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2016年10月

最新のイベント情報(朗読会などのご案内) 第166版

最新のイベント情報(朗読会などのご案内) 第166版
                  (戦後71年10月30日 更新)




【カレンダー】



●戦後71年(西暦2016年)



11月24日(木)ふなばし東老朗読会(第32回) NEW!
 /船橋市東老人福祉センター主催



●戦後72年(西暦2017年)



1月24日(火)朗読入門講座(第1回) NEW!
 /大田文化の森運営協議会主催

1月31日(火)朗読入門講座(第2回) NEW!
 /大田文化の森運営協議会主催



【くわしいご案内】



●戦後71年(西暦2016年)



ふなばし東老朗読会(第32回) NEW!

〔日時〕戦後71年(西暦2016年)11月24日(木)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市東老人福祉センター・和室

〔プログラム〕

「蜜柑」芥川龍之介原作         鳥海治代
「タイムリミット」辻村深月原作      平松  歩
「ままや繁昌記」連城三紀彦原作  遠田利恵子

〔主催〕船橋市東老人福祉センター

〔参加〕入場無料(定員20名)

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にもどうぞ
    047−487−3721 (東)



●戦後72年(西暦2017年)



「朗読入門講座」  NEW!
〜大田文化の森運営協議会主催公募企画事業〜

〔日時〕

第1回 戦後72年(西暦2017年)1月24日(火)
     開場14時00分 開演16時30分

第2回 戦後72年(西暦2017年)1月31日(火)
     開場14時00分 開演16時30分

〔会場〕大田文化の森・第2集会室(4階)

〔内容〕

第1回 ① 朗読の基本について(資料)
     ② 文学作品の朗読的な読み方(教材:斎藤隆介原作「花咲き山」)
第2回 ミニミニ朗読レッスン(教材:斎藤隆介原作「花咲き山」)

〔講師〕東百道(ひがし・ももじ)

○朗読研究 

 単行本『朗読の理論』(木鶏社)日本図書館協会選定図書
 単行本『宮澤賢治の視点と心象』(木鶏社)「朗読のための文学作品論」シリーズ第1作
 朗読漫画『花もて語れ』(小学館)漫画/片山ユキヲ+朗読協力&朗読原案/東百道

○朗読指導

 品川区、八千代市、船橋市、習志野市、千葉市で6つの朗読サークルを指導

○朗読公演

 朗読会を船橋市民文化創造館(きららホール)で年3回定期公演

〔募集対象〕どなたでも(未就学児同伴不可)

〔募集人数〕抽選で35名まで

〔募集締切〕2017年1月10日(火)

〔参加費〕500円(2回分/資料&教材費込み)

〔主催〕大田文化の森運営協議会

〔参加方法その他のお問合せ〕

 大田文化の森運営協議会(平日9時〜17時)
   03−3772−0770





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館長の朗読日記1915/千葉「わかば」の朗読レッスン

館長の朗読日記1915  (戦後71年10月28日 新規)




○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)

 昨日(10月27日)の13時30分から、千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンを行なった。今回は第2期・朗読ステップ5の15回目、新しいレッスン台本の2回目である。会員の半数は共通レッスン台本・三浦哲郎原作「じねんじょ」を読み継ぎ形式で朗読し、他の半数は各自が選んだ短編を1人1作品形式で朗読する。

 前半は、半数の会員に対して共通レッスン台本・三浦哲郎原作「じねんじょ」のレッスンをした。こちらは、毎回、作品の全部を読み継ぎで朗読してもらう。ただし、1人が朗読するたびに、その部分の朗読に対してダメ出しとコメントを加えていく。この2回目以降は、会員1人1人について、少しづつ突っ込んだ指導をしていく。

 後半は、半数の会員に対して1人1作品形式の朗読レッスンをした。1つの作品の朗読時間を15分以内に制限しているが、1回毎に作品の3分の1づつをレッスンする。今回は2回目だから、作品の中3分の1のところのレッスンである。作品ごとに、登場人物のイメージを確認していった。まだ各々の人物像の造形が不十分である。



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)

 今回のレッスンは、前日(10月26日)に第7回「小さな朗読館」をやった直後だったので、ゲスト出演者、当日の会場運営の支援をお願いした会員、そして、来場した会員に、無事に上演できたことのお礼を言った。ゲスト出演した会員には、短く簡単な講評もした。次の第8回「小さな朗読館」のチラシも配り、宣伝をした。

 ところが、そのチラシに入場料1000円の記載がないことを指摘された。一応、チェックしたつもりだったが、大変なミスを見過ごしていた。すでに、本番当日に来場した皆さんに配布してしまっている。このような重大なミスは初めてである。仕方がないので、残りのチラシには、手書きで入場料1000円を記入することにした。

 その他には、来年の2月に開催するこのサークルの朗読会の本番とリハーサル(通し稽古)の日程を調整した。そのうちに、三浦哲郎原作「じねんじょ」の読み継ぎの朗読分担や1人1作品の朗読順を決めなければならない。来年3月に開催する第8回「小さな朗読館」ともども、鬼の笑う来年の話の準備をしていかなければならない。







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館長の朗読日記1914/第7回「小さな朗読館」を開催した

館長の朗読日記1914  (戦後71年10月27日 新規)



○第7回「小さな朗読館」を開催した(1)

 昨日(10月26日)に、第7回「小さな朗読館〜感動をつくる朗読をめざして〜」を、開場13時00分、開演13時30分ということで、船橋市民文化創造館(きららホール)で開催した。観客数は100人弱であった。前回の観客数は約120人とかなり増えたが、今回は前回より約20人も減ってしまった。

 チケット販売数は95枚だった。招待券などの無料券は7枚発行したから、チケットの発行総数は約102枚であった。従ってチケットを持ちながら来場されなかった方が何人かいたということになる。実際の来場者数は正確にはつかめなかった。概数は会場の受付で配布する資料で検討はつくのだが、厳密ではない。

 会場の船橋市民文化創造館(きららホール)は、きれいで、交通の便が良い。会場スタッフは充実しており、スキルも高い。事務スタッフも含めて、応対も親切かつ丁寧である。こういう会場とスタッフの充実ぶりは、千葉県内の他の公的施設ではめずらしい。出演者も司会進行役も、何よりも観客が高く評価している。



○第7回「小さな朗読館」を開催した(2)

 今回も、ゲスト出演者が所属している3サークルから2人づつ、計6人が当日の運営スタッフとして応援に来てくれた。その応援の皆さんも、とても協力的に受付役(2人)や会場案内兼避難誘導役(今回だけ4人から3人に変更)をこなしてくれた。マネージャー役の家内も私も、とてもありがたいと、感謝している。

 毎回、司会進行役をお任せする飯野由貴子さんにも感謝している。司会進行役がキチンとしてくれると、イベント全体が引き締まる。私はもちろん他の4人のゲスト出演者も、司会進行にずいぶん支えられている。今回は風邪をおしての司会進行であった。しかし7、体調の不良をまったく感じさせない司会進行ぶりだった。

 また、前回から宣伝用チラシのデザインを依頼している、志村葉子さんにも深く感謝している。志村葉子は、今回のゲスト出演者でもあった。夏目漱石原作の『夢十夜』より「第一夜」を朗読したのだが、この「第一夜」の朗読は出色の出来栄えであった。これぞ、本来の「第一夜」の作品世界だ、というような朗読だった。



○第7回「小さな朗読館」を開催した(3)

 他の3人のゲスト出演者にも、出演を感謝したい。私は、舞台袖でモニターを通して聴いていたので、会場でどのように聴こえたかは定かでない。しかし、ゲスト出演者の1人1人がずいぶん上達したと感じた。もちろん、ある程度のレッスンを積んだサークル会員に出演を依頼しているのだが、さらに一段と上達していた。

 絶対的なレベルはまだまだの段階であるとは思うが、これまで10年前後も朗読レッスンをしてきた私にとっては、よくここまで上達したものだと感慨深いものがある。さらに、ゲスト出演を依頼した後の努力ぶりを知っている私は、今回も、この「小さな朗読館」を始めて良かった、という想いが心底から沸き上がってきた。

