館長の朗読日記2062/第37回「ふなばし東老朗読会」について
館長の朗読日記2062 (戦後72年10月02日 新規)
○第37回「ふなばし東老朗読会」について(1)
船橋朗読サークル「はなみずき」は、船橋市東老人福祉センターからの依頼で、毎奇数月の第4木曜日に「ふなばし東老朗読会」を主宰している。すでに5年以上も継続していたが、この2017年度も引き続き依頼された。私は、第4木曜日は千葉「わかば」の朗読レッスンと重なっているので、この朗読会には参加できない。
サークルの窓口を担当している役員は、毎回その開催模様を私に報告してくれる。前年度の担当役員はファックスと電話だったが、今年度の新役員はメールで報告してくれる。先日(9月29日)に報告されたのは、9月28日(木)に開催した第37回「ふなばし東老朗読会」の開催模様であった。その内容を、ほぼそのまま記す。
来場者数は19名(そのうち新規の来場者は1名)、船橋朗読サークル「はなみずき」からは13名参加、参加者総数は合計32名であった。プログラムは、夏目漱石原作「『夢十夜』より第一夜・第三夜」、林芙美子原作「狐物語」、司馬遼太郎原作「無名の人」。今回もバラエティーに富んだ朗読作品を楽しんで頂けたという。
○第37回「ふなばし東老朗読会」について(2)
夏目漱石原作「『夢十夜』より第一夜・第三夜」は、しっかりと練習を積んで朗読者の世界を表現したという。現状よりもさらにより良くということで、当日の直前リハーサルでは、リーダーの古参会員から「愛あるダメ出し」をマンツーマンで開演間際まで受け続け、本番では、従来よりさらに凄味のある朗読を披露したという。
林芙美子原作「狐物語」は、林芙美子が戦時下に疎開先の長野県の山村で、村人から聞いた話を元に書いた70編の童話の1つ。物言わぬ動物に対する人間の誤解や思い込みによる確執。お互いを思いやって、お互いが幸せに暮らしていければ良いのに、という林芙美子の想いが、朗読者の優しい語り口で聴き手に伝わったという。
司馬遼太郎原作「無名の人」は、中学校の国語の教科書用に書き下ろされたエッセー。歴史の舞台に一瞬しか登場しない文字通