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過去のイベント記録/戦後72年(2017年)前期

過去のイベント記録/戦後72年(2017年)前期

            (戦後72年08月14日 新規)

             
                         

【過去のカレンダー】 NEW!



6月28日(水)船橋朗読サークル「はなみずき」朗読発表会
 /船橋朗読サークル「はなみずき」主催

6月25日(日)習志野朗読サークル「茜」朗読発表会
 /習志野朗読サークル「茜」主催

6月06日(火)大田朗読サークルの立上げ会&第1回朗読レッスン
 /大田朗読サークル主催

6月04日(日)第16回「小さな朗読館・ちば」
 /千葉朗読サークル「風」主催

5月25日(木)ふなばし東老朗読会(第35回)
 /船橋市東老人福祉センター主催

5月16日(火)品川朗読サークル「あやの会」朗読発表会 
 /品川朗読サークル「あやの会」主宰

4月10日(月)朗読と音楽の刻・虹(第3回)
 /「朗読と音楽の刻・虹」主催

4月04日(火)大田朗読サークルを立ち上げる相談会
 /「大田朗読サークルを立ち上げる相談会」事務局主催

3月22日(水)第8回「小さな朗読〜感動をつくる朗読をめざして〜」
 /感動をつくる・日本朗読館「小さな朗読館」きららホール実行委員会主催

3月18日(土)第17回「品川朗読交流会」
 /品川「あやの会」および他グループの共催

3月09日(木)ふなばし東老朗読会(第34回)
 /船橋市東老人福祉センター主催

2月23日(木)第15回「小さな朗読館・ちば」
 /千葉朗読サークル「わかば」主催

1月31日(火)朗読入門講座(第2回)
 /大田文化の森運営協議会主催

1月26日(木)ふなばし東老朗読会(第33回)
 /船橋市東老人福祉センター主催

1月24日(火)朗読入門講座(第1回)
 /大田文化の森運営協議会主催



【くわしい内容】 NEW!



船橋朗読サークル「はなみずき」朗読発表会

〔日時〕戦後72年(西暦2017年)6月28日(水)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市民文化創造館(きららホール)/フェイスビル6階

〔交通〕JR総武本線・船橋駅/京成本線・京成船橋駅より徒歩3分

〔演目〕浅田次郎原作「夜の遊園地」/山本周五郎原作「四年間」

〔プログラム〕

【第1部】「夜の遊園地」浅田次郎原作
          <休 憩>
【第2部】「四年間」山本周五郎原作

〔出演〕

 小糸洋子、田中幸子、黒田裕子、御代川裕子、鳥海治代、谷千和子、井上みつ江、小林いさを、村木ひろみ、中山慶子、遠田利恵子、畑野欸子、昌谷久子、飯野由貴子、平松歩、亀田和子、久保田和子(朗読順/船橋朗読サークル「はなみずき」の会員)

〔朗読指導・演出〕 東 百道

〔主催〕船橋朗読サークル「はなみずき」

〔参加〕入場無料

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にどうぞ
    047−487−3721 (東)

《館長のコメント》

 会場の船橋市民文化創造館(きららホール)には電動収納式移動観覧席が136席ある。これは階段状の客席であり、会場の後の半分を占めている。前部分の半分は平らな床になっており、必要に応じてパイプ椅子を並べる。標準型の客席設定は、パイプ椅子を電動収納式移動観覧席の前面に一列に並べたもの(16席分)である。

 今回はその標準型に加えパイプ椅子を2列(16席×2列)並べたので、総客席数は184席になった。見た目には会場の客席はほぼ満席状態であった。受付担当の報告によると、来場者数は160人強ということであったから、20席くらいは空いていたことになる。後の方の座席が空いていたそうだが、暗くてよく見えなかった。

 出演者の朗読は、まあまあの出来栄えであった。私としては、まだまだ不満がある。しかし、会員の皆さんが舞台の上で自分の今もっている力を最大限発揮して頑張っていることは十分伝わってきた。それは、私だけでなく、会場の観客の皆さんにも伝わったはずである。舞台挨拶のときの暖かい拍手がその何よりの証だと考えている。

 もちろん、絶対的なレベルはまだまだである。しかし、毎年、全ての会員が、前年の朗読発表会より朗読のレベルを向上させている。それは確かである。そして、これが私の朗読指導者としてのなによりの誇りなのである。今年の朗読発表会においても、それぞれの会員は、昨年の朗読発表会よりも確実に朗読のレベルを上げていた。

 このサークルは、今回の朗読発表会で設立11年となる。会員の3分の1はレッスン歴11年になる。しかし、レッスン歴が3年の会員もいる。会員によってレッスン歴が区々である。事前の自主練習会では、会員同士がかなり相互啓発を行なったという。レッスン歴の長短にかかわらず、率直活発に相互啓発を図る良い雰囲気だという。

 今回「J:COMチャンネル」というケーブルテレビ(船橋市、習志野市、八千代市)が取材にきた。開場から開演の間に、取材記者&撮影者の事前インタビューに古参会員の1人と共に15分ほど応じた。今回の取材結果は、6月30日(金)17時40分に放送される「デイリーニュース」という番組の中でとり上げられるという。

 今回は、若い会員が1人体調を崩して欠演した。しかし、体調が心配された最長老の会員は、元気に出演することができた。出演しただけでなく、終演後の打上げ会にも参加した。その席上で、今後も、朗読レッスンと朗読発表会に頑張って参加する、と宣言していた。このような最長老会員の頑張りは、みんなに勇気を与えてくれる。

 終演後の打上げ会は、新たにご縁ができたというフランス料理店で行なわれた。本来は休店日なのだが、特別に開店してくれた。実質的な貸し切りであった。シェフの方々も感じが良く、会員の皆さんは大いに盛り上がっていた。私は疲労困憊だったが、会員の皆さんは元気一杯で、打上げ会の後も揃って「お茶」に繰り出していった。




