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館長の朗読日記1990/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記1990  (戦後72年04月23日 新規)



○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(1)

 昨日(4月22日)の13時30分から、八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスンを行なった。今回は第3期・朗読ステップ2の第12回目、レッスン台本・宮澤賢治原作「雁の童子」の6回目である。今回は、このレッスン台本の仕上げの通し読みである。台本を会員数に区切り、1区切りづつ読み継いでもらう。

 その後、私から、全体の総評と1人1人の朗読に対する講評を行なう。全体の総評としては、サークルとしての平均レベルがかなり向上したという印象をそのまま述べた。語り口や声出しという基本的な部分は、平均的にかなり良くなってきている。もちろん1人1人の朗読には直すべき点が色々あるので、それを指摘していった。

 その指摘内容を例示すると、以下のような具合である。各文節をアクセントのある箇所(2音目はいしは1音目)を中心に高く上げ気味に語っていくことは、朗読の基本である。特に、アクセントのある箇所(2音目はいしは1音目)をクッキリと上げることは重要である。また、その場合、各文節の最後を下げないことも重要。



○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(2)

 各文節の最後を下げずに、高止めたままに、その後につづく文節につなげる意識で表現していくことが重要。声は、現実の場で朗読者が出している声で朗読するのが基本である。張り過ぎたり、高すぎる声は、表現の幅を狭めてしまい良くない。次に言葉の1つ1つを自分のイメージや心情を込めて(立てて)表現することが重要。

 以上が、語り口の基本的なポイントである。これができてくると、つぎはイメージ表現、心情表現、場面表現という段階に進んでいく。この段階で、まず重要になるのは、各文の最後にある述語部分の表現である。特に、動作や動きのある表現をする場合には、そのダイナミズムを目の当たりにイメージして表現することが重要。

 この段階の朗読表現には、まだまだ重要なポイントが色々とあるが、大切なのは、自分の朗読の聴き手や観客を具体的にイメージして、その聴き手や観客に自分の言葉として語りかける意識を強く持つことである。この意識が稀薄で、自分の世界で語るような語り口の朗読は、聴き手や観客を作品世界に引き込むことができない。











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