 終演後のロビーで、来場者の方々と短いお話しをした。遠路、山梨県や神奈川県から聴きに来てくださった方々もいた。私が指導しているサークル会員でも、その会員の知人友人でもなく、私にはまったく未知の方々もいた。その中には、毎回来て下さるリピーターの方々もいる。しかし、ゆっくりお話しすることができない。



○第7回「小さな朗読館」を開催した(4)

 この「小さな朗読館〜感動をつくる朗読をめざして〜」は、当日の会場設営や会場運営、および、司会進行やチラシのデザインは、私が指導している朗読サークルの会員有志にお願いしている。しかし、事前事後の準備その他は、もっぱら私とそのマネージャー役の家人の2人でやっている。それが、けっこう大変なのである。

 そこで、なるべく簡単化し、手を抜けるところは極力手を抜くことにしている。来場者の芳名帳も用意しなければ、アンケートもとらない。したがって、次回の「小さな朗読館」についても、今回の来場者にダイレクトメールを郵送するなどのこともしていない。受付で次回の「小さな朗読館」のチラシを配布するだけである。

 広報も、船橋市の市報『広報ふなばし』や地域情報紙『地域新聞』のイベント情報欄に投稿して掲載してもらう程度である。今回は『船橋よみうり』がイベント情報欄への掲載を申し出てくれた。次回から、さらにマスコミの地域情報欄に投稿することも考えようと思う。しかし、基本的には口コミが頼りな点に変わりはない。











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館長の朗読日記1913/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記1913  (戦後71年10月23日 新規)



○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(1)

 先週の土曜日(10月15日)と今週の土曜日すなわち昨日(10月22日)の2週連続で、八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスンを行なった。先週の土曜日(10月15日)のレッスンは、本来なら先々週の土曜日(10月08日)に行なうのだが、八千代台公民館祭りのために会場が使えず変更したのである。

 先月(9月)に第3期・朗読ステップ1の締めの朗読発表会『母と暮せば』を上演し、今月(10月)からは第3期・朗読ステップ2に突入する。その第1回目と第2回目の朗読レッスンを、2週連続で行なったわけである。レッスン台本は、宮澤賢治原作「紫紺染について」、その第1回と第2回を2週連続でレッスンした。

 先週の第1回目は、朗読発表会『母と暮せば』の直後のレッスンであった。その朗読発表会の朗読を録音したCDを聴きながら、1人1人の朗読について逐一講評していった。その時に欠席した2人の会員については、今週の第2回目に同じことをした。朗読発表会についてこのように丁寧な講評をしたのは、実に久しぶりである。



○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(2)

 先週の第1回目は、宮澤賢治原作「紫紺染について」の朗読的な解読をしつつ、解読の視点と方法を説明した。解読をしながら、改めて宮澤賢治の凄さを感じた。実に面白い。面白いだけでなく、作品世界が重層的かつ複合的な構成構造になっており、いくらでも深く読み込むことができる。やはり、宮澤賢治は只者ではない。

 今週の第2回目は、作品解読だけではなく、会員1人1人の朗読についても少だけダメ出しとコメントを付した。今回は、数人の会員の朗読がかなり画然と良くなっていた。心情表現が不十分だった会員が、それなりに画然と心情表現が濃くなった。また、語りかける語り口が不十分だった会員が、語り口の面で画然と良くなった。

 最近、画然と良くなったことについて、何か心当たりがあるかと訊ねてみたが、はっきりした回答がなかった。心当たりがないということは、すなわち、どうしたら良くなったかという点の意識がないということは、また元に戻ってしまう危険もないではない。まあ朗読の場合は、普通は後戻りしないものだが。また、そう願う。











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最新のイベント情報(朗読会などのご案内) 第165版

最新のイベント情報(朗読会などのご案内) 第165版
                  (戦後71年10月22日 更新)




【カレンダー】



●戦後71年(西暦2016年)



10月26日(水)第7回「小さな朗読〜感動をつくる朗読をめざして〜」
 /感動をつくる・日本朗読館「小さな朗読館」きららホール実行委員会主催



●戦後72年(西暦2017年)



1月24日(火)朗読入門講座(第1回) NEW!

1月31日(火)朗読入門講座(第2回) NEW!



【くわしいご案内】



●戦後71年(西暦2016年)



第7回「小さな朗読〜感動をつくる朗読をめざして〜」

〔日時〕戦後71年(西暦2016年)10月26日(水)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市市民文化創造館(きららホール)

〔プログラム〕

1「猟銃」井上靖原作             藤田多恵子
2「ハナレイ・ベイ」村上春樹原作       井手陽子
3「エファの見た夢」アンネ・フランク原作  昌谷久子
             <休 憩>
4「第一夜」夏目漱石原作(「夢十夜」より) 志村葉子
5「霧の夜」藤沢周平原作             東 百道
  (『三屋清左衛門残日録』シリーズ・第7話)

〔司会進行〕飯野由貴子

〔企画・構成〕 東 百道(ひがし・ももじ)

〔主催〕感動をつくる・日本朗読館「小さな朗読館」きららホール実行委員会

〔参加〕入場料1000円(会場受付/全席自由)

〔申込〕当日券もありますが満席になりしだい消防法のために締め切りとなります
     出来るだけ事前にお電話でお申し込みください
     047−487−3721(東/ひがし)



●戦後72年(西暦2017年)



大田文化の森運営協議会主催公募企画事業「朗読入門講座」 NEW!

〔日時〕

第1回 戦後72年(西暦2017年)1月24日(火)
      開場14時00分 開演16時30分
第2回 戦後72年(西暦2017年)1月31日(火)
      開場14時00分 開演16時30分

〔会場〕大田文化の森・第2集会室(4階)

〔内容〕

第1回 ① 朗読の基本について(資料)
      ② 文学作品の朗読的な読み方(教材:斎藤隆介原作「花咲き山」)
第2回 ミニミニ朗読レッスン(教材:斎藤隆介原作「花咲き山」)

〔講師〕東百道(ひがし・ももじ)

○朗読研究 

 単行本『朗読の理論』(木鶏社)日本図書館協会選定図書
 単行本『宮澤賢治の視点と心象』(木鶏社)「朗読のための文学作品論」シリーズ第1作
 朗読漫画『花もて語れ』(小学館)漫画/片山ユキヲ+朗読協力&朗読原案/東百道

○朗読指導 品川区、八千代市、船橋市、習志野市、千葉市で6つの朗読サークルを指導

○朗読公演 朗読会を船橋市民文化創造館(きららホール)で年3回定期公演

〔募集対象〕どなたでも(未就学児同伴不可

〔募集人数〕どなたでも/ただし未就学児の同伴は不可(抽選で35名まで)

〔募集締切〕2017年1月10日(火)

〔参加費〕500円(2回分/資料&教材費込み)

〔主催〕大田文化の森運営協議会

〔参加方法その他のお問合せ〕

 大田文化の森運営協議会(平日9時〜17時)
    03−3772−0770




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館長の朗読日記1912/船橋「はなみずき」と習志野「茜」の朗読レッスン

館長の朗読日記1912  (戦後71年10月21日 新規)



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(1)

 昨日(10月20日)の午後3時00分から、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンを行なった。今回は第2期・朗読ステップ5の第10回目、レッスン台本・三浦哲郎原作「とんかつ」の5回目である。レッスンも5回目になると、会員の皆さんはかなり仕上げてくる。それでも私のダメ出しのタネはまだまだ尽きない。

 次回の6回目は、レッスン台本「とんかつ」の最後のレッスン。仕上げの通し読みである。本来なら、その次回に、来年の朗読発表会の台本を配布し、読み継ぎの朗読分担を発表するのである。しかし、船橋市民創造館(きららホール)の会場予約ができず、朗読発表会が2ヶ月遅れになったので、台本の選定&配布も遅れている。

 レッスンを2ヶ月も空けるわけにもいかないので、その間に次の朗読ステップ、すなわち、第2期・朗読ステップ6のレッスンを前倒しで行なうことにした。そこで、次回は、第2期・朗読ステップ6の最初のレッスン台本である宮澤賢治原作「なめとこ山の熊」を配布することになる。この作品の朗読レッスンも大いに楽しみである。