習志野朗読サークル「茜」朗読発表会

〔日時〕戦後72年(西暦2017年)6月25日(日)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕習志野市実籾コミュニティホール 2階

〔交通〕京成本線・実籾駅より徒歩3分

〔プログラム〕

「杜子春」芥川龍之介原作   平野かほる 今関研一郎 土田和子
「千利休とその妻たち」三浦綾子原作             三浦邦子
「おとなになれなかった弟たちに……」米倉斉加年原作 下屋美樹子
                  <休 憩>
「サアカスの馬」安岡章太郎                   松本 恵
「仙人」芥川龍之介原作                     伊東佐織
「炎のメモワール『滅亡の日』」                  央 康子
     山本信子原作(英文)小野瑛子翻訳                  

〔朗読指導〕 東 百道

〔主催〕習志野朗読サークル「茜」

〔参加〕入場無料(全席自由)

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にもどうぞ
    047−487−3721 (東)

《館長のコメント》

 私が集合時間の9時30分に開場に到着したときには、早めに集まった会員の皆さんによって開場の設営はほぼ終了していた。設営が完了した段階で、簡単なミーティングを行ない、午前中の準備の段取りを確認した。中心は、もちろん直前リハーサルである。蔭マイクや舞台挨拶を含め、照明やマイクの設定と撤去まで確認した。

 朗読会の来場者は約60人(客席数88席)。サークルを退会したOBも何人か来ていた。朗読の舞台はシンプルで、バック音楽もバック照明もスポット照明もなにもない。音響装置もプアで、スピーカーなどは移動式である。しかし、出演者は現時点の自分のレベルにおいて、それぞれが最高の朗読をしたと思う。私は感心した。

 このサークルは会員数が少ない割には、レッスン歴が2年弱〜丸9年とバラついている。それぞれの朗読の上達水準もバラついている。それが、直前の立ち稽古やリハーサルのときに比べて、それぞれが格段にレベルアップした朗読表現になっていた。このサークルは最後発のグループだが、いつの間にか朗読レベルが上がっていた。

 打上げ会&講評会の席上で、私はかなり本気で褒めた。もちろん、会員1人1人については、上達しただけではなく、今後も取り組んでいかなければならない重要な課題も数多く残っている。しかし、この第2期・朗読ステップ3の1年間の上達ぶりがなかなか立派であった。特に、今回、演劇調から自然な語り口に進化した会員。

 口ごもりつつも早口であるために、個々の言葉がはっきりしなかった会員が、今回は最後まで言葉をしっかりと語っていた。しかも途中で悠々と水を補給した落ち着きぶりであった。その他、狡猾な医者の女房、戦争末期に栄養失調で死んだ弟を悼む兄、昔の茶人、それぞれの語り。また「杜子春」の読み継ぎ、皆、頑張っていた。




大田朗読サークルの立上げ会&第1回朗読レッスン

〔日時〕戦後72年(西暦2017年)6月06日(火)

〔会場〕大田文化の森・第2集会室

〔参加〕サークル会員と入会希望者(事前に申込んでください)

〔内容〕

①サークル発足式
②朗読レッスン(第1回)

〔教材〕無料(筆記用具各自持参)

〔主催〕大田朗読サークル

〔申込・問合せ先〕047?487?3721(東)

《館長のコメント》

 今回は、大田朗読サークル「くすのき」の記念すべき第1回目の朗読レッスンであった。第1期・朗読ステップ1の第1回目、最初のレッスン台本・宮澤賢治原作「やまなし」の第1回目でもある。このサークルにとっては初めての朗読レッスンであるから、色々とやらなければならないことがあった。

 まず、今回初めて参加した3人の方々の確認から始めた。入会希望者が2人、見学希望者が1人であった。つぎに、参加者全員(10人)に机の上に置く名札に名前を記入してもらった。名札は私の手製である。会員が互いの名前と顔を覚えるまで、それを自分の前に掲出してもらう。つぎに全員に簡単な自己紹介をしてもらった。

 つぎに、資料「朗読の上達ステップ」を配布し、その内容を大まかに説明した。つぎに、拙著『朗読の理論』の書評(『音声表現』第5号/2009年春の「朗読本を観る(5)欄に掲載)のコピーを配布し、拙著を読むときの参考にするよう補足した。つぎに、資料「大田朗読サークルの設立・運営要旨」を初参加者に配布した。

 つぎに、第1期・朗読ステップ1の「レッスン計画表」と最初のレッスン台本・宮澤賢治原作「やまなし」を初参加者に配布した。つぎに、この大田朗読サークルの名称を会員の皆さんに決めてもらった。サークル発足の説明会に来た入会希望者には、事前に名称を色々と考えて、最初のレッスン時に提案するように頼んでおいた。

 結局、十数個の名称が提案された。レッスンの最後に色々と議論した上で、何回かの投票を重ねた結果、最終的に「くすのき」という名称に決まった。このサークルの正式名称は、大田朗読サークル「くすのき」ということになった。また、サークルの3役も、名簿のアイウエオ順の下から3人づつ順に就任することに決まった。

 レッスンの冒頭で、私の朗読レッスンは2本柱からなっていることを説明した。柱の1本は文学作品の解読方法のレッスンである。これは、文学作品の作品世界を深く豊かにイメージするための基本である。柱の1本は朗読の「語り口」のレッスンである。これは、自分のイメージと心情を自分の言葉で表現するための基本である。

 第1期・朗読ステップ1のレッスンのポイントは2点ある。1点目はレッスン台本の解読とイメージづくりの学習。2点目は、読の「語り口」の基本の学習。その後、最初のレッスン台本「やまなし」を会員1人につき台本の4分の1を順に朗読してもらった。1巡目の4人の朗読は、ただ聴いて内容を把握してもらうだけにした。

