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館長の朗読日記1968/千葉「風」の朗読レッスン

館長の朗読日記1968  (戦後72年03月05日 新規)



○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(1)

 昨日(3月04日)の午前9時30分から、千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンを行なった。今回は、第3期・朗読ステップ1のレッスンの7回目。今回は、今年6月に開催する朗読会に向けた台本のレッスンの2回目である。会員の半数は共通レッスン台本を読み継ぎ形式で、他の半数の会員は1人1作品形式で朗読上演する。

 このサークルも、1期生と2期生の混在である。そろそろ3期生も登場して来た。だいたいは、レッスン歴の長さに比例して朗読の上達度が上がっている。しかし、レッスン歴は短くとも、入会する前に朗読を経験してきた会員や朗読は初めてでも声優やアナウンサーの訓練を経験してきた会員は、当然、朗読の上達度が高くて速い。

 近年は、どの朗読サークルにおいても、会員の朗読的な上達具合がそういう複雑な状況になってきている。そういう複雑な状況を見据えながら、会員1人1人の上達の経緯と現状を判定し、その場その場でもっとも的確と思われる朗読指導を試みている。その指導が的確でないと、会員の納得が得られない。まさに真剣勝負である。



○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(2)

 ただし、場合によっては、全員に同じ大きな課題を提起し、レッスンを通してその課題を追究することもある。その課題に対して、さまざまな上達具合にある会員たちがどのように取り組み、どのように解決するか。これは一種の実験にもなるのである。最近、私が取り組んでいる課題は、地の文とセリフの語り分けについてである。

 地の文は、表現する主体は原則として原作者(=朗読の場合は朗読者)である。しかし、さらに読み込んでいくと原作者ないしは朗読者が直接に読者ないしは聴き手に語りかる部分の他に、登場人物に「視点の転換」をして登場人物として直接に読者ないしは聴き手に語りかける部分もある。その2つを明確に語り分けるという課題。

 他方、セリフは、表現する主体はいうまでもなく作品世界に登場する登場人物である。しかし、これも2種類ある。1つは、作品世界の中で登場人物同士で語り合う部分。2つは、自分の内面で独白ないしは自問自答する部分。その2つのセリフを明確に語り分けるという課題。当面、この課題に意識的に取り組んでいくことにする。






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