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館長の朗読日記1969/品川「あやの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記1969  (戦後72年03月08日 新規)



○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(1)

 昨日(3月07日)に、品川朗読サークル「あやの会」の第2期・朗読ステップ5の16回目のレッスンを行なった。今回は5月に開催する朗読発表会に向けたレッスンの4回目である。今回はその第2部を全員に順々に朗読してもらった。読み継ぎ形式の朗読は、1つの作品を出演者の数だけ細かく輪切りにしてつなげていく。

 読み継ぎ形式の場合には、特別な課題が出てくる。代表例が、登場人物のセリフ表現の統一性をどうするかである。今回の朗読作品「阿弥陀堂だより」の場合には、この作品に特有な課題もある。ポイントポイントで挿入される広報紙のコラム記事「阿弥陀堂だより」の表現的な統一性をどのようにもたせるか、もその1つである。

 このサークルは皆さん熱心で、何回も自主練習会を重ねていく。前回のレッスン後には、その一環として映画「阿弥陀堂だより」の鑑賞会を催した。その結果、参考になった点も多々あったが、朗読と映画の違いも再認識したという。コラム記事「阿弥陀堂だより」の朗読表現の仕方もそのひとつで、今後の研究課題であるという。



○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(2)

 今回は、私からも新たな課題を提起した。それは、他のサークルにも横並びで提起しているものだが、地の文とセリフの表現についての基本的な課題である。地の文とセリフには、それぞれ2通りの種類がある。地の文の場合は、原作者としての表現と登場人物としての表現の2通りである。それをどう語り分けるかが課題である。

 セリフの場合は、作品世界に登場する他の登場人物に語りかけるセリフと、セリフを表現している登場人物が独り言ないしは自問自答するセリフ、の2通りである。それをどう語り分けるかが課題となる。今回の「阿弥陀堂だより」には、そのいずれの表現のケースも存在している。それぞれをはっきりと語り分けるよう注文した。

 今回は、体調不良でしばらく休んでいた会員が久しぶりにレッスンに復帰した。久しぶりに聴いたその会員の朗読は、とても素晴らしかった。また、他の会員であまり丈夫でない方の朗読も、着実に良くなってきていた。それぞれに体調に不安を抱えている会員の皆さんが、それぞれのペースで頑張っていることに敬意を表したい。









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