 2巡目の4人の朗読は、1人の朗読が終わる度に、朗読した部分の解説をした。その解説の内容は、朗読漫画『花もて語れ』(第1巻?第2巻)の「やまなし」における解説とほぼ同じか、ややくわしいものである。3巡目の2人には、私の解説を頭に入れて朗読をしてもらった。今回は、特別に見学希望者にも朗読してもらった。

 この大田朗読サークル「くすのき」を立ち上げるに際しては、品川朗読サークル「あやの会」の会員・赤塚弘子さんに大変お世話になった。赤塚さんは、今回の第1回目の朗読レッスンにも立合うばかりでなく、色々と手伝っていただいた。最初のレッスン台本「やまなし」の朗読レッスンも、久しぶりで懐かしかったようである。




第16回「小さな朗読館・ちば」

〔日時〕戦後71年(2016年)6月04日(日)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕千葉市生涯学習センター・小ホール(地下)

〔プログラム〕

1 「父の詫び状」向田邦子原作 
    森川雅子、松尾佐智世、杉山佐智子、大島範子
    藤田多恵子、助川由利、吉永裕恵子、内田升子(朗読順)
2 「人形」小林秀雄原作             石田幸子  
3 「マサの弁明」宮部みゆき原作       金附ひとみ
4 「鮒」向田邦子原作              小田志津子
              <休 憩>
5 「林檎」新井素子原作            細川美智子
6 「キャラメル工場」佐多稲子原       内嶋きみ江
7 「南京の基督」芥川龍之介原作       吉田光子                                                   
〔朗読指導〕 東 百道

〔主催〕千葉朗読サークル「風」

〔参加〕入場無料(予約整理券が必要/全席自由)

〔問合せ&申込み先〕043−265−8793(助川)

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にもどうぞ
    047−487−3721 (東)

《館長のコメント》

 観客数は約80人であり、ほぼ満席という盛況であった。千葉朗読サークル「風」は、自主・自立的な会員が多い。ほとんどの会員は朗読会のやり方を心得ている。本番当日の直前リハーサルは、サークルの役員を中心に、自分たちで相談しながらドンドン進行していく。私が口を出す必要はほとんどなかったと言ってよい。

 今回は出演を予定していた会員のうち2人がそれぞれの事情で出演できないことになった。1人は、読み継ぎ形式で上演する向田邦子原作「父の詫び状」に出演するはずであった。これは前後を分担する会員が補った。1人は西澤實原作「糸子と木村さん」を1人1作品形式で上演する予定だったが、これは欠演ということにした。

 毎回、朗読会が終了したら、その場で講評することになっている。そこで私は、最後列中央の席に陣取って、講評用のメモをとりながら聴く。まず最初が、向田邦子原作「父の詫び状」を7人で読み継ぐ朗読である。メンバーのレッスン歴は2年強?12年強とバラついている。全体的なレベルは、前回よりは確実に向上していた。

 その後は6人の会員が1人1作品形式で朗読していったのだが、それぞれの作品はバラエティに富み、朗読表現も1人1人の会員が自分の朗読レベルの最上限近くまで仕上げた朗読を披露していた。全員が「語りかける語り口」となっており、しかもそれぞれが個性に満ちた朗読表現であった。私も全員の朗読を楽しんで聴いた。

 このサークルは1期生と2期生が半々である。1期生は、入会したときはほぼ全員が初心者であった。2期生は、入会したとき、初心者と何らかの朗読経験者が半々であった。2期生であっても朗読経験者はさすがにレベルの高い朗読をする。また初心者の場合でも2期生の場合は上達が速い。その結果、全体のレベルは高くなる。

 この千葉朗読サークル「風」は、今、第3期の朗読ステップ1の半ばを越したところである。今秋10月に今年2回目の朗読会・第17回「小さな朗読館・ちば」を開催する。この朗読会が、第3期の朗読ステップ1が終了する節目でもある。次回のレッスンから新規会員が入会するが、この会員から後は3期生ということになる。

 打上げ会での歓談ぶりを見る限り、1期生と2期生はほぼ完全に融合している。違いは、1期生に比べて2期生の口数がいく分か少ないくらいである。もちろん、これにも例外はある。とにかく、2期生の上達が速いのは1期生が2期生を有言無言を問わずリードしてくれているからである。2期生もそのことを十分に分かっている。

 1期生は、確実に朗読指導者としての実力を身につけてきている。その実力を、実際に発揮するか否かは、それぞれの会員の資質や性格や生活条件による。従って、朗読指導者、あるいは、次代の朗読指導者の育成者としての私のやるべき仕事は、レッスン歴の長い会員に朗読指導者としての実力を修得してもらうことなのである。



ふなばし東老朗読会(第35回)

〔日時〕戦後72年(2017年)5月25日(木)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市東老人福祉センター・和室

〔企画・運営・出演〕船橋朗読サークル「はなみずき」

〔プログラム〕

「小さな青い馬/童話集『 海いろの部屋 』より」今江祥智原作      田中幸子
「瀬戸内の鬼/朗読脚本集『 ヘンな本 』より」西澤實原作      
「学而」浅田次郎原作                             飯野由貴子
 (エッセイ『 ひとは情熱がなければ生きていけない〜勇気凛凛ルリの色 』より)
「飛鳥山」藤沢周平原作                              中山慶子

〔主催〕船橋市東老人福祉センター

〔参加〕入場無料(定員25名)

《館長のコメント》

 この朗読会は、開催日(奇数月の第4木曜日)が私のレッスン日と重なるため、担当役員が毎回報告してくれることになっている。このコメントは、その報告に基づいている。

 今回は今年度初回であったので、船橋市東老人福祉センター所長の挨拶があった。また、楽しみにして下さる方が増えているとのことで、今年度から定員を20名から今年度は25名に増やしてくれたという。

 今回の来場者は16名(うち新規の方は3名)。船橋朗読サークル「はなみずき」からは出演者3名を含めて13名。後半、空調の調節をしに来た若い女性の職員も、そのまま聴いていたという。参加者は計30人。

++++++++++++

《 感想 》

 偶然、夫婦・親子の情を題材にした内容になりました。
 バラエティに富んでいて、どの作品も楽しかった…との感想を頂きました。
 特に、中山さんの朗読には ファンの方もいらして、『中山節』を楽しんでいらっしゃいました。
 それぞれの朗読に、来場者の皆様が引き込まれていく様子が見られ、朗読する側も手応えを感じました。

今回からマイクを使わずに生の声で朗読をすることにしました。
マイクを通さない声での朗読で、聴いて下さる方々への届き方がいつもと違ったかも?と思いました。
又は、六年経験を積んでじっくりと聴いて頂ける朗読会のレベルに近づいた……と云うことでしょうか……?

