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館長の朗読日記1933/船橋「はなみずき」の朗読レッスン

館長の朗読日記1933  (戦後71年12月17日 新規)



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(1)

 一昨日(12月15日)の午後3時00分から、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンを行なった。本来なら、今回は第2期・朗読ステップ6の第2回目。来年4月に開催する朗読発表会に向けたレッスンを行なうはずである。しかし、4月の会場が混みあっていて予約できなかったため、朗読発表会を2ヶ月先の6月に延期した。

 そこで、2ヶ月延期した分の4回のレッスンを、第2期・朗読ステップ6のための最初のレッスン台本・宮澤賢治原作「なめとこ山の熊」を前倒しでやることになった。今回はその第2回目、すなわち第2期・朗読ステップ6の2回目のレッスンである。前回は初回ということで、作品解読に重点を置き、会員の朗読に直接の指導はしなかった。

 従って、実質的な朗読指導は今回が初めてである。初めてだといっても、私のダメ出しとコメントはあまりそういう斟酌はしない。もっとも、まだ作品解読が十分でないところもあるので、指導の合間にそういう作品解読の不足分を補わなければならない。宮澤賢治の「なめとこ山の熊」という作品は、いくら解読しても解読し足りない深さがある。



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(2)

 このサークルは、会員数が多い方に属する。従って2期生も多いのだが、もっともレッスン歴の短い会員でもすでに2年半くらいにはなる。基本的な「語りかける語り口」も、十分ではないが、かなり身についてきた。助詞を極端に上げたり、心情を込めた言葉を無意識に下げるなどという癖のあった会員も、かなり自然な語り口になってきた。

 そういう会員には、そろそろ、イメージ表現や心情表現に重点を置いた指導に移行している。レッスン歴が比較的長くなった2期生は、かなり「語りかける語り口」が身についてきた。そうなると、逆に、心情表現とイメージ表現の過不足や深浅がはっきりと朗読に露出してくる。語り口が良くなれば、それだけ表現する内容が問われてくる。

 今や古参となった1期生の場合には、心情表現とイメージ表現だけでなく、台本の作品世界をどのように理解し、受けとめ、それぞれの場面をどのような構成で表現するか、などが問われてくる。そういう朗読ができる会員は、皆無ではないがまだ少数である。1期生は先輩がいなかった分、2期生に比べて苦労も多かったと察している。



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