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(2)

 今回の朗読レッスンで改めて感じたが、このサークルの朗読レベルは確実に向上している。会員数が多いので、毎回のレッスンで多種多様な朗読を聴くチャンスに恵まれているためかも知れない。毎奇数月に「ふなばし東老朗読会」を開催して、会員全員が回り持ちで1人1作品形式の朗読を受け持って出演しているためかも知れない。

 朗読発表会が2ヶ月遅れになったためか、台本の選考がなんだかいつもよりモタついている。そこで、今回は朗読レッスンを少し早めに終わらせて、台本の最終選考と版下づくりの役割分担を再確認した。今回から、台本の原作選び、原作の短縮(カット)、ワープロソフトへの文字投入を、サークルで自立的にやってもらった。

 このサークルは、自立的な台本づくりが今回が初めてなので、余計モタついたのかも知れない。今後は、今年中に文字データを私の方に渡してもらう。それを、年末始のレッスン休みを利用して、私が最終的な版下に仕上げ
て、印刷&製本する。そして、来年2月の最初のレッスン日に、会員の皆さんに配布し、朗読分担を告知する。



○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(1)

 昨日(10月20日)の午後6時から、習志野朗読サークル「茜」のレッスンを行なった。今回は、第2期・朗読ステップ3の7回目、新たなレッスン台本・芥川龍之介原作「毛利先生」の2回目である。前回は、初回であったから、会員1人づつに順に素読みをしてもらいながら、その順に私なりの朗読的な作品解読を説明した。

 今回は、2回目であるから、会員1人づつに順に朗読してもらいながら、少しづつダメ出しとコメントを行なった。それと同時に、主人公「毛利先生」の人物像を解読するための参考として、芥川龍之介の初期の2作品「父」と「芋粥」のなかに、主人公「毛利先生」の描写に通ずる表現、イメージが描かれていることを紹介した。

 同時に、芥川龍之介が造形した「毛利先生」を、当の芥川龍之介自身がどのくらい深く理解できたか疑問であることも解説した。この作品において、芥川龍之介が「毛利先生」の思想・営為を解説している文章を読むかぎり、その理解が表面的である印象が拭えない。まだ20歳代の芥川龍之介が人間をどのくらい理解できたのか。



○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(2)

 たとえ、作者当人の理解が表面的であり、不十分であっても、その作家が造形した登場人物が1人歩きしてより深刻な、より複雑な性格を帯びることは、あり得るのではないか。芥川龍之介ほどの優れた作家の場合には、特にそのようなことが起こり得るように思われる。自分自身の理解を超えた登場人物を造形してしまうことが。

 ところで、朗読の場合は、どうであろうか。朗読者の場合、自分の作品解読を超えた作品世界を、朗読表現で造形することができるであろうか。聴き手の場合、自分の作品理解を超えた作品世界を、朗読を聴いて、自分の心と頭の中のイメージとして造形することができるであろうか。これらは、どうもむずかしいのではないか。

 この問題は、今回の朗読日記を書くなかで、私の心と頭の中に浮かんできたものである。この問題は、なかなか面白い。今後、少し時間をかけながら、考え続けていこうと思っている。たまには、このような問題提起が心と頭の中に浮かび上がってくるから、この「館長の朗読日記」を書き続ける意欲が持続するのだと思っている。







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特別なお知らせ134/第7回「小さな朗読館」を開催します

特別なお知らせ134    (戦後71年10月20日 新規)




いよいよ爽やかな文化の秋になりました!

その秋の最中に第7回「小さな朗読館」を開催します!

感動をつくる朗読をめざした朗読会にどうぞお出かけください!




第7回「小さな朗読〜感動をつくる朗読をめざして〜」

〔日時〕戦後71年(西暦2016年)10月26日(水)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市民文化創造館(きららホール)

〔プログラム〕

1「猟銃」井上靖原作              藤田多恵子
2「ハナレイ・ベイ」村上春樹原作        井手陽子
3「エファの見た夢」アンネ・フランク原作    昌谷久子
            <休 憩>
4「第一夜」夏目漱石原作(「夢十夜」より)  志村葉子
5「霧の夜」藤沢周平原作              東 百道
  (『三屋清左衛門残日録』シリーズ・第7話)

〔司会進行〕飯野由貴子

〔企画・構成〕 東 百道(ひがし・ももじ)

〔主催〕感動をつくる・日本朗読館「小さな朗読館」きららホール実行委員会

〔参加〕入場料1000円(会場受付/全席自由)

〔申込〕当日券もありますが満席になりしだい消防法のために締め切りとなります
     出来るだけ事前にお電話でお申し込みください
     047−487−3721(東/ひがし)






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館長の朗読日記1911/品川「あやの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記1911  (戦後71年10月19日 新規)



○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(1)

 昨日(10月18日)に、品川朗読サークル「あやの会」の第2期・朗読ステップ5の9回目のレッスンを行なった。今回は新しいレッスン台本・三浦哲郎原作「じねんじょ」の第3回目である。今回はレッスンの冒頭に、前回ある会員から反問(?)のあった緊迫した場面における《間》の問題について、補足的な解説を行なった。

 前回は、どんなに緊迫した場面におけるセリフのやり取りであっても、セリフとセリフの間、あるいは、セリフと地の文の間には《間》をとらなければならないこと。そして、そのような《間》を取りながらも、緊迫した状況を表現するのが朗読の腕の見せ所である、と解説するに止まった。いわば《間》の必要性の解説に止まった。

 今回は、朗読においては、どのような緊迫した場面において《間》をとっても、その緊迫さを聴き手にイメージしてもらえる理由を解説した。いわば《間》の可能性についての解説である。その極端な例として、2人の登場人物が同時にセリフを発するような場合でも、その2つのセリフの間に《間》をとる例で、その可能性を解説した。



○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(2)

 その他にも、前回、主人公の「小桃」に対して実父の「松蔵」が過去にどのように対応してきたかについて、会員の皆さんからいろいろな意見を提示していただいた件についても、作品世界のイメージは4層構造になっていることに関連づけて、補足的な解説をした。それら2つの解説を冒頭にした後で、台本の朗読のレッスンに入った。

 いつものように、会員1人1人に少しづつ朗読してもらいながら、その1人1人の朗読に対して私からダメ出しとコメントを加えていった。会員ごとに、上達レベル、声出し、語り口、心情&イメージ表現などがすべて異なる。そのそれぞれに対して、現状の評価と今後の要改善点を的確かつ簡明に表現していかなければならない。

 まさに、会員1人1人との真剣勝負である。それだけではない。個性あふれる会員それぞれの朗読を全員に聴いてもらい、それぞれに対する私のダメ出しとコメントを全員に聴いてもらう。そして、そのすべてを全会員それぞれの朗読の参考にし、朗読上達に役立ててもらう。そこに、私のグループレッスンの最重要の眼目がある。



○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(3)

 したがって、私のグループレッスンは会員数が多いほどレッスン効果が上がるのである。ただし、毎回のレッスンには時間的な制約がある。したがって、その時間的な制約から、やむを得ず会員数に上限を設けている。私の指導する朗読サークルの場合は20人を上限としている。この「あやの会」の会員数はその上限に近づいている。

 この「あやの会」はそういうことはないが、サークルによっては会員数が増えることを喜ばない気配を感じる。限られたレッスン時間を会員数で割って、会員1人当たりのレッスン時間が長い方がレッスン効果が上がると思っているらしい。それが錯覚であり、実際の効果は逆であることが、理論的にも経験的にも明らかになっている。

 現に、会員数が10人を下回ったサークルの朗読レッスンを実際にしばらく体験したサークルの会員は、その事実を体験的または実感的に知っている。まして、後にそのサークルの会員数が増えて、その活気ある朗読レッスンやサークル活動との両方を体験した会員は、私の見解が経験的に理解できるようだ。実は「あやの会」もそうである。








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館長の朗読日記1910/千葉「風」主催の第14回「小さな朗読館・ちば」