《 新規の来場者からの感想 》

★期待半分で来ましたが、とても良かったです。また次回も楽しみです。
★とても楽しかった、引き込まれました。
★色々な方が指導している朗読会を聴いているが、比べ物にならない位高レベルでとても良かった。



品川朗読サークル「あやの会」朗読発表会『阿弥陀堂だより』

〔日時〕戦後72年(2017年)5月16日(火)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕小山台会館・3階大ホール

〔演目〕南木佳士原作『阿弥陀堂だより』

〔プログラム〕

【第1部】 『阿弥陀堂だより』前半
         <休 憩>
【第2部】 『阿弥陀堂だより』後半

〔出演〕

 根本泰子、木下徳子、森千恵子、松倉美那子、中込啓子、末次眞三郎、中村洋子、藤本敦子、岡林和子、白澤節子、佐々木澄江、片桐瑞枝、赤塚弘子、馬場圭介、山本扶美子、山本淑子、小松里歌、志村葉子(朗読順/品川朗読サークル「あやの会」の会員)

〔企画・朗読指導・演出〕 東 百道

〔主催〕品川朗読サークル「あやの会」

〔参加〕入場無料(全席自由)

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にもどうぞ
    047−487−3721 (東)

《館長のコメント》

 昨年の経験が効いているせいか、私と家人が到着したときは、客席の椅子はきれいに並べられていた。舞台上の朗読用の椅子やマイクもすでに配置されていた。とにかく会場の諸準備が総てキチンと出来ていたので、私たちが到着するとすぐに直前リハーサルが始められた程であった。直前リハーサルはかなり充実したものになった。

 今回は天候も良く、観客数は106人に達した。今回は、受付を担当した会員が来場者数を総て漏れなく把握しており、観客数は106人に間違いはないそうである。それに、会場の壁際に座席を占めた出演者と私と家人の19人を合わせると、会場には全部で125人という人数が集まっていたことになる。まさに盛況であった。

 朗読の出来栄えはとても良かった。少なくともレッスンや立ち稽古やリハーサルより格段に良かった。会員の1人1人が現在の自分のレベルにおいて、最大限に頑張ったようである。朗読時間だけで150分(2時間半)もかかった超大作を100人を超す観客が最後まで舞台に集中して聴いて下さった。感動も笑いもとれていた。

 会員たちは、レッスンの他に自主勉強会を何回も重ねて、お互いに真剣かつ友好的に注意し合ったという。まだレッスン歴が数年と短い会員が、こんなに率直に相手の朗読に対して自分の意見をドシドシ言いながら、しかも和気藹々とした雰囲気をたもっているグループは初めてで、私はこのサークルが大好きだ、と感嘆していた。

 私が朗読サークルを指導する目的のうちの大きな1つは、次の朗読指導者を育てることにある。朗読を理論的に研究し、その成果を理論的に説明しているのは、感性や思いつきや恣意的な信念だけの指導ではない指導、客観的な根拠のある指導をする朗読指導者を育成するためである。自主勉強会はその格好の修練の場なのである。

 今回は、朗読を始める前、前後2部の最初と最後と途中2箇所の部分にクラシック音楽の生のピアノ演奏を入れた。ピアノ演奏と朗読をまともに重ねたら、人間の音声はピアノの音に負ける。人間の声をマイクでただ増幅しただけでは負けてしまう。想いの籠った声と、抑えたピアノ演奏をどう組合わせるが、重要なポイントとなる。

 今回は、音楽の選曲も演奏も前回よりうまくいったと思う。朗読と音楽を重ねてうまくいったときは、朗読も引き立つが、音楽も引き立つ。文学作品もこんなに良い作品だったかと見直してしまうが、音楽の方もこんなに良い楽曲だったかと見直すことがままある。ただ聴くよりも、さらに良い楽曲のように思えてくるわけである。

 終演後の打ち上げ会は、会場と同じ建屋の地下の会食室でやった。場所だけを借りて、料理や飲み物を他から取り寄せたのである。こういうやり方は気軽で安くてなかなか良い。打ち上げは談話も飲食も大いに盛り上がった。私をふくめ遠路から来た人間は20時ごろに引き上げたが、近隣の会員はそれから飲みに出かけたらしい。



朗読と音楽の刻・虹(第3回)

〔日時〕戦後72年(2017年)4月10日(月)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕千葉市美浜文化ホール(2F音楽ホール)

〔出演〕

【朗読】 吉田光子 吉永裕恵子 助川由利
【音楽】 杉本美津子(ピアノ) 積田由吏子(オカリナ)

〔参加〕入場無料(定員150席/予約優先/全席自由)

〔主催〕朗読と音楽の刻・虹

〔後援〕感動をつくる・日本朗読館

〔問合せ先〕043−277−3255(杉本)

〔予約申込〕043−265−8793(助川)

《館長のコメント》

 チラシの副題に「朗読とピアノとオカリナのコラボレーション」とあるように、朗読と音楽演奏(ピアノとオカリナ)のコラボレーションである。前半は、朗読が主でその前後あるいは途中に短い音楽演奏が入る。後半は、音楽演奏(ピアノとオカリナ)が主でその前後あるいは途中に短いナレーションが入る。

