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館長の朗読日記2001/千葉「わかば」の朗読レッスン

館長の朗読日記2001  (戦後72年05月27日 新規)



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)

 一昨日(5月25日)の13時30分から、千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンを行なった。今回は第2期・朗読ステップ6、レッスン台本・宮澤賢治原作「なめとこ山の熊」の6回目である。このレッスン台本「なめとこ山の熊」の最後のレッスンであり、仕上げの通し読みをやった。なかなか良い仕上がりであった。

 まず2期生は、ほとんどが「語りかける語り口」になってきている。細かいところは「語りかける語り口」についてまだ十分でない部分が残っている。それらは今後、少しづつ直していけば良い。大筋で「語りかける語り口」になっていることが大切なのである。大筋で「語りかける語り口」になると、イメージ表現ができてくる。

 イメージ表現ができてくると、その文学作品の作品世界における朗読者のイメージや心情のとらえ方の良し悪しや深浅や高低の程度が浮かび上がってくる。その会員が抱いているイメージや心情の内容を確認し、さらに補充し、新しいイメージや心情に基づいた朗読表現を指導する。同時に「語りかける語り口」の改善も指導する。



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)

 つぎに1期生は、ほとんどが「語りかける語り口」が身についてきている。したがって「語りかける語り口」の基本的な部分でなく、応用的な部分の指導が主となる。すなわち、観客に対する説得力の問題、自分の言葉で語りかける表現力の問題、イメージ表現や心情表現の問題、朗読における《間》の取り方の問題、等々である。

 ある1期生のイメージと心情の表現が、前回に比べて格段に良くなった。前回までのいささか平板な感じの朗読が、今回は格段に豊かで的確な表現になっていた。格段に良くなったことに対する心当たりがあるか否かを訊いてみた。5月に開催された他の朗読サークルの朗読発表会を聴いて、非常に啓発されたということであった。

 あれくらい大胆にイメージと心情の表現をやっても良いんだ、否、やった方が良いんだ、ということを実感したらしい。私が指導する朗読サークルがお互いの朗読会を聴き合い、啓発し合って、自らの朗読を向上させる。その成果を実感し確認することができたのは、指導する私としても、この上ない喜びであり、誇りでもあった。






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