館長の朗読日記1910  (戦後71年10月18日 新規)



○千葉朗読サークル「風」主催の第14回「小さな朗読館・ちば」(1)

 一昨日(10月16日)の13時30分開演で、千葉朗読サークル「風」主催の第14回「小さな朗読館・ちば」が開催された。朗読レッスンとしては、今回は第2期・朗読ステップ6の第21回目、第14回「小さな朗読館・ちば」に関しては第8回目ということになる。観客数は約80人(客席数80席)で、完全に満席であった。

 千葉朗読サークル「風」は、自主・自立的な会員が多い。しかも、ここ数年間は同じ上演形式の朗読会を続けている。ほとんどの会員は、朗読会のやり方を心得ている。そのために、本番当日の直前リハーサルは、サークルの3役を中心に、自分たちで相談しながらドシドシ進めていく。私が口を出す必要はほとんどないと言ってよい。

 リハーサルでもっとも問題になったのは、バックに映し出す写真(朗読する作品世界にふさわしい写真)に、出演者の頭の部分の影が入るのをどう解消するか、ということであった。会員の皆さんがいろいろな案を出し合いながら、うまく解決していったのだが、その全体がなかなか見事であった。朗読自体のリハーサルは簡略化した。



○千葉朗読サークル「風」主催の第14回「小さな朗読館・ちば」(2)

 朗読会が終了したら、その場で私は講評を求められる。そこで、本番中も、私は最後列中央の席に陣取って、講評用のメモをとらなければならない。まず最初が、菊池寛原作の「仇討三態(その3)〜とよ女の場合〜」を7人で読み継ぐ朗読である。7人の会員は声も語り口も違うのだが、全体のイメージは統一されていて、良かった。

 その後は、7人の会員が1人1作品形式で朗読していったのだが、台本とした作品もバラエティに富み、朗読表現もそれぞれの会員が自分の朗読レベルの上限近くまで仕上げた表現を披露していた。会員の朗読や語り口もけっこう個性に富んでいた。ご来場いただいた観客の皆さまも、かなり楽しんでいただけたのではないかと思う。

 この会場の客席数は80席しかない。整理券の発行が100枚を超えたので、立ち見が出るのではないかと心配したが、何とか満席で収まったようである。それでも、電話の申込みを何件かはお断りしたということだった。世の中には、満席を理由に入場を断ることを誇るような朗読家もいるようだが、私はそういう考え方は取らない。



○千葉朗読サークル「風」主催の第14回「小さな朗読館・ちば」(3)

 この千葉朗読サークル「風」は、今回の朗読会をもって、第2期の朗読ステップ1〜6の全過程を終了する。2回目の朗読ステップ1〜6を終了した1期生7人には、2期目の「朗読認証状」を手渡した。1回の朗読ステップ1〜6を終了した2期生の1人には、1期目の「朗読認証状」を手渡した。他の2期生も順次これに続いていく。

 このサークルは、現会員が全員つぎの第3期目の朗読ステップ1〜6に突入していく。特に1期生7人(休会中の1人を含めれば8人)は、入会歴が丸12年となり、来月の11月からは13年目に突入する。2期生も陸続と1期目の朗読ステップ1〜6を終了していく。こんなに永く朗読レッスンを続けてくれたことに感謝している。

 私自身も、かつての生業(会社勤務)をリタイアし、朗読活動を本格化させてから10年が経ち、今年は11年目に突入している。最初の10年を1区切りとして、次の10年の朗読活動をどうしていくかを新たに構想しなければならないと考えている。朗読サークルの会員たちと連携し、次の10年も頑張っていきたいと考えている。


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館長の朗読日記1909/千葉「わかば」の朗読レッスン

館長の朗読日記1909  (戦後71年10月14日 新規)




○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)

 昨日(10月13日)の13時30分から、千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンを行なった。今回は第2期・朗読ステップ5の14回目、今回から新しいレッスン台本になる。会員の半数は共通レッスン台本・三浦哲郎原作「じねんじょ」を読み継ぎ形式で朗読し、他の半数は各自が選んだ短編を1人1作品形式で朗読する。

 今回は、過日(9月30日)に開催した第13回「小さな朗読館・ちば」から初めてのレッスンである。そこで、本番の終演後、本会場で行なった講評会、場所を移動して行なった打上会で話し合った感想&意見の他に、会員の感想&意見、聴きに来ていただいた知人友人の感想&意見の追加の有無を訊ねた。しかし、特になかった。

 そこで、朗読の表現の一つの特長、すなわち、緊迫した場面にこそ「セリフ」と「地の文」の間に《間》を取るべきこと、を解説した。会員の皆さんは、私の解説を、日本語としては理解してくれたようである。しかし、内容の重要さ、深刻さ、高度さ、をどの程度理解してくれたかどうかは、不明である。ま、これは仕方がないか。



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)

 前半は、半数の会員に対して1人1作品形式の朗読レッスンをした。1つの作品の朗読時間を15分以内に制限しているが、1回毎に作品の3分の1づつをレッスンする。今回は初回だから、1つ1つの作品のセリフの語り手・登場人物と地の文の語り手(原作者の場合が多い)の人物像をどのようにイメージするかを確認していった。

 後半は、半数の会員に対して共通レッスン台本・三浦哲郎原作「じねんじょ」のレッスンをした。こちらは、毎回、作品の全部を読み継ぎで朗読してもらう。ただし、1人が朗読するたびに、その部分の朗読に対してダメ出しとコメントを加えていく。ただし、今回は初回だから、素読みと私の作品解説(作品解読)を中心に行なった。

 作品解説(作品解読)は、一般的に4層からなる。1層は、文字言語に書かれていることのイメージ化。2層は、文字言語には書かれていることから論理的に導き出せるイメージ。3層は、作者の思想などから類推できるイメージ。4層は、読み手自身の想いを重ねたイメージ。作品解説(作品解読)は、1層〜3層を原則としている。





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館長の朗読日記1908/第7回「小さな朗読館」に向けた会場スタッフとの打合せ

館長の朗読日記1908  (戦後71年10月13日 新規)





○第7回「小さな朗読館」に向けた会場スタッフとの打合せ(1)

 昨日(10月12日)の10時00分から、船橋市民文化創造館(きららホール)に出向き、第7回「小さな朗読館」に向けた会場スタッフとの打合せを行なった。大筋は、前回と同じなので、打合せ自体はスムーズに進行した。バック照明については、台本とともに事前に指示して欲しいとのことだったので、さっそくその対応をした。

 具体的には、夜にゲスト出演者に電話で、バック照明について各自の希望を確認した。その内容に応じて、来週の火曜日に品川「あやの会」のレッスンの帰路に、きららホールに立ち寄って台本を手渡すと共に、必要な指示をしてくるつもりである。この「小さな朗読館」にはバック音楽を一切使わないから、バック照明は大切である。

 きららホールとの打合せのなかで、第7回「小さな朗読館」とは直接の関係はないのだが、将来やるかも知れない朗読とピアノとのコラボレーションを念頭に、いろいろと質問をした。ピアノの調律のこと、ピアノの配置のこと、などなどである。将来は、この「小さな朗読館」の朗読に、ピアノでバック音楽をつけるアイデアもある。



○第7回「小さな朗読館」に向けた会場スタッフとの打合せ(2)

 打合せが終わった後、同行した家人と本番当日にゲスト出演者や朗読サークルから支援に来てくれる会員有志に出す弁当を注文に行った。注文したのは東武デパートのデパ地下にある店である。そのついでに、昼食かたがた買い物をした。それから京成電車で京成船橋駅から八千代台駅に移動し、家人がユア・エルムで買い物をした。

 その間に、私は八千代台公民館に行き、来年1月25日(水)に行なう第8回「小さな朗読館」のリハーサルの会場を予約する手続きをした。第8回「小さな朗読館」の本番は、来年(西暦2017年)の3月22日(水)に船橋市民文化創造館(きららホール)で開催する。来年のことをやっていると、月日の経つのが速く感じる。