 途中2回の休憩時間を入れて、全部で2時間半。3本の朗読「台所の音」「凧になったお母さん」「供物」と音楽物語「くるみ割り人形」。とても楽しい時間帯だった。3本の朗読は、千葉朗読サークル「風」で私が朗読指導しているベテランのサークル会員3人がそれぞれ朗読した。まさに堂々とした朗読だった。

 音楽演奏は、前半の朗読1本につき1〜3曲づつを挿入し、後半の「くるみ割り人形」は15曲もある。全部で20数曲をすべて演奏し、観客を楽しませてくれた力量には感心した。

 今回の「朗読と音楽の刻(とき)・虹」は、私が主宰する「感動をつくる・日本朗読館」が後援するという形になった。前回、終演後に頼まれて私が感想や意見を言ったのだが、それが大いに参考になった、と主催者の皆さんが喜んで下さった。そして、今回の公演を「感動をつくる・日本朗読館」が後援する形をつくってくれた。

 今回も、終演後に感想と意見を求められた。私は、音楽演奏の方はまったくの門外漢である。従って、口幅ったいコメントは言えない。朗読に関しては、これはキチンとしたことを言わなければ私の役割が果たせない。3人の朗読者に対して、良かった点、課題として改善や工夫を重ねるべき点について、コメントした。

 音楽演奏については、前半の朗読にからめた部分は、曲も良かったし、挿入した箇所も良かったし、演奏も良かったと思った。後半の音楽物語「くるみ割り人形」は、企画も良かったし、曲も演奏も良かったし、私はもちろん会場の観客も十分に楽しんだと思う。ナレーションも良かったが、もう少し短くしても良かったかと思う。



大田朗読サークルを立ち上げる相談会

〔日時〕戦後72年(西暦2017年)4月04日(火)
     開場14時00分 開演16時00分

〔会場〕大田文化の森・第1集会室(4階)

〔主催〕「大田朗読サークルを立ち上げる相談会」事務局

〔お問合せ〕03−3775−2989(赤塚)

《館長のコメント》

 この相談会は、今年の1月末に開催した「大田文化の森運営協議会主催公募企画事業『朗読入門講座』」が発端である。両方とも、大田区在住の「あやの会」会員・赤塚弘子さんが積極的にお膳立てしてくれた。1月の講座に参加者した30人弱のうち、8人が大田区内に朗読サークルを立上げる相談会へ参加を希望した。

 後日、その8人に相談会の案内状を発送したのである。案内状を出した8人のうち、実施に参加したのは6人であった。不参加者2人のうちの1人は急きょ用事ができたと連絡があった。残りの1人は連絡なしの不参加であった。案内状は出さなかったが、新たに4人が参加を希望してきた。結局、相談会の参加者数は10人となった。

 私が、まず、大田朗読サークルの設立・運営要、朗読レッスンのやり方、朗読ステップ1〜6の概要など、私が指導する朗読サークルについての基本的な内容を説明した。ついで、朗読サークルの定員を10人〜20人とすること、および、その定員の意味と意義を説明した。設立時の会員数によっては、会員募集が必要であることも。

 最後に改めて大田朗読サークルへの入会希望者を確認したところ、9人が希望した。今回の相談会には参加できなかった入会希望者が数名いるということなので、とりあえず大田朗読サークルを発足させることにした。その上で、会場確保の方法、サークル名と役員の選考、朗読レッスンの開始時期など、実務的なことを相談した。

 結論として、レッスン会場は当面は「大田文化の森」の集会室とすること、もっとも早めに会場予約ができた6月から朗読レッスンを開始すること、当面の7月〜8月の会場予約をする係、その後の会場予約の当番制などを決めた。最後に、私が、最初のレッスン日(6月6日)までにレッスン台本など必要資料を郵送する旨を話した。

 

第8回「小さな朗読〜感動をつくる朗読をめざして〜」

〔日時〕戦後72年(西暦20167年)3月22日(水)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市市民文化創造館(きららホール)

〔プログラム〕

1「さかあがりの神様」重松清原作       畑野欸子
2「煙管」芥川龍之介原作            植本眞弓
3「天の町やなぎ通り」あまんきみこ原作   小松里歌
            <休 憩>
4「ゆき女聞き書き」石牟礼道子原作      吉田光子
 (『苦海浄土』より) 
5「立会い人」藤沢周平原作            東 百道
  (『三屋清左衛門残日録』シリーズ・第8話)

〔司会進行〕飯野由貴子

〔企画・構成〕 東 百道(ひがし・ももじ)

〔主催〕感動をつくる・日本朗読館「小さな朗読館」きららホール実行委員会

〔参加〕入場料1000円(会場受付/全席自由)

〔申込〕当日券もありますが満席になりしだい消防法のために締め切りとなります
     出来るだけ事前にお電話でお申し込みください
     047−487−3721(東/ひがし)

《館長のコメント》

 今回の観客数は約130人。前回より30人ほど増えたが、これはゲスト出演者の1人が、自分の多数の知人友人を熱心に誘ってくれたお蔭である。チケットの発行数は133枚。そのうち無料招待券を4枚発行したから、チケット販売の実数は129枚。結局、チケットの入手者は、ほとんど実際にご来場いただいたようである。

 特に、電話でチケットを予約した方々は全員が受付に見え、実際にチケットを購入して下さった。この朗読会の観客数は、増減を繰り返していながらも、何とか毎回100人の大台を確保できて来ている。これは本当にありがたいことである。観客数の増大そのものを求めているわけではないが、やはり観客は多い方が嬉しい。

 今回も、ゲスト出演者が所属している3サークルから2人づつ、計6人が当日の運営スタッフとして応援に来て下さった。その応援の皆さんも、とても協力的に受付役(2人)や会場案内兼避難誘導役(4人)を担って下さった。お礼などは昼食の弁当を出す以外のことは何もしていないだけに、とてもありがたく、感謝している。

