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館長の朗読日記2021/船橋「はなみずき」と習志野「茜」の朗読レッスン

館長の朗読日記2021 (戦後72年/西暦2017年07月09日 新規)



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(1)

 7月06日(木)の15時00分から、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第2期・朗読ステップ6の第5回目、レッスン台本・宮澤賢治原作「なめとこ山の熊」の第5回目のレッスンである。第2期・朗読ステップ5の仕上げの朗読発表会を2か月遅らせたために、こういうことになった。

 ともあれ、今回は、その朗読発表会(6月28日開催)後の最初のレッスンであったから、まず、それについての知人友人からの感想・意見を披露してもらった。主なところでは、1つはバック音楽が大きすぎたというもの、2つは何人も読み手が交代したにもかかわらず作品世界が連続してイメージできたというものであった。

 ついでに、きららホールのスタッフから言われたこと、すなわち次回からバック照明の操作を引き受けられないということを伝えた。読み継ぎ形式の朗読上演にバック照明は不可欠というのが、会員の皆さんの意見であった。そこで、失敗することがあるかもしれないという了解付きで、次回からは家人が操作することになった。



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(2)

 朗読レッスンに入った冒頭に、しばらく中断していた第2期・朗読ステップ6の再開ということで、改めて朗読ステップ6の目的と概要を説明した。簡単にいうと、朗読しながらその自分の朗読を自分の耳で聴くということである。自分の耳といっても、観客の耳と、演出者の耳と、その両方の耳で自分自身の朗読を聴くのである。

 その後、会員1人1人に順次朗読していってもらったのだが、朗読することだけに気をとられ、自分自身の朗読を聴きながら朗読することがさっぱりできていない。そこで、会員が自分の朗読範囲の半分くらいまできたところで、一時朗読を中断してもらい、自分の朗読を聴ききながら朗読するように注意を喚起することにした。

 すると、驚いたことに、注意を喚起した以後とそれ以前の朗読にかなりの変化が生じてきた。傍聴している他の会員たちも、その変化に気がついたようである。自分自身の朗読を自分の耳で聴きながら朗読することを意識すると、若干ではあるが、落ち着いた声になり、観客に語り聴かせるような自然な語り口に変化したのである。



○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(1)

 7月06日の18時10分から、習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスンをおこなった。このサークルは、今回から第2期・朗読ステップ4に突入する。ただレッスン台本は、他のサークルが第3期に使用するものを準用する。逆に、このサークルが第3期に入ったときには、他のサークルが第2期に使用した台本を準用する。

 このサークルも、第2期・朗読ステップ3の仕上げの朗読発表会(6月25日開催)を開催してから、今回が最初のレッスンであった。そこで、知人友人の観客から寄せられた感想や意見を披露してもらった。こういう朗読会を初めて聴いた方々は、とても感動してくれたそうである。題材も変化に富んで好評であった、という。

 当日は、会員のご主人が朗読会をビデオで撮影してくれていた。そのDVD盤をいただくことができた。後日、そのビデオを見てみたが、とても良く撮影されていた。これは、会員の皆さんのよい記念になると思う。今回は、朗読レッスン的には、第2期・朗読ステップ4の1回目、台本・太宰治原作「燈籠」の第1回目である。



○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(2)

 まず最初に、朗読ステップ4の目的と概要を説明した。それを簡単にいうと、朗読ステップ4は、原作者の立場だけではなく、演出者の立場から朗読に取り組む段階である。大切なポイントを1つ記すと、作品世界の場面場面を全体的にイメージし、そのイメージから実際に記されている文字言語の表現意図を改めて探っていく。

 それから、この太宰治原作「燈籠」という作品について、私の思っているところをざっと解説した。その後、会員1人1人に順々に「燈籠」を少しづつ朗読していってもらった。この作品は、朗読していくうちに、思わず心情を籠めた表現になっていく。太宰治の文章の力、作品の力である。会員の皆さんもそれを感じたと思う。

 このサークルも10年目に突入したが、大田朗読サークル「くすのき」を除けばもっとも後発である。しかも、発足当初からの会員は2人しかいない。レッスン歴が6年の会員1人を除けば、他はレッスン歴が2年〜4年と短い。それでも、最近かなり朗読レベルが向上した。この「燈籠」によってさらなる飛躍を期待している。






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