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館長の朗読日記1947/今年の初レッスン/品川「あやの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記1947  (戦後72年01月18日 新規)



○今年の初レッスン/品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(1)

 昨日(1月17日)に、品川朗読サークル「あやの会」の第2期・朗読ステップ5の13回目のレッスンを行なった。今回から、5月に開催する朗読発表会に向けたレッスンに入る。このサークルは朗読時間2時間余の大作を全会員が読み継ぎ形式で上演する。途中の休憩時間を挟んだ2部構成で朗読するが、今回はその第1部のレッスンを行なった。

 読み継ぎ朗読の順番に1人1人の朗読分担部分を朗読してもらい、私からダメ出しやコメントをしていった。その過程で、この作品の朗読的なポイントも自ずから浮かび上がってきた。この作品には、きわめて個性的な登場人物が初めから終わりまで登場し続ける。そのセリフ表現にどう統一感を持たせるかが大きな問題なのである。

 特に、老人のセリフ表現が最大の難関である。このきわめて個性的な老人のセリフを朗読表現すべき品川朗読サークル「あやの会」の会員には、老若男女のすべてそろっている。今回の初読みでは、会員たちのセリフ表現もそれぞれがかなり個性的であった。この作品に登場する老人のセリフの統一感をどうに醸成していったら良いであろうか。



○今年の初レッスン/品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(2)

 作品中に紹介される広報紙のコラム記事の朗読の仕方も、重要な朗読的なポイントである。書き手の立場で朗読するか。読み手(主人公)の立場で朗読するか。それとも、その記事の素材を提供した老人の立場で朗読するか。あるいは、朗読者の立場で朗読するのが良いか。いろいろな視点がある。全部を統一する必要があるかどうか。

 その他、朗読的に面白いポイントや問題がいろいろとたくさん出てきた。このサークルは自主勉強会を頻繁にやっている。その自主勉強会の場で、それらのポイントや問題について、皆でいろいろ相談してもらうことにした。そういう意味で、この台本は非常に面白い内容をもっているといえる。私の一方的な押し付けは良くないと思う。

 ともあれ、この品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンが、私の今年の初レッスンとなった。朗読レッスンは楽しいし、面白いし、私自身のためになる。反面、私のレッスンは常に会員の皆さんとの真剣勝負だから、疲れもするし、神経もつかうし、準備もかなり大変である。しかし、この1年も頑張って取り組んでいこうと思う。






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