 今回も、朗読会の司会進行役を飯野由貴子さんお願いした。飯野さんは船橋朗読サークル「はなみずき」の会員であるが、本職はプロの司会者である。毎回さすがプロという司会進行をしていただいている。司会進行がピシッとしていると、朗読会全体が引き締まる。私はもちろん4人のゲスト出演者もそれに大いに支えられている。

 また、宣伝用チラシのデザインをして下さったのは、今回も品川朗読サークル「あやの会」の志村葉子さんである。記して、感謝したい。また、きららホールの会場スタッフの皆さんにも、毎回、感謝している。千葉県内の公的施設にはめずらしく、きららホールのスタッフは事務スタッフも含め応対も親切であり、スキルも高い。

 今回の4人のゲスト出演者には、大いに感謝している。私は、舞台袖でモニターを通して聴いていたので、会場の観客席でどのように聴こえたかは定かでない。しかし、ゲスト出演者の全員が、それぞれの現時点の最大限の実力を発揮してくれたのではないかと感じている。今回は、プログラムの変更があったので余計そう感じた。

 ちなみに、私も今回は演目を変更せざるを得ないことになった。この「小さな朗読館」の第1回から第7回まで、藤沢周平原作『三屋清左衛門残日録』をシリーズで朗読してきたが、前回の第7回で打ち止めとした。今回からは、3回ごと(1年ごと)に作家を変えて、それぞれの作家から作品を3つ厳選して朗読することにした。

 それら1人1人の作家から厳選した3つの作品を作家シリーズとして朗読していく。今年は、岡本かの子シリーズとして、この作家の3つの作品「鮨」「家霊」「みちのく」の朗読を3回連続で上演していく予定である。どういう作家のどういう作品を朗読するか、毎回が真剣勝負だと考えている。私自身とても楽しみにしている。



第17回「品川朗読交流会」

〔日時〕戦後72年(西暦2017年)3月18日(土)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕品川区荏原第五地域センター・第1集会室

〔交通〕東急大井町線下神明駅より徒歩3分

〔プログラム〕

☆朗読サークル“こだま”
「座頭市物語」子母沢寛原作  
「海の見える理髪店」萩原浩原作
「砂丘の風」曽野綾子原作

☆フォークローバーズ
 ……新美南吉の世界……
「新美南吉を語る」                   上野廣
朗読劇「うた時計」
    小川恵子、岩田ますみ、森本康子、上野廣
「こぞうさんのおきょう」                森本康子

☆品川朗読サークル「あやの会」
「花咲き山」斎藤隆介原作         末次眞三郎
「カトリーン」アンネ・フランク原作        木下徳子
「ほくろのある金魚」井上靖原作     佐々木澄江
「人生は一度だけ」唯川恵原作     松倉美那子

〔共催〕品川朗読サークル「あやの会」
     朗読サークル“こだま”

〔参加〕入場無料(全席自由)

〔問合せ先〕品川朗読サークル「あやの会」
          03−3786−0006(山本)

【注1】品川朗読交流会は、合同の朗読会を通じて、互いに学び合うことを目的として年2回(春・秋)開催しています
【注2】終了後、懇親会を予定しています



ふなばし東老朗読会(第34回)

〔日時〕戦後72年(2017年)3月09日(木)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市東老人福祉センター・和室

〔企画・運営・出演〕船橋朗読サークル「はなみずき」

〔プログラム〕

「みちづれ」三浦哲郎原作         昌谷久子
「詩/祝婚歌・他」吉野弘原作       全員
「おせん」池波正太郎原作     久保田和子

〔主催〕船橋市東老人福祉センター

〔参加〕入場無料(定員20名)

《館長のコメント》

 この朗読会は、開催日(奇数月の第4木曜日)が私が指導している朗読サークルのレッスン日と重なるため、担当役員の小糸洋子さんがその上演模様を毎回報告してくれることになっている。以下のコメントは、その報告に基づいている。

 来場者数は24人(初参加者はその内の3人)、船橋朗読サークル「はなみずき」の会員の参加数は17人(全員)、船橋市東老人福祉センターの担当者1人(伊藤さん)、総計42人。初めに、センターの伊藤さんから今年度の最終回(第6回)であるという挨拶がありました。

【感想】

・「みちづれ」「おせん」共にしんみり聴かせていただきました。声のトーン、なめらかな語り口、主人公の心情表現に大好評でした
・詩の朗読は、村木さんの推薦で、プリント、読み順、配分などを主導していただきました。皆さま独得の個性で全員参加して朗詠され、大変好評でした
・おおとりの「おせん」は、30分間、皆さん聴き入って感涙されておられました
・現代風の「詩」もなかなか楽しいですね。買い求めて読みます。
・今回が一番良かったです。特に「おせん」に感動しました




第15回「小さな朗読館・ちば」

〔日時〕戦後72年(2017年)2月23日(木)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕千葉市生涯学習センター・メディアエッグ(地下)

〔プログラム〕

1「じねんじょ」三浦哲郎原作  神田和子、大山玲子、石井せい子
                        石井春子、的場正洋、金子可代子
2「舞台再訪ー竜馬が行く」司馬遼太郎原作       吉野久美子             
3「ねぶくろ」三浦哲郎原作                         金子方子
                       <休 憩>
4「山桜」藤沢周平原作                           田中和代
5「死の舞台」星新一原作                         仲田紘基   
6「梅の蕾」吉村昭原作                           井手陽子
7「草履」幸田文原作                             高木幸恵

〔朗読指導〕 東 百道

〔主催〕千葉朗読サークル「わかば」

〔参加〕入場無料(客席数80席/予約整理券が必要/全席自由)

〔問合せ&申込み先〕043−252−2665(石井)
                  043−231−1363(石井)

《館長のコメント》

 この千葉朗読サークル「わかば」も、この手の朗読(発表)会を1期生は10数回、2期生でも10回近くは経験しているから、やり方は十分に心得ている。役員と1期生を中心に自立的に準備を進めている。従って、そういう事前準備はもちろん、午前におこなった本番直前のリハーサルも会員たちがテキパキと進めていった。

