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館長の朗読日記2051/船橋「はなみずき」と習志野「茜」の朗読レッスン

館長の朗読日記2051 (戦後72年/西暦2017年09月08日 新規)



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(1)

 9月07日(木)の15時00分から、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第2期・朗読ステップ6の第8回目、新しいレッスン台本・菊地寛原作「仇討三態(その一)」の第2回目である。今回は、会員に順々に少しづつ朗読してもらい、各会員の朗読指導主眼をおいてレッスンした。

 前回のレッスンでもそうだったが、今回のレッスンも会員の皆さんはそれぞれ相当に読み込んできたことが分かるような朗読をしていた。夏休みがあったため、朗読レッスンは約1ヵ月ぶりになるが、その間の自宅練習を相当やってきたな、と思わせる朗読であった。朗読が初心者だった2期生も、言葉がすべて上がってきた。

 同じ条件のもう1人の2期生は、語りかける語り口になってきただけでなく、全体的的に自然な語り口の感じが出て来た。朗読経験者であったが高齢の2期生は、いつの間にか「自然な語り口」に変貌していた。私が「相当練習してきましたね」と訊くと、即座に「他にやることがなくて暇ですから」という返事が返ってきた。



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(2)

 朗読レッスン歴がそろそろ6年になり、朗読ステップ1〜6の修了まで残り半年あまりとなった2期生も、メキメキといった感じで朗読が上達してきている。基本的な語り口などは、ほぼ修得できてきている。そろそろ、一つ一つの言葉に、一まとまりの言葉の塊全体に、表現主体のイメージと心情を明確に込める段階になった。

 朗読レッスン歴が10年を超え、そろそろまる12年になろうかという1期生は、文学作品の各場面をそれぞれ立体的に朗読表現する「技」に挑んでいる。会員の皆さんが、かなり良くなってきているので、私も嬉しくてビシビシ指導してみたのだが、改めて考えてみれば、今回はこのむずかしい台本のまだ2回目のレッスンだった。

 来年4月に開催する朗読発表会の演目が、森沢明夫原作「虹の岬の喫茶店」に決まった。朗読時間を2時間にするための台本化と版下作成は、サークル会員が自立的にやることになっている。また、今年12月に船橋市西部公民館から依頼された寿大学の朗読会の企画、朗読練習、出演・運営も、会員たちが自立的に取組んでいる。



○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(1)

 9月07日(木)の18時10分から、習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスンを行なった。今回は、第2期・朗読ステップ4の4回目、レッスン台本・太宰治原作「燈籠」の4回目である。このサークルは、第2期目だが、いろいろと事情があって、他のサークルが第3期で使用しているレッスン台本を先行して使用している。

 このサークルは、会員数が少ないのだが、今回は全員が出席していた。今回は、レッスン台本「燈籠」の4回目のレッスンであり、会員の皆さんはそれなりに読み慣れてきた感じである。このくらいの段階になると、会員数が多いサークルの場合は、会員のなかの1〜2人が前回よりもグッと飛躍した朗読をしてくれることがある。

 そういう朗読をその場で聴くと、すなわち、ある人間がグッと飛躍した瞬間を間近で目撃すると、仲間の会員だけでなく、指導している私自身までも、とても良い刺激を受ける。しかし、会員数の少ない場合は、当然、そのチャンスが少なくなる。その結果、朗読レッスンの場にマンネリの雰囲気が徐々に醸成されてくることになる。



○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(2)

 入会したときは、朗読する言葉そのものがよく聴き取れなかった会員が、その後のレッスンを通じて少しづつだが着実に言葉がはっきりした朗読が出来るようになってきた。レッスン歴が6年を過ぎた最近は、かなり良くなってきていたのだが、今回のレッスンでは従来になく言葉がはっきりしていたように感じた。すごい努力である。

 それでも、ときたま助詞のところや助動詞のところで、言葉を飲み込んでしまうような感じで聴き取りにくくなることがあった。そこで、各文節の最後の1音まで、各文の最後の1音まで、意識して丁寧に発声するように指導した。この会員は、もともとイメージ表現や心情表現は良い味を出していた。この会員の今後の朗読が楽しみだ。

 今回のレッスンでは、この「燈籠」という作品に対する私の解読を軸にしつつ、この作品のイメージ表現や心情表現のあるべき姿を解説したのだが、会員の皆さんにどれだけ理解されたかは不明である。レッスンの最後に、サークルの今後のあり方、さらには会員の増加対策を話し合った。結論は、当面は様子を見ることになった。







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