 帰宅してひと息ついた後、最寄りの歯医者に歯の定期検診に出かけた。朗読するものにとって歯は命である。近年は「小さな朗読館」の準備の一環として歯の定期検診をすることにしている。年に3回の定期検診である。そのついでに、近くのスーパーで第7回「小さな朗読館」の本番会場に掲示するポスターをカラーコピーしてきた。






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館長の朗読日記1907/「朗読くらぶ 満天星」の第5回LIVEを聴きに行った

館長の朗読日記1907  (戦後71年10月12日 新規)






○「朗読くらぶ 満天星」の第5回LIVEを聴きに行った(1)

 昨日(10月11日)には「朗読くらぶ 満天星」の第5回LIVEが開催された。開場は12時30分、開演は13時00分、会場は船橋市のきららホールであった。私は、その日の午前中は東京に先約の用事があり、そこから駆け付けたのだが、ギリギリで開演に間に合わなかった。最初の朗読は会場ロビーのスピーカーで聴いた。

 私は開演直後に着いたのだが、受付には「満天星」の代表と八千代朗読サークル「新・みちの会」の会員3人が遅れて来た来場者の応対をしていた。逆に、9月に開催した八千代朗読サークル「新・みちの会」朗読発表会『母と暮らせば』の会場ロビーでは「満天星」の会員が受付を担当していた。お互いに助け合っているのである。

 実はこの「朗読くらぶ 満天星」の構成員は「新・みちの会」の1期生の有志7人からなっている。その内訳は、現会員1人、元会員6人というように、現会員も入っている。従って「満天星」と「新・みちの会」の絆は固いのである。また私が指導している他の朗読サークルの会員との関係も長く、多くの会員が聴きに来ていた。


○「朗読くらぶ 満天星」の第5回LIVEを聴きに行った(2)

 最初の朗読が終わった段階で、ロビーに待機していた遅刻した来場者は入場を案内された。私もその最後に入場したが、ほぼ満席であった。客席数はおそらく200席以上は配置されていたと思われるので、観客数は200人を超えていたのではないだろうか。まさに大盛況であった。「満天星」は代表を中心に集客に努力している。

 まさに、その努力が実ったわけである。演目は、平岩弓枝原作「居留地の女」江本なつみ朗読、藤沢周平原作「うしろ姿」成川洋子朗読、宮澤賢治原作「どんぐりと山猫」小林正子朗読、藤沢周平原作「驟り雨」上田悦子朗読、浅田次郎原作「シューシャインボーイ」大野栄子朗読、山本周五郎原作「鼓くらべ」誉田信子朗読、である。

 他に、浅田次郎原作「ひなまつり」櫻井芳佳朗読もプログラムにはあったのだが、出演者が体調を崩したため出演ができなくなったということだった。その当人と、私は会場のロビーで立ち話しをしたくらいだから、体調をくずしたタイミングのせいで欠演の止むなきにいたったらしい。本人はもとより私も朗読が聴けず残念であった。



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最新のイベント情報(朗読会などのご案内) 第164版

最新のイベント情報(朗読会などのご案内) 第164版
                  (戦後71年10月11日 更新)



【カレンダー】



●戦後71年(西暦2016年)



10月16日(日)第14回「小さな朗読館・ちば」 更新!
 /千葉朗読サークル「風」主催

10月26日(水)第7回「小さな朗読〜感動をつくる朗読をめざして〜」  
 /感動をつくる・日本朗読館「小さな朗読館」きららホール実行委員会主催



【くわしいご案内】



●戦後71年(西暦2016年)



第14回「小さな朗読館・ちば」 更新!

〔日時〕戦後71年(2016年)10月16日(日)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕千葉市生涯学習センター・メディアエッグ(地下)

〔プログラム〕

1 「仇討三態(その3)〜とよ女の場合〜」菊池寛原作 
        小田志津子、吉田光子、金附ひとみ、藤田多恵子
             杉山佐智子、内嶋きみ江、内田升子(朗読順)
2 「天の笛」斎藤隆介原作                石田幸子 追加!
3 「あんず林のどろぼう」立原えりか原作        森川雅子 変更!
                           <休 憩>
4 「とげぬき地蔵」西澤實原作                村井とし子    
5 「小太郎の義憤」玄侑宗久原作           細川美智子 変更!
6 「山椒魚」井伏鱒二原作                 松尾佐智世
7 「尾瀬に死す」藤原新也原作               助川由利                       8 「羽衣」菊池寛原作                     吉永裕恵子                                               
〔企画・朗読指導・演出〕 東 百道

〔主催〕千葉朗読サークル「風」

〔参加〕入場無料(予約整理券が必要/全席自由)

〔問合せ&申込み先〕043−266−0644(内嶋)



第7回「小さな朗読〜感動をつくる朗読をめざして〜」

〔日時〕戦後71年(西暦2016年)10月26日(水)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市市民文化創造館(きららホール)

〔プログラム〕

1「猟銃」井上靖原作               藤田多恵子
2「ハナレイ・ベイ」村上春樹原作        井手陽子
3「エファの見た夢」アンネ・フランク原作   昌谷久子
         <休 憩>
4「第一夜」夏目漱石原作(「夢十夜」より)  志村葉子
5「霧の夜」藤沢周平原作              東 百道
  (『三屋清左衛門残日録』シリーズ・第7話)

〔司会進行〕飯野由貴子

〔企画・構成〕 東 百道(ひがし・ももじ)

〔主催〕感動をつくる・日本朗読館「小さな朗読館」きららホール実行委員会

〔参加〕入場料1000円(会場受付/全席自由)

〔申込〕当日券もありますが満席になりしだい消防法のために締め切りとなります
     出来るだけ事前にお電話でお申し込みください
     047−487−3721(東/ひがし)


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館長の朗読日記1906/第16回「品川朗読交流会」の開催模様を訊いた

館長の朗読日記1906  (戦後71年10月10日 新規)



○第16回「品川朗読交流会」の開催模様を訊いた(1)

 第16回「品川朗読交流会」が10月01日(土)に開催された。開場13時00分、開演13時30分、会場は品川区荏原第五区民集会所・第1集会室である。この「品川朗読交流会」は、だいたい私の朗読レッスンと重なるため聴きに行くことができない。今回も千葉「風」の「小さな朗読館・ちば」のリハーサルと重なった。

 参加者数は約60人。そのうち開催関係者が約20人、一般の観客が約40人であったという。朗読を勉強し合う会としては大盛況であったという。品川「あやの会」は、宮澤賢治原作「おきなぐさ」藤本敦子朗読、木内高音原作「水菓子屋の要吉」山本淑子朗読、上田秋成原作「夢応の鯉魚」山本扶美子朗読という内容であった。

 他の主催団体「朗読サークル“こだま”」からも3人の出演者が、浅野あつこ原作「喪服」、高倉健原作「エッセー・父の涙」、神沢利子原作「雲のさぶろう」を朗読したという。しかし、今回もっとも注目されたのは、都留文科大学朗読研究会から6人の大学生がゲスト出演で朗読した「室尾犀星の動物詩 数編」であったという。



○第16回「品川朗読交流会」の開催模様を訊いた(2)

 品川「あやの会」の代表をしている会員が、その「室尾犀星の動物詩 数編」の朗読を録音したCDを前回の朗読レッスンのときに私に貸してくれた。そのCDを聴いたが、非常に好感のもてる爽やかな朗読であった。都留文科大学朗読研究会から6人のメンバーが次々に朗読するのだが、合間に笛やギターなどの短い演奏が入る。

 何よりも、室尾犀星の動物詩の何篇かを選択し、朗読の合間に演奏する楽器と曲目を選択して、約25分間の朗読作品として構成するという試みを6人の大学生が実行し、かつ、上演してくれたということが嬉しい。彼らは、朗読漫画『花もて語れ』を読んで評価してくれているようである。そのように、彼らの感性は素晴らしい。

 朗読については、やはり「語り口」が気になった。自分たちの感性だけに頼らず、さらに音声言語の本来の法則性を踏まえた朗読をすれば、今以上にもっともっと感動的な表現をすることができる。こういう素晴らしい大学生たちに「語りかける語り口」をレッスンしたい、と、心底から思った。そういう機会があれば良いのだが。

 





