあったが、多少のことはお互い許容し合ってきたらしい。しかし、朗読の制限時間は、皆が神経質なくらい遵守すべきだ、というのが私の持論である。それは個人同士であれ、グループ同士であれ、お互いが遵守するという気持ちを持つと朗読会がうまくいくからである。
朗読漫画『花もて語れ』の『週間 BIG COMIC スピリッツ』連載完結
〔発売日〕戦後69年(2014年)7月28日(月)
〔出版社〕小学館
〔連載完結誌〕『週間 BIG COMIC スピリッツ』2014年35号(2014年7月28日発売)
〔最終話〕第111話 小さき者へ(2)
〔作 者〕 片山ユキヲ
〔朗読協力・朗読原案〕東百道(日本朗読館)
〔担当編集者〕高島雅
《館長のコメント》
この第111話&最終話は、主人公・佐倉ハナにが朗読コンクールで芥川龍之介原作「蜜柑」を朗読した6年後、そのエピローグの後半部分である。この朗読漫画『花もて語れ』は、主人公・佐倉ハナが新たな門出を記念する朗読会で、この漫画の最後の朗読作品となる有島武郎原作「小さき者へ」を朗読するシーンで総て終わる。
これまで4年間続いた連載が完結するのは寂しい。しかし、この朗読漫画『花もて語れ』は、全体的に引き締まった日本漫画の一傑作として完結したと思う。朗読的には一環して私の「朗読の理論」の基本が土台となっていた。特に私が提唱している朗読の上達過程(ステップ1〜6)が朗読的な主軸とした物語展開となっていた。
私の「朗読の理論」をかなりキチンと描き込んでくれたので、拙著『朗読の理論』の副読本(解説書)としても読めるものになった。その結果、これまでの日本になかった新たな「朗読の理論」の啓蒙書(普及書)の役割も期待できるものとなった。日本の朗読文化にはもちろん、日本の学校の国語教育にも寄与し得る内容になった。
習志野朗読サークル「茜」朗読発表会
〜朗読ステップ1〜6修了記念〜
〔日時〕戦後69年(2014年)7月27日(日)
開場13時00分 開演13時30分
〔会場〕習志野市市民会館
〔プログラム〕
1「ひめゆりたちの祈り」 石津谷法子
2「花咲き山」斎藤隆介原作 今関研一郎
3「八 郎」斎藤隆介原作 平野かほる、山本時子
4「ざしき童子のはなし」宮澤賢治原作 すわ麦穂
5「善女のパン」オー・ヘンリー原作/大久保康雄訳 飯田三美
6「走れメロス」太宰治原作 大嶋京、西山洋子、鈴木邦子
<休 憩>
7「赤いテープ」〜赤羽礼子&石井宏原作『ホタル帰る』より 下屋美樹子
8「もんがく」斎藤隆介原作 松本恵、石田和美
9「いちょうの実」宮澤賢治原作 千名和子
10「ちんちん小袴」小泉八雲原作/池田雅之訳 糸久初江
11「虔十公園林」宮澤賢治原作 央 康子、遠藤昌子、土田和子
〔企画・朗読指導・演出〕 東 百道
〔主催〕習志野朗読サークル「茜」
〔参加〕入場無料(全席自由)
《館長のコメント》
今回の来場者数は約150人であった。高齢の来場者も何人か見かけたが、暑い中をわざわざお出かけいただいて、ありがたい限りであった。今回は、何はともあれ朗読ステップ1〜6(6年間)の全カリキュラムをやり遂げた終了記念の朗読発表会であった。そのため上演時間は約3時間(13時〜16時)と少し長めになった。
会場はエアコンが効いていたが、それにしても猛暑の午後に約3時間もの朗読を聴くのは大変だったと思う。最後まで聴いて下さった来場者の皆さまには、心から感謝している。肝心な朗読は、これまでの練習に比べてもっともよい出来栄であった。しかし絶対的なレベルとしてはまだまだであった。今後に期するもの大である。
今回は、朗読ステップ1〜6(6年間)終了記念の朗読発表会であり、これを機に5人の会員が習志野朗読サークル「茜」を退会することになった。1期生は全部で11人いたから、そのうちの6人が2期の朗読ステップ1〜6に進むことになった。すでに新規入会した2期生が6人いるから、2期突入の会員数は12人である。
1期生が6人いれば習志野朗読サークル「茜」としての継続性は何とか保たれると思う。また新規入会した6人にしても、すでに半年〜1年のレッスン(1期の仕上げの朗読ステップ6)は経験しているから、習志野朗読サークル「茜」の雰囲気にはかなり馴染んでいる。サークルとしての一体感はすでに十分にでき上がっている。
