館長の朗読日記2053/千葉「わかば」の朗読レッスン
館長の朗読日記2053 (戦後72年09月15日 新規)
○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)
昨日(9月14日)の13時30分から千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンを行なった。今回は第2期・朗読ステップ6の第12回。夏休み明けから来年2月に開催する朗読発表会に向けた台本・澤口たまみ原作「水仙月の三日」のレッスンに入る。本来の予定を1回分くり上げ、レッスン回数を1回分増やしたのである。
台本を前半(第1部)と後半(第2部)に分け、それぞれを会員全員が1回づつ読み継いでいく。本番では、前半と後半の間に短い休憩を入れる。レッスンでは、前半と後半を交互に指導していく。今回は、前半を全員で読み継いでもらった。会員の皆さんは、かなり自宅練習をしてきたらしく、初回としては良い朗読をしていた。
この作品は、盛上がりのある事件が起こるわけでもなく、けっこう複雑な謎解き的な要素もあるので、観客を舞台に引きつけるためには相当な朗読上の工夫が要る。朗読作品としては非常にむずかしい部類に属する。もっとも重要なことは、一つ一つの言葉にイメージと心情を込めてクッキリと立ててする、滑らか朗読表現である。
○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)
この作品は、盛上がりのある出来事はさほどないが、心理的な盛上がりは随所にある。そういう心理的な盛上がりを朗読で表現するためには、表現主体(登場人物や原作者)の心情を朗読者自身のものにしなければならない。これがもっとも重要であり、かつ、もっともむずかしい。また、その心情を朗読的に表現することも……。
この作品は、けっこう複雑な謎解き的な要素もあるのだが、その謎解き的な展開を耳だけで聴く観客に理解してもらうためには、文章の流れをうまくつなげて相互の論理的な関連性を朗読で観客に伝えなければならない。そのためには、説得力のある語りかけと内容的な意味(イメージ)を観客に訴求する語りかけが必要となる。
このサークルとしては久しぶりに新規入会者があった。今回は見学であったが、次回から入会することになった。そのため、朗読発表会向け台本の読み継ぎ分担を変更しなければならない。念のため、あらかじめ用意していたので、さっそく新たな朗読分担を全員に告知した。新規入会者の分担は従来からの会員の約半分に抑えた。
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