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館長の朗読日記1905/第31回「ふなばし東老朗読会」の報告文

館長の朗読日記1905  (戦後71年10月09日 新規)




○第31回「ふなばし東老朗読会」の報告文(1)

 先日、船橋朗読サークル「はなみずき」の「ふなばし東老朗読会」担当役員が、第31回「ふなばし東老朗読会」の開催模様の報告分を郵送してくれた。この「ふなばし東老朗読会」は、定期開催日(奇数月の第4木曜日)がいつも私のレッスン日と重なる。そのため大変だが、毎回の開催模様を担当役員が報告してくれている。

 第31回「ふなばし東老朗読会」は9月29日(木)に開催された。今回の報告分の記載日付は9月30日、郵便の消印は10月2日であった。ここまでは順調であった。しかし、私に郵便が届いてから1週間ほど、私の手元に停滞してしまった。この「館長の朗読日記」に記すべき用件が多く、なかなか書けなかったのである。

 今回の来場者数は26人(初参加者は3人)。ここ数年は少しづつだが着実に増えている。今回も前回より4人も増えた。この朗読会には、船橋朗読サークル「はなみずき」の会員たちも、毎回、多数が聴きに行く。今回も、出演者と担当役員と司会進行役を含めて14人が参加した。全体で40人、もはや立派な朗読会といえる。



○第31回「ふなばし東老朗読会」の報告文(2)

 今回の出演者と作品は次の通りであった。井上みつ江朗読「おかあさんの木」大川悦生原作、谷千和子朗読「姥(うば)ざかり」田辺聖子原作、畑野欸子朗読「花言葉」連城三紀彦原作。司会進行役・飯野由貴子の司会ぶりと3人の出演者の朗読については、以下に「ふなばし東老朗読会」担当役員の報告文をそのまま転載する。

・PM1:30分 飯野さんの名司会で和やかな雰囲気の中、始まりました。

・井上さん 7人の息子を、次々に出征させ「お国の為」と、畑に「一郎の木、二郎の木、三郎の木、……」と木を植え、息子達と重ね合わせた。母が大切に育てた息子の訃報に接し、「一人でいいから返してくれや」と訴える井上さんの「言葉」に我が事のように涙ぐんで居られる様子が印象に残りました。木に託した母親の思いが共感されました。

・谷さん 練習で35分と長過ぎを、20分位に短縮するのに苦心された様子。本番は25分でした。「嫁・姑」との大阪弁での熱演で、会場の皆さんから笑い声が聞こえ、ほんわか満たされた気分になりました。常連さんから「大阪弁、お上手ね」と褒められてました。皆さんを笑いに巻き込める語り口は、さすがと感銘しました。

・畑野さん 「花の送り主は誰か?」 コートのポケットの中に「花のつぼみ」バラ、カーネーション、ユリ……他さまざまな花が入っている様子が、魅力的な「トーン」と歯切れのよい「コトバ」と共に心地よく伝わって来る。物語りの中に皆さんを引き込んで行く様子に、ベテランの域を感じました。

 ちなみに、この報告文を書いた「ふなばし東老朗読会」担当役員は、レッスン歴2年半で、このサークルではもっともレッスン歴が短い会員である。



○第31回「ふなばし東老朗読会」の報告文(3)

 観客からの感想についても、以下に「ふなばし東老朗読会」担当役員の報告文をそのまま転載する。

【感想】

*初めて参加された方

 1.こんなに良いとは思わなかった。又、参加します。
 2.人に物語りを読んで貰う機会はなかなか無かった。
  とても豊かな時間を過ごす事が出来ました。
 3.聴きながら、目の前の光景が浮かんできました。

*常連の感想

 1.三作品、読み方も三者三様。
  それぞれの作品の世界に引き込まれました。
  とても楽しかった。
 2.バラエティーに富んでとても面白かった。



《館長の短いコメント》

 この「ふなばし東老朗読会」は、今回で31回の節目を迎えた。基本的に年6回の開催だから、開催期間も足かけ5〜6年の長期にわたっている。その間、この「ふなばし東老朗読会」を主催している船橋市東老人福祉センター側の窓口役は、伊藤康子さんが一貫して熱心に担当して来たくれた。改めて深く感謝の意を表したい。










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館長の朗読日記1904/船橋「はなみずき」と習志野「茜」の朗読レッスン

館長の朗読日記1904  (戦後71年10月08日 新規)



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(1)

 一昨日(10月06日)の午後3時00分から、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンを行なった。今回は第2期・朗読ステップ5の第9回目、レッスン台本・三浦哲郎原作「とんかつ」4回目である。4回目ともなると、会員の皆さんはそれぞれ作品解読に基づいて、それぞれの水準においてかなり仕上げてくる。

 それにつれて、この作品に関する朗読の仕方というよりも、会員1人1人の現時点における朗読上達的な課題の方に重点が移っていく。その内容は、大きく2つに分かれる。1つ目は、語り口の問題。2つ目は、文学作品の解読の仕方とそれに伴なう朗読表現の是非といったものである。これは演出的な問題といったものである。

 2期生の場合は、どうしても1つ目の問題が中心になる。それは、まあ、仕方がない。しかし、1期生の場合は、私としては、早く1つ目の問題をクリアして、2つ目の問題を重点にしたいのである。ところが、1期生の場合もなかなか1つ目の問題から抜け切れない。もちろん、同じ1つ目の問題といっても中身は違っているが。



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(2)

 このサークルも、来年の朗読発表会の原作選びが煮詰まってきたらしい。近年の私は、朗読発表会の原作選びから台本化そしてパソコン投入までの大部分をサークルに自立的にやってもらっている。私がやるのは、投入されたデータをもらい、それを台本の版下に整理し、印刷して、ファイルしやすいように穴をあける作業である。

 このサークルは、本来なら来年の4月に朗読発表会を開催する計画であった。そのためにはとっくの昔に原作を選定し、そろそろ印刷の準備に入るべき時期である。しかし、会場とすべき施設が人気があり会場予約ができなかったので、朗読発表会を2ヶ月延ばし6月に開催することになった。原作選びもそれだけ延びたのである。

 この2ヶ月延びた分は、本来なら朗読発表会が終わった後に行なうべき朗読ステップ6のレッスンを、朗読発表会用の台本のレッスンをやる前に、前倒しでやっていくことになっている。いささか変則的なこのやり方は、朗読発表会前の時期は、朗読発表会用の台本に集中したいという会員の皆さんの総意に基づいているのである。



○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(1)

 一昨日(10月06日)の午後6時から、習志野朗読サークル「茜」のレッスンを行なった。今回は、第2期・朗読ステップ3の6回目であり、今回から新たなレッスン台本・芥川龍之介原作「毛利先生」に入っていく。今回は、その1回目である。今回はこの台本の初回だから、順々に素読みしてもらい、解説をしていった。

 この「毛利先生」は、5年前の戦後65年(西暦2011年)12月13日に開催した第4回「東百道・講演と朗読の会〜芥川龍之介の文学とその軌跡(前期)〜」で、私が朗読したものである。私は、近年、涙腺がゆるんできたせいか、この作品を熟読していくと目に涙が滲んでくる。毛利先生の生き方が泣けてくるのである。

 今回のレッスンで、会員の皆さんに順々に素読みしてもらいながら、この作品を解説をしていったのだが、そのときも私の涙腺がゆるんできて仕方がなかった。そういう私の心情を覚られないように、なるべく冷静に客観的な解説をするように努めたのだが、果たしてどうだったであろうか。毛利先生の心情は理解されたであろうか?