今回の朗読発表会が朗読ステップ1〜6(6年間)終了記念ということもあって、途中で退会した1期生のほとんど(4人)が聴きに来てくれた。何年かぶりで再開したのだが、何だかそんな気がしなかった。つい最近まで朗読レッスンしていたような感覚であった。今回退会した5人の会員に対する感覚は、より深いものがある。
ふなばし東老朗読会(第18回)
〔日時〕戦後69年(2014年)7月24日(木)
開場13時00分 開演13時30分
〔会場〕船橋市東老人福祉センター・図書室
〔プログラム〕
「一つの花」「ぬまをわたるかわせみ」今西祐行原作 御代川裕子
「仙人」芥川龍之介原作 遠田利恵子
「幸福の彼方」林芙美子原作 赤塚弘子
〔主催〕船橋市東老人福祉センター
〔参加〕入場無料(定員20名)
《館長のコメント》
「ふなばし東老朗読会」(第18回)の報告が、船橋朗読サークル「はなみずき」の「ふなばし東老朗読会」担当役員からファックスで送信されてきた。この「ふなばし東老朗読会」は、これまでは船橋「はなみずき」が実質的に主催し、私が出演者を構想してきている。ただし、実際の主催者は船橋市東老人福祉センターである。
私は開催日時(奇数月の第4木曜日13時30分開演)が千葉朗読サークル「わかば」のレッスン日時と重なるために、これまでこの「ふなばし東老朗読会」に参加したことは1度しかない。今回(第18回)も、まことに残念ながら参加することがかなわなかった。「ふなばし東老朗読会」(第18回)は無事に終了したという。
来場者は20名、そのうち新規来場者は3名、ほとんどがリピーターであったという。今回は他に東京で朗読活動をしているという若い男性が1人見学にきた。また「はなみずき」から12人が参加したから、聴き手は30人超である。朗読の後で、常連の来場者と出演者の間で活発な質疑応答や意見&感想の交換があったという。
さらに終演後には、主催者・船橋市東老人福祉センターの一室で、出演者と船橋「はなみずき」の参加者、そして遠く東京から来てた若い男性の見学者が、麦茶や来場者がさし入れてくれたお菓子を飲食しながら歓談したという。朗読者にとって、また朗読会を実行する者にとって、そういう歓談の一時が最高の楽しみなのである。
第1回「小さな朗読〜感動をつくる朗読をめざして〜」
=「八千代市民文化福祉基金(通称/ジロー基金)」助成対象事業=
〔日時〕戦後69年(2014年)7月09日(水)
開場13時00分 開演13時30分
〔会場〕八千代市東南公共センター・ホール(5階)
〔プログラム〕
1「虹の空」藤沢周平原作 久保田和子
2「葉っぱのフレディ」レオ・バスカーリア原作 吉崎瑠璃子
3「死神どんぶら」斎藤隆介原作 志村葉子
<休 憩>
4「富士を見て」阿久悠原作 吉永裕恵子
5藤沢周平原作『三屋清左衛門残日録』シリーズ(第1話)
「醜女(しこめ)」藤沢周平原作 東 百道
〔司会進行〕 飯野由貴子
〔企画・構成〕 東 百道
〔主催〕「感動をつくる・日本朗読館」
〔参加〕 入場券1000円(予約販売&当日販売/全席自由)
【「八千代市民文化福祉基金(通称/ジロー基金)」助成対象事業】
「八千代市民文化福祉基金(通称/ジロー基金)」は、かつてフランスのシャンソン歌手イベット・ジローが八千代市でチャリティコンサートをやった際の収益金を原資に、その他の寄付金をも加えて、昭和61年に誕生した文化福祉基金です。毎年、申請のあった文化・福祉活動の中から2件程度を選定して、助成しています。この「小さな朗読〜感動をつくる朗読をめざして〜」は、平成25年度の「八千代市民文化福祉基金(通称/ジロー基金)」助成対象事業に選定されました。
《館長のコメント》
何とか無事に第1回「小さな朗読館」を開催することができた。来場者数は約130人。4人のゲスト出演者は、いずれもリハーサルの時に比べて格段に良い朗読をしていた。本番に強いというか、本来、朗読は聴き手あってのものであるからであろう。ご来場いただいた観客の皆様からも大変に好評であったので、ホッとした。
