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館長の朗読日記1960/船橋「はなみずき」と習志野「茜」の朗読レッスン

館長の朗読日記1960  (戦後72年02月17日 新規)



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(1)

 昨日(2月16日)の午後3時00分から、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンを行なった。今回は第2期・朗読ステップ5の第13回目。本来なら4月に開催すべき朗読勉強会を2ヶ月先の6月に延期していたが、いよいよ今回からその朗読勉強会に向けた朗読レッスンに入って行く。このレッスンは、演出とはちがう。

 このサークルには1期生と2期生が混在している。やはり1期生は、それなりの朗読をする。朗読の基本である「語りかける語り口」は基本的に修得している。したがって、レッスンの内容は朗読作品を全体としてどのように表現していくか、という側面が中心となる。作品世界をどのような朗読表現で構成していくかという側面である。

 2期生は、先発組と後発組に大別される。先発組はかなり「語りかける語り口」が身についてきている。したがって「語りかける語り口」の手直しよりも、作品構成的な朗読表現の指導が主になる。逆に後発組は「語りかける語り口」の手直しや声出しの指導の方が主となる。たぶん、レッスン歴が3年を越すとちがってくると思う。



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(2)

 この船橋朗読サークル「はなみずき」に対して、船橋市西部公民館からこの公民館が主催する寿大学の来年度のカリキュラムに朗読会を組み入れたいので出演して欲しい、という依頼があった。持ち時間は90分、受講者は60歳〜80歳の年齢層の方々が80人〜90人くらいという。こういう依頼は、嬉しいし、大歓迎である。

 このサークルは、船橋市東老人福祉センターが主催する「ふなばし東老朗読会」を5年以上も続けている。こちらは年6回の朗読会を上演する。このような実績が少しづつ認められて、あちこちから依頼が来るようになると非常に嬉しい。そういう依頼が刺激になって、サークル会員の朗読の上達につながっていけば、なおさら良い。

 私が朗読指導している6つの朗読サークルは、それぞれ少しづつだが、そういう依頼が来るようになっている。その依頼先や依頼内容はさまざまであるが、どの朗読サークルも一所懸命にそういう依頼に応えようと努力している。そういう朗読会が、サークル会員の皆さんの生き甲斐にもなっているからである。会員の意気込みも嬉しい。



○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(1)

 昨日(2月16日)の午後6時10分から、習志野朗読サークル「茜」のレッスンを行なった。今回は第2期・朗読ステップ3の13回目、今回から、今年6月に開催するこのサークルの朗読発表会に向けたレッスンに入っていく。今回の上演形式は1人1作品を原則としている。ただし3人の会員が1つの作品を読み継ぐケースもある。

 レッスン歴がまだ短い会員が、各文節の助詞を下げて朗読していた。そこで、まだ冒頭の部分だったが、その点を注意した。そうすると、驚いたことにその後の大部分は、見事に各文節の助詞を下げずに、それに続く文節につなげる意識で朗読していた。指摘すれば、即応できる実力が身についていたのである。これは嬉しかった。

 別の会員は、以前は言葉の1つ1つが明確でなかったが、最近は見違えるように明確になってきた。そこで、今後は、言葉を明確に発声する意識は保ちつつも、むしろ、心情表現やイメージ表現のために大きく演技する方に意識の主力を向けるように指導した。そう指導しながら、このような指導をする段階になったことが嬉しかった。



○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(2)

 このサークルは会員数が10人を切っている。しかも、今回は欠席した会員が2人もいたので、レッスンはいささか寂寥たるものになった。サークルの会員数が少なくなると、会員1人当りのレッスン時間が長くなるから、密度の高いレッスン内容になるなどと考えるのは、大きな間違いである。むしろ、その反対になってしまう。

 朗読する当人はなかなか自分の朗読の良し悪しが分からない。従って、私からの指導内容も本当のところはなかなか分からない。しかし、他人の朗読についてはその良し悪しがよく分かる。従って、他人の朗読に対する私の指導内容も良く理解できる。他人が自分と同じ指導を受けていると、自分もそうなのかと分かってくるのである。

 今年6月の朗読会までの間に、会員数を増やす方策を立て、その実行プログラムを煮詰めていかなければならないと考えている。このサークルは、レッスン時間が平日の夜である点がネックになっている。発足時の事情でそういう時間帯になったのだが、今はそのゆおうな事情も解消されている。いろいろな点で見直していく必要がある。






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