○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(2)

 このサークルの会員数は、現在9人である。今回は2人が休んだから、レッスンに参加した会員は7人であった。大まかにいって他のサークルの半分の人数である。人数が少ない分、濃密なレッスンができ、朗読の上達が速まる、と考えるのは早計である。過去の経験に拠れば、結果は逆である。これは経験しなければ分からない。

 会員数が増えない理由の1つは、レッスンの時間帯にある。当初は、昼間の仕事を持っている人間のために、午後6時からとしたのだが、通常の常勤者でこの時間に間に合う人間は、会場の近在に勤務している人間に限られる。少し遠方で勤務している人間が、午後6時までにレッスン会場に駆けつけるのはむずかしいのである。

 しかし、会員の何人かは、スケジュールの関係でこの時間帯を動かせないらしい。仕方がないので、この時間帯で参加できる会員を根気よく募集することにした。例えば、朗読入門教室を年数回の割合で開催していくつもりである。ただし、今年は私にその余裕がない。来年から、全体的な計画を立てて、朗読講座を開催して行く。







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館長の朗読日記1903/品川「あやの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記1903  (戦後71年10月07日 新規)




○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(1)

 一昨々日(10月04日)に、品川朗読サークル「あやの会」の第2期・朗読ステップ5の8回目のレッスンを行なった。今回は、新しいレッスン台本・三浦哲郎原作「じねんじょ」の第2回目である。前回は、初回であったから、会員1人1人に初見の朗読をしてもらいながら、私から朗読的な読み方(読解)の例を提示していった。

 今回は2回目だから、会員1人1人の朗読にダメ出しとコメントを半分がた加えながら、半分くらいは読み方(読解)の補足を加えていった。新しいレッスン台本・三浦哲郎原作「じねんじょ」は、主人公の「小桃」に対して実父の「松蔵」がどのように対応してきたかについて、色々なケースが想像できる点で面白い作品だと思われる。

 そういうことを例を上げて会員の皆さんに投げかけると、それぞれがかなり面白いケースを想像して披露してくれる。そうなると、会員同士の話しがなかなか終わらなくなる。そういうこともあって、今回のレッスンは時間をかなりオーバーしてしまった。レッスン時間を2時間〜2時間半に収めるための時間管理も私の仕事なのである。



○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(2)

 ここは、私から会員への朗読に対するダメ出しとコメントを詳しく記すべき場ではない。しかし、今回、面白いやり取りがあったので簡単に紹介しておく。それは「セリフ」とそれに続く「地の文」の間に、もっと《間》を取るように指導したとき、ある会員が、ここは緊迫した場面なので《間》をとるべきではないという反問が出た。

 それに対する私の解答は、「セリフ」と「地の文」の表現主体は別人なので、間に《間》を散らないと聴き手にそのことが分からない。したがって、それなりの《間》をとることは必要不可欠なのだが、そういう《間》をとっても場面の緊迫感を聴き手が濃厚にイメージできるように朗読することが、朗読者の腕の見せ所なのである。

 この点は、朗読の理論からいっても、大変に面白い問題なので、今後、他のサークルの朗読レッスンにおいても取り上げて解説していくつもりである。こういう問題を含めて、私の既刊本『朗読の理論』の内容だけでなく、現在構想&執筆中の『朗読の上達法』の内容も、レッスンの場でその大筋を話していこうかと少し準備をしている。









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館長の朗読日記1902/平成28年度「八千代台公民館まつり」の第34回演技発表会

館長の朗読日記1902  (戦後71年10月05日 新規)




○平成28年度「八千代台公民館まつり」の第34回演技発表会(1)

 先一昨日(10月02日)に、私が居住する八千代市の八千代台公民館で、平成28年度「八千代台公民館まつり」の一環として第34回演技発表会が開催された。私が指導している八千代朗読サークル「新・みちの会」は、その八千代台公民館の登録サークルになっている。この登録サークルになると、色々の権利が与えられる。

 その最大のものは、レッスンに使用する会場が年間を通して予約できる点である。すなわち、毎月ごとに改めて予約手続きをしなくて済むわけである。八千代朗読サークル「新・みちの会」は、毎月の第2土曜日と第4土曜日を年間を通して予約できている。その他では、公民館の事務室脇にあるサークル用の引出しを使用できる。

 ただし、公民館活動を推進するための色々な義務も負わなければならない。私は詳しくは知らないが、公民館主催の行事も色々と手伝わなければならないらしい。毎年10月初頭に開催されるこの「八千代台公民館まつり」の場合にも、その運営を手伝うばかりか、そこで開催される演技発表会にも積極的に出演しなければならない。



○平成28年度「八千代台公民館まつり」の第34回演技発表会(2)

 この演技発表会には、ギター演奏サークル、民謡サークル、合唱サークル、ダンスサークル、舞踊サークル、太極拳サークルなどが、ホールの舞台で、日頃サークルで習っている演技を披露する。各サークルの出演者は楽しそうに演技しているから、この演技発表会への出演は、義務というよりも権利というべきなのかも知れない。

 各サークルの持ち時間は15分きっかり。それより短くてもいけないし、長くてはもちろん絶対にいけない。八千代朗読サークル「新・みちの会」から出演する2人の会員は、その時間管理にもっとも神経を使っていた。毎年、会員が回り持ちで出演するのだが、今年は2人の女性会員が向田邦子原作「父の詫び状」を朗読した。

 朗読や舞台だけでなく会場全体の雰囲気を楽しむようにアドバイスしたが、どうやら2人の女性会員は大いに楽しんでいたようであった。1人目の会員が朗読した際には、マイクの設定が不十分だったので、マイクの先が下に垂れてしまったり、朗読の声が会場に十分に届かないなど散々であったが、そういうこと全体を楽しんでいた。








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館長の朗読日記1901/千葉「風」第14回「小さな朗読館・ちば」に向けたリハーサル

館長の朗読日記1901  (戦後71年10月04日 新規)




○千葉朗読サークル「風」第14回「小さな朗読館・ちば」に向けたリハーサル(1)

 先一昨日(10月01日)は9時30分〜16時00分の時間帯で、千葉朗読サークル「風」第14回「小さな朗読館・ちば」に向けたリハーサルを行なった。会場は千葉市北大宮台自治会館である。朗読レッスンとしては、第14回「小さな朗読館・ちば」に向けた7回目、第2期・朗読ステップ6の20回目のレッスンである。

 リハーサルの手順を会員の皆さんと相談して、最初に、1人1人がプログラムの順に朗読していき、1人の朗読が終わるごとに私からダメ出しとコメントをしていく。それがひと通り終わったら、全体の通し稽古をする、ということになった。最初は、菊池寛原作「仇討三態(その3)〜とよ女のの場合〜」を半数の会員が読み継ぐ。

 会員が読み継いでいくごとに、1人1人にダメ出しとコメントをしていく。会員たちは、各々の水準でかなり仕上げてきていた。ただし、この作品はその大部分が、江戸時代の旗本の奉公人(男性)が正月の祝い酒をふるまわれて、酔っぱらって互いに話しを交わす場面である。女性の会員は、酔っぱらいのセリフが苦手のようだ。



○千葉朗読サークル「風」第14回「小さな朗読館・ちば」に向けたリハーサル(2)

 半数の会員は、自分で選んだ作品を1人1作品形式で朗読していく。こちらも、各々の水準でかなり仕上げてきていた。会員の1人が事情により出演できなくなった。が、新人が1人1作品形式で朗読することになったので、出演者数は変わらない。ただし、プログラムとしてはそれなりの変更となった。当日、司会者が告知する。

 新人の作品は、私が指定したが、他の会員の作品は会員自身が選んだだけあって、当人に向いた内容である。男が酔っぱらって言うようなセリフはない。そのためでもないだろうが、どの作品の朗読も、なかなかの力演であった。ひと通り終わった後に昼食をとり、その後に全体の通し稽古をやったのだが、時間が足りなくなった。

 菊池寛原作「仇討三態(その3)〜とよ女のの場合〜」の読み継ぎは全部をやったが、1人1作品の方は各作品の一部に絞って朗読してもらった。私もそうだったが、会員の皆さんも、昼食をとった後は、何となく緊張が解けて気合いが入らないようであった。マイクや出演者の出入りのリハーサルは、良く工夫がこらされていた。






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館長の朗読日記1900/千葉「わかば」主催の第13回「小さな朗読館・ちば」

館長の朗読日記1900  (戦後71年10月03日 新規)




○千葉朗読サークル「わかば」主催の第13回「小さな朗読館・ちば」(1)

