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館長の朗読日記1995/千葉「わかば」と習志野「茜」の朗読レッスン

館長の朗読日記1995  (戦後72年05月14日 新規)



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)

 5月11日(木)の13時30分から、千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンを行なった。今回は第2期・朗読ステップ6、レッスン台本・宮澤賢治原作「なめとこ山の熊」の5回目である。レッスン台本も5回目ともなると、会員の皆さんは朗読をかなり仕上げてくる。もちろん、その会員なりの仕上がりではあるが。

 あらためて、その仕上がってきた朗読を聴いていると、会員の皆さんそれぞれが少しづつだが着実に上達してきたことを実感した。その上達ぶりに、ある意味で少し驚いた。しかし、上達すれば、逆にその会員の短所もそれぞれ浮き上がってくる。それらの短所を、ポイントを絞って指摘する。直るまで、同じことをくり返す。

 会員それぞれに、朗読が上達してきた軌跡がある。その軌跡を大きくとらえて、その軌跡の今後の延長線を私なりに予測しイメージする。その今後の上達のイメージに基づいて、当面の最重要と思われる課題を指摘し、それを解決する方法を指導する。それができるまで同じことをくり返す。私のレッスンは、そのくり返しである。



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)

 今回は、レッスンの冒頭に、朗読ステップ6における朗読への取り組み方をまとめて説明した。前回と深く関連したテーマである。内容的にはかなりダブっていたかも知れない。しかし、前回欠席した会員もいたし、特に重要な内容でもあるから、同じことを何回説明しても良いと割り切っている。会員の耳にタコができても良い。

 朗読ステップ6は、朗読をしながら自分の朗読を観客の耳、さらには演出家の耳で聴いて、観客とのイメージ的な交流を図ったり、自分の朗読の修正を実践する技を修得する段階である。その第一段階は、朗読を聴く耳のレベルを上げる問題である。まずは、自分以外の人の朗読を聴くレベルをいかに上げるかという問題である。

 さらに、自分の朗読を客観的に聴く耳を鍛えることである。自分で聴いた自分の声と、他人が聴いた自分の声は、かなりちがう。この事実は、自分の声を録音で聴くと実感することができる。また、自分としては十分に心情表現やイメージ表現をしたつもりの朗読が、他人が聴くとそうでもない場合がある。これをどう解決するか。



○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(1)

 5月11日(木)の13時30分から、習志野朗読サークル「茜」のレッスンを行なった。本来は5月04日(木)なのだが、連休のためこの日にスライドさせたのである。今回は第2期・朗読ステップ3の18回目、今回は今年6月に開催するこのサークルの朗読発表会に向けたレッスンの6回目である。

 このサークルの朗読発表会の上演形式は1人1作品を基本にしている。1人1作品の上演形式の場合は、時間の関係で通常は年2回に分けて開催する。このサークルも昨年まではそうであった。しかし、今年はこのサークルの会員数が減ったため、年1回の開催でも時間的にできるようになった。

 朗読サークルの会員数が少なくなることは、朗読レッスン観点のからも、サークル運営の観点からも、けっして好ましいものではない。会員数が多いうちは、このことがなかなかサークル会員は理解できないようである。しかし、実際に会員数が少なくなると、そのことをヒシヒシと実感するようになる。





○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(2)

 いずれ、会員を増やす方策を考え、実行しなければならないと思っている。しかし、まだ焦ることもないし、それなりの準備期間が必要でもあるので、すべては6月の朗読会が終わってからにしようと考えている。特に、習志野市は私が居住していないために、すべてのことに習志野市に居住する会員の協力が必要となる。

 会員たちの朗読は、朗読会が近づいてくるにつれて、それなりに仕上がってきている。この習志野朗読サークル「茜」は他のサークルに比べてもっとも立上げが遅かったグループである。新しい会員の比重も小さくない。しかし、着実に朗読のレベルは上がってきている。少数なりに今後も頑張って上達していって欲しい。

 このサークルは会員数が少ない割に、会員の朗読レベルや個性がいろいろ多彩である。したがって、私の指導内容も会員によってかなり違ったものになる。ある意味では、それがレッスンを非常に面白くしているのだが、会員によってはかえって混乱してしまうかも知れない。それを含めて、面白い試みだという気もする。







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