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館長の朗読日記1986/千葉「わかば」の朗読レッスン

館長の朗読日記1986  (戦後72年04月14日 新規)




○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)

 4月13日(木)の13時30分から、千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンを行なった。今回は第2期・朗読ステップ6、レッスン台本・宮澤賢治原作「なめとこ山の熊」の3回目である。前回と前々回は、この宮澤賢治原作「なめとこ山の熊」という作品の解読内容と朗読的ポイントを説明することに重点を置いた。

 今回からは、会員の皆さんの朗読そのものについての指導に重点を置いた。朗読そのものの指導は、大まかに2つに分けることができる。それは、㈰「語り口」についての指導、㈪朗読表現についての演出的な指導、の2つである。大まかに、2期生に対する指導は㈰に、1期生に対する指導は㈪に、重点を置くことになる。

 ㈰「語り口」についての指導は、これも大まかに3つくらいのポイントがある。1つは、各文節が高く上に出ているか。特に、2音目がくっきりと上がっているか。2つは、声出しが朗読者自身の心情やイメージのこもったものになっているか。3つは、言葉の1つ1つが粒だっているか、言葉が立っているか、である。



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)

 ㈪朗読表現についての演出的な指導は、ポイントがいろいろある。たとえば、視点(あるいは心情)の転換が的確に表現できているか。セリフと地の文のつながり具合はどうか。場面の転換や文章内容の転換が的確に表現されているか。これらのポイントのクリアは、「語り口」の問題がクリアできていることが前提となる。

 2期生は、たとえ㈪の内容を実現できなくとも、耳で聴いていつかは自分ができるようになる準備をしておく。いわゆる、耳学問というやつである。1期生は、たとえ㈰の内容をクリアできていても、自分の「語り口」を改めて反省し、さらに自分を磨く参考にしてもらう。いわゆる、他人の振り見て我が振り直せ、である。

 このサークルは、ここ数年はステップの仕上げの朗読会を、1人1作品形式の朗読スタイルで上演してきた。今回の第2期・朗読ステップ6の仕上げには、久しぶりに、大きな作品を全員で読み継ぐ軽視?の朗読スタイルで上演したいという。レッスン終了後に全員が残って作品選びの相談を行なうという。ぜひ、良い作品を。







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