 先一昨日(9月30日)は、千葉朗読サークル「わかば」が主催する第13回「小さな朗読館・ちば」が開催された。開場は午後1時00分、開演は午後1時30分。会場は千葉市生涯学習センター・小ホール(昨年までのメディアエッグを改称)である。朗読レッスンとしては、第2期・朗読ステップ5の13回目に相当する。

 会場(小ホールのは座席数は80席、観客数は約70人で、ほぼ満席の状態であった。前半は、先ず、三浦哲郎原作の「とんかつ」を会員の半数が読み継ぎ形式で上演した。その後は、1人1作品形式のものを2作品上演した。1つは大崎善生原作「神様捜索隊」、2つは秋山ちえ子原作「涙いっぱいのシャンパン」であった。

 休憩後の後半は、1つがミヒャエル・エンデ原作「アガテ叔母さん」、2つが山本文緒原作「庭」、3つが藤沢周平原作「吹く風は秋」、4つがО・ヘンリー原作「二十年後」。総ての会員の朗読が、従来のレッスンやリハーサルよりも格段に良くなっていた。そればかりでなく、会員の多くが、各自の欠点を克服しつつあった。



○千葉朗読サークル「わかば」主催の第13回「小さな朗読館・ちば」(2)

 終演後、別の場所で行なう打上げ会までにはかなり時間があったので、朗読会場でそのまま講評を行なった。先ず、私が全体的な講評と、出演者1人1人の朗読について簡単な講評を行なった。次に、会員の1人1人が順々に今回の朗読会についての感想&意見を発表していった。1期生は、全員に対し堂々たる講評をしていた。

 2期生は、自分の朗読に対する反省が主で、1期生を初めとする他の会員に対する感想表明は褒める方が主でそれ以外の感想&意見は控え目だった。しかし、全員が、それぞれの朗読に対しても、会員全体の朗読に対しても、かなりの手ごたえを感じ、達成感を得ているようであった。ロビーで訊いた観客の反応も良かったという。

 講評会の席上で、2期生から自主勉強会における1期生の指導(ダメだしやコメント)に対する感謝の声が多かった。色々と細かく具体的に指摘されたことがとても参考になり役に立ったという。これは2期生のためばかりではない。私の経験からも言えるが、2期生を指導することが1期生の上達にも大変役立っている筈である。



○千葉朗読サークル「わかば」主催の第13回「小さな朗読館・ちば」(3)

 今回は、前回に比べ朗読も着実に上達していたが、それぞれの原作も面白かった。やはり、朗読は原作選びが大切である。朗読会の朗読は、原作選びから始まる。朗読があまりに下手な場合は、良い原作を選んでもダメであるが、ある程度の朗読が出来るようになっている場合には「感動をつくる朗読」は原作選びが重要になる。

 打上げ会の席上で、次の共通レッスン台本・三浦哲郎原作の「じねんじょ」を全員に配布した。次の第15回「小さな朗読館・ちば」では、この作品を半数の会員が読み継ぐ。このサークルは現在、第2期・朗読ステップ5の途中である。来年2月に第15回「小さな朗読館・ちば」を開催して第2期・朗読ステップ5を終了する。

 このサークルは、第2期に入る前年に、朗読入門教室を開催して一斉に2期生を募集した。そのためか1期生と2期生ともに足並みがそろっており、途中入会者はほとんどいない。したがって、来年ごろから3期生の募集をどうするかについて計画を立てていく必要がある。計画立てて仕事を進めていくと、鬼が笑う話が多くなる。






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館長の朗読日記1899/「感動をつくる朗読基礎講座」を開催

館長の朗読日記1899  (戦後71年10月02日 新規)




○「感動をつくる朗読基礎講座」を開催(1)

 先一昨日(9月29日)の13時30分〜16時00分に、八千代市八千代台東南公民館の3階会議室で、初めての「感動をつくる朗読基礎講座」を開催した。PR手段は、八千代市の市報「広報やちよ」の市民伝言板欄に参加者募集案内の記事を投稿したのみである。結果的には7人の応募者があり、当日は7人全員が参加した。

 今回、この「感動をつくる朗読基礎講座」を開催した目的はいろいろとあって、なかなか一口には言い難い。それを敢えて一口で言うと、かなり積極的に朗読に関心があり、かなり向学心のある八千代市民を対象に、朗読の基礎を理論的に解説すること、これが目的であった。今回の目的が叶ったかどうかは、今はまだ不明である。

 今回の「感動をつくる朗読基礎講座」を開催するにあたって、私が指導している八千代朗読サークル「新・みちの会」の現代表の会員と最古参の会員の2人に手伝ってもらった。この2人の会員は、冒頭に自己紹介してもらったときに、八千代朗読サークル「新・みちの会」のPRをしていた。そのPRの効果もまだ不明である。



○「感動をつくる朗読基礎講座」を開催(2)

 講座が終了した後、3人でお茶を飲んだ。現代表の会員の感想は、今回のような講座をサークル会員を対象に開催して欲しい、というものであった。レッスンでの私の指導がより良く理解できたそうである。そういう現代表は2期生である。最古参の会員の感想は、今日の講座内容は、難しすぎたのではないか、というものであった。

 そういう最古参の会員は、もちろん1期生である。この最古参の会員は、作品解読力も朗読の実力も抜群の水準である。自分は今回の講座内容を十分に理解した上で、そのような感想&意見を表明したわけである。したがって、この最古参の会員の感想&意見は尊重せざるを得ない。今後の講座内容を見直す必要があるであろう。

 なぜなら、今回のような講座を、今後も、八千代市その他でときどき開催していくことを考えているからである。応募者のイメージをかなり高めに想定した今回の講座内容も、難しすぎたとなれば、やはり見直さざるを得ない。朗読サークルで私のレッスンを受けた会員にしか理解できないことを、公開講座で話しても仕方がない。







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館長の朗読日記1898/第7回「小さな朗読館」のリハーサル

館長の朗読日記1898  (戦後71年09月30日 新規)



○第7回「小さな朗読館」のリハーサル(1)

 一昨日(9月28日)は、今年10月26日(水)に開催する第7回「小さな朗読館〜感動をつくる朗読をめざして〜」の唯一のリハーサルを行なった。会場は、八千代市八千代台公民館・工作室であった。ゲスト出演者(藤田多恵子、井手陽子、昌谷久子、志村葉子)の4人と、司会進行役(飯野由貴子)と私の6人が参加した。

 先ず、参加したメンバーに簡単な自己紹介をやってもらった。皆、それぞれの朗読(発表)会を見に行っているから、ある程度は顔見知りである。次に、私が本番当日のタイムテーブルを配布し、その内容を簡単に説明した。その後は、プログラムの順にゲスト出演者に朗読を披露してもらった。全員が、さすがの朗読であった。

 今回のリハーサル時間は、午後1時〜4時半の半日とした。ゲスト出演者に1人づつ朗読してもらっては、私から簡単な指導を行なった。ゲスト出演者全員のリハーサルがひと通り終わった段階で、お茶の時間とした。家人が用意した茶菓子を全員で飲食しながら、本番の司会進行についての打合せと、色々な懇談・歓談をした。



○第7回「小さな朗読館」のリハーサル(2)

 本番の司会進行については、前回まではゲスト出演者の1人1人に対して、それぞれの朗読の前に司会進行役(飯野由貴子)がインタビューしていた。しかし、このやり方について、関係者で色々と検討した結果、次回から1人1人のゲスト出演者と朗読作品を司会進行役(飯野由貴子)が紹介する方式を試してみることにした。

 これは、別に前回までの方式に欠陥があるとか、あるいは、次回から試行する方式に固定するとか、そういう硬直した考えによるものではない。朗読会の司会進行のやり方を色々と試行しながら、より良い方式を開拓していきたいという前向きな考えによるものである。朗読会の司会進行の理想型を探究していきたいと思っている。

 さらに今後、将来的に音楽とのコラボなどをやることになれば、その場合の司会進行の方式も考案していかなければならない。これまでも、朗読時間2時間程度の文学作品(中編作品)を読み継ぎ形式で朗読上演する方式を考案&実践してきた。私は、従来の朗読会における短篇作品偏重の朗読上演形式を打破したと自負している。







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