 私はほとんど口を出すこともなくただ立ち合っているという具合だった。最後の昼食休憩のときに、ワンポイント的なコメントをしただけである。朗読(発表)会における、このようなサークルの自立的な企画・準備・運営は、私が従来からイメージしていた理想のあり方である。近年はどのサークルもその理想形になってきた。

 本番当日は午前中にかなり雨が降ったので、来場者の数はさほど多くなかった。定員が80名のところ来場者数は50〜60名くらいであったろうか。午前中の天候にしては、多くの観客に来ていただいた方だと思う。会員たちの朗読は、どれもなかなか聴き応えがあった。1期生はもちろん2期生もいつの間にか上達したものだ。

 今回は事情があって、かなり本番間近の段階で3人の会員が朗読作品を変更した。1人は2年前の朗読会で朗読した布施明原作「この手のひらほどの幸せ」を再演した。1人はかなり前にレッスンで取り上げた芥川龍之介原作「蜜柑」を舞台にかけた。1人は実母の語った民話を自ら「再話」した「国本ノ観音サマ」を朗読した。

 当初のプログラム通りの作品を朗読した会員も、よく上達したものだと実感した。しかし、2年前の作品を再演した会員や、以前にレッスンでやった作品を舞台で朗読した会員は、以前と今回の比較ができた分、余計、その上達ぶりがはっきりと分かった。また、自分で「再話」した作品を朗読した会員は一段と上達して聴こえた。

 来場者を出入口で見送ったさいの彼らの反応も一段と良かった。終演後、同じ会場で1時間ほどの講評会を行なった。私から一通りの講評を行なった後、会員たちにお互いの講評をしてもらった。さすがに2期生は遠慮して自分の朗読について話していたが、1期生は自分だけでなく全員の朗読について堂々と意見を述べていた。

 自分の朗読だけでなく、他人の朗読についても的確な講評ができるようになることが大切である。それは、朗読者として自立することであり、また、朗読指導者として他人の朗読を指導する場合にも不可欠である。このサークルだけでなく他の朗読サークルも、自主勉強会を通して互いの朗読を聴く耳を鍛えているのは頼もしい。

 講評会の後、場所を変えて打上会を行なった。ここでは、朗読の話しも出たが、さらに幅の広い話題もあった。健康状況、家庭の諸事情、このサークルに入会するまでの経緯、自分が生まれ育った昔の千葉県の田舎の様子、今回の朗読会に来場していたちょっと得体の知れない来場者の正体の推察、などなど話題は尽きなかった。



大田文化の森運営協議会主催公募企画事業「朗読入門講座」(第2回目)

〔日時〕戦後72年(西暦2017年)1月31日(火)
     開場14時00分 開演16時30分

〔会場〕大田文化の森・第2集会室(4階)

〔内容〕第2回目

・ミニミニ朗読レッスン(教材:斎藤隆介原作「花咲き山」)

〔講師〕東百道(ひがし・ももじ)

○朗読研究 
 単行本『朗読の理論』(木鶏社)日本図書館協会選定図書
 単行本『宮澤賢治の視点と心象』(木鶏社)「朗読のための文学作品論」シリーズ第1作
 朗読漫画『花もて語れ』(小学館)漫画/片山ユキヲ+朗読協力&朗読原案/東百道
○朗読指導 品川区、八千代市、船橋市、習志野市、千葉市で6つの朗読サークルを指導
○朗読公演 朗読会を船橋市民文化創造館(きららホール)で年3回定期公演

〔募集対象〕どなたでも(未就学児同伴不可)

〔募集人数〕抽選で35名まで

〔募集締切〕2017年1月10日(火)

〔参加費〕500円(2回分/資料&教材費込み)

〔主催〕大田文化の森運営協議会

〔参加方法その他のお問合せ〕

 大田文化の森運営協議会(平日9時〜17時)
 03−3772−0770

《館長のコメント》

 今回は、第1回の後半でくわしく解読した斉藤隆介原作「花咲き山」を教材にした、ミニ朗読レッスンである。前回の受講者数が33人だった。もし全員が参加したら今回のミニ朗読レッスンは時間管理がかなり厳しくなると覚悟していたが、実際の受講者数は25人だった。その1人は風邪をひいており、朗読はやらなかった。

 今回は「花咲き山」を4人で読み継いでもらう予定にしていた。実際に朗読する24人を6組に分け、順々に1組づつ読み継いでもらった。1組の朗読が終わり次第、その組の4人の朗読に対して私から簡単なコメントをした。初心者もいたが、かなり実力のある経験者も混じっていた。なかにはプロの声優も1人いた。

 受講者の実力がこれだけ違うと、同じようなコメントでは済まない。私の方もかなり乗ってくる。相手によっては、セリフと地の文の組み合わせの問題、あるいは《間》の取り方の重要なポイントなど、入門講座ではそこまでコメントするつもりのなかった高度な問題にまで踏み込んでいった。初心者にも面白かったとは思うが。

 回収したアンケートにも目を通したが、受講者の全員がかなり満足していたようであった。私が気になっているのは、せっかく応募してくれたにもかかわらず約半数(約35人)の応募者が抽選に漏れてしまったことである。何とか「大田文化の森」に考えてもらい、その方々にも受講の機会をもってもらうよう希望している。

 終了後、今回の企画・準備・会場設営の主軸を担ってくれた「あやの会」の会員と、それを手伝ってくれたもうひとりの会員と、私の3人で、喫茶店で簡単な反省会をした。2人とも、第1日の座学を「あやの会」でもやって欲しいという。1期生はともかく、2期生は私の「朗読の理論」を体系的に聴いていないというのである。



ふなばし東老朗読会(第33回)

〔日時〕戦後72年(2017年)1月26日(木)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市東老人福祉センター・和室