こういう形の朗読会は初めてだし、使用した会場も初めてだったから、会場の設営、朗読会の運営、舞台上あるいは舞台裏の諸々について、細かい失敗や手違いは色々とあった。しかし、もともと私は格式張らずにアットホームな朗読会にしたいと思っていたから、それらを含めても、まあまあの出来ではなかったかと思っている。
とにかく終演以降、私は疲労困憊の状態である。何しろ会場の設営(特に客席としてのパイプ椅子の配置)、音響装置の設置&調整(私の手持ちの音響装置を持ち込んだので私が専ら設置&調整役)、冒頭の挨拶からバック音楽の音出し、全体的な舞台進行、そして、最も肝心な朗読表現まで、総てに私はかかわっていたのだから。
第1回「世田谷朗読交流会」
〔日時〕戦後69年(2014年)7月06日(日)
開場12時00分 開演12時30分 終演16時00分(予定)
〔会場〕調布市文化会館たづくり8F映像シアター
東京都調布市小島町2−33−1 ☎042−441−6111
〔交通〕京王線調布駅下車 南口から徒歩3分
〔プログラム〕
【第1部】
「厩火事」(落語) 林 恭枝
「はしるってなに」和合亮一原作 茂木博子、小川さゆり
「夕焼け」吉野弘原作 橋元隆子
「トマトと氷水」池波正太郎原作 清水紀美子
「本当の下町」多田富雄原作 吉野美津子
【第2部】
「あだ桜」向田邦子原作 春宮美智子
「りゅうりぇんれんの物語」茨木のり子原作 伊藤葉子、紙上静子
【第3部】
「むく鳥のゆめ」浜田廣介原作
「壇ノ浦残花抄」安西篤子原作
飯田鈴美、友野孝子、渋川志津江、飯倉久江、横内一美
〔参加団体〕「朗読の会・くれまちす」
「すずの会」
「朗読ボランティアグループのぞみ」
〔主催〕「朗読の会・くれまちす」
〔参加〕入場無料(全席自由)/定員100名
〔お問い合わせ〕
「朗読の会・くれまちす」☎042−843−2326 紙上(しがみ)
「すずの会」☎03−3483−0885 横内
「朗読ボランティアグループのぞみ」☎03−3421−4633 豊田
《館長のコメント》
とても残念だったが、私はこの第1回「世田谷朗読交流会」を聴きに行くことができなかった。私が主宰する第1回「小さな朗読館」が間近に迫っていたので、その準備に集中していたからである。後で「朗読の会・くれまちす」の林恭枝さんが、お電話で開催模様を知らせて下さった。大盛況(観客数100人)だったようだ。
複数の朗読グループが自発的に1つの朗読会を開催することは、とても貴重な試みだが、それを実現するには多くの努力が要る。まして、それを定期的に開催しつづけていくことは大変な努力が要る。今後ともこの「世田谷朗読交流会」を末永く継続していっていただきたい。何ごとも「継続は力」である。どうぞ頑張って下さい。
ボランティア朗読会『ホタル帰る』
——特攻隊員と母トメと娘礼子——
〔日時〕戦後69年(2014年)7月01日(火)
〔会場〕品川区立荏原第6中学校/教室
〔演目〕赤羽礼子・石井宏原作『ホタル帰る』
〔プログラム〕
1回目『ホタル帰る』 8時50分 〜 9時40分
2回目『ホタル帰る』 9時50分〜10時40分
3回目『ホタル帰る』 10時50分〜11時40分
〔出演〕
赤塚弘子、木下徳子、片桐瑞枝、山本扶美子、志村葉子(品川朗読サークル「あやの会」の会員有志5人)
〔台本〕 東 百道
〔参加〕品川区立荏原第6中学校/生徒
《館長のコメント》
品川朗読サークル「あやの会」の会員の有志5人が、品川区立荏原第六中学校の3年生(品川区では小中一貫学習として9年生と称している)の社会科の授業の一環として、先の大戦時の特攻隊の悲劇をテーマにした『ホタル帰る』を、読み継ぎ形式で上演した。今回は品川ケーブルテレビのナレーターとコラボという形であった。
品川区立荏原第六中学校の3年生は3クラスあるので、それぞれのクラスで上演した。その上演模様を品川ケーブルテレビが放送したものを、ある会員が録音録画したDVDをいただいた。それを視聴したところ、会員有志の皆さんは、品川ケーブルテレビのプロのナレーターの朗読にヒケをとらない、良い朗読表現をしていた。
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