〔企画・運営・出演〕船橋朗読サークル「はなみずき」

〔プログラム〕

「がんばらない・より」鎌田實原作    御代川裕子
「幼年時代」室生犀星原作        小糸洋子
「ゆらゆら小舟」佐江衆一原作     飯野由貴子

〔主催〕船橋市東老人福祉センター

〔参加〕入場無料(定員20名)

《館長のコメント》

 この朗読会は、開催日(奇数月の第4木曜日)が私が指導している朗読サークルのレッスン日と重なるため、担当役員の小糸洋子さんがその上演模様を毎回報告してくれることになっている。以下のコメントは、その報告に基づいている。

 今回、来場者数は19人(初参加者はその内の2人)、船橋朗読サークル「はなみずき」の会員の参加数は13人、船橋市東老人福祉センターの担当者1人(伊藤さん)、総計33人。まず、センターの伊藤さんから新年の挨拶があり、ついで「はなみずき」会員の飯野由貴子さんの司会進行で朗読が始まりました。

1.御代川裕子「がんばらない・より」

 諏訪病院院長(鎌田實)のお父様の肝臓癌再発を、医者として、本人・家族に本当のことを伝えた。死とどう向き合うか、限られた生涯を、お父様が進んで駅前の道路を毎日掃除されたり、行きたい安曇野に行ったりと、悔いのない生き方をされた様子など、皆がそれぞれに死と向き合う姿勢をリアルに表現しました。

 サークルの自主練習のとき、朗読時間25分という長い文章で暗いイメージでは、との皆さんからのコメントがあり、初めに朗読することになりました。当日は、赤いセーターで、明るいトーンで20分に短縮され、暗いイメージが一掃され、爽やかな語り口に、皆さんから賞賛されていました。相当努力されたようです。

2.小糸洋子「室生犀星の幼年時代」

 私生児で生れ、養母に育てられ、お寺の和尚さんの養子になるまでの生い立ちです。「姉」のアクセントを注意される。文章を区切りすぎ、間がない、読み急ぎなどいろいろ指摘されました。良い教訓になりました。これからの朗読に活かしたく、ありがたい忠告に感謝です。

3.飯野由貴子「ゆらゆら小舟」

 3歳で兄のマーちゃんが亡くなり、主人公の弟が生まれ変わりに誕生する。そして、母が88歳で亡くなるとき、兄のマーちゃんがゆらゆら小舟で迎えに来た。母はその小舟に乗って行ってしまった。飯野さんの、滑らかな自然な語り口で、聴き手をストーリーのなかに引き込んでゆく朗読に、皆さん聴き入っていました。さすがベテランの貫禄に、感動です。

【参加者の感想】

・初参加の方の夫が、同じ病気で5年間の闘病体験をされた。自分のことのように聴いていました。
・とても良かったです
・また参加したい
・題材は各々重い作品で、時間が短く感じられた
・時代物も是非取り入れてほしい



大田文化の森運営協議会主催公募企画事業「朗読入門講座」(第1回目)

〔日時〕戦後72年(西暦2017年)1月24日(火)
     開場14時00分 開演16時30分

〔会場〕大田文化の森・第2集会室(4階)

〔内容〕第1回目

・朗読の基本について(資料)
・文学作品の朗読的な読み方(教材:斎藤隆介原作「花咲き山」)

〔講師〕東百道(ひがし・ももじ)

○朗読研究 
 単行本『朗読の理論』(木鶏社)日本図書館協会選定図書
 単行本『宮澤賢治の視点と心象』(木鶏社)「朗読のための文学作品論」シリーズ第1作
 朗読漫画『花もて語れ』(小学館)漫画/片山ユキヲ+朗読協力&朗読原案/東百道
○朗読指導 品川区、八千代市、船橋市、習志野市、千葉市で6つの朗読サークルを指導
○朗読公演 朗読会を船橋市民文化創造館(きららホール)で年3回定期公演

〔募集対象〕どなたでも(未就学児同伴不可)

〔募集人数〕抽選で35名まで

〔募集締切〕2017年1月10日(火)

〔参加費〕500円(2回分/資料&教材費込み)

〔主催〕大田文化の森運営協議会

〔参加方法その他のお問合せ〕

 大田文化の森運営協議会(平日9時〜17時)
 03−3772−0770

《館長のコメント》

 今回は、前半で「朗読の演技」の基本を説明した。特に、その基本的な「技」は、朗読の台本(文学作品)の解読という認識的な「技」と「語りかける語り口」で朗読するいう表現的な「技」であることを説明した。後半で、朗読の台本(文学作品)の解読の「技」を、斎藤隆介原作「花咲き山」を教材にしてくわしく解説した。

 私がもっとも気をつけたのは時間の管理である。前半の「朗読の演技」の基本の説明に75分、休憩時間に15分、後半の「花咲き山」の解読に60分、計150分と予定していた。結果、時間的にはほぼ予定通りにやることができたし、内容的にも説明べきことはほぼ過不足なく語ることができた。我ながら、成功であっと思う。

 もちろん、私の最大の目標は、今回の受講者に私の話しを十分に理解し、かつ、興味深く受けとめてもらうことである。受講者希望者は定員35人のところ70人に達したという。抽選で38人に絞ったが、実際に会場に来た受講者数は33人であった。通常は1割のドタキャンがあると言われているが、それは当たっていた。

 当日の受講者は、終始、私の話しを熱心に聴いていた。その熱心さは、受講者1人1人の目の輝きに現われる。受講者の眼は、ほぼ全員、終始キラキラと輝いていた。受講者は多種多様であったと思う。まったくの初心者もいれば、相当の朗読経験者もいたにちがいない。私のことを知っていた人も知らなかった人もいたと思う。

 私の朗読指導を直に受けたいと思ってきた人もいれば、ただ私の朗読観だけを知りたいと思ってきた人もいたはずである。あるいは、その他の目的で来た人もいるかもしれない。どのような人に対しても、私は心を籠めて私の朗読観を説明する。それが何らかの形で日本の朗読文化の向上に役立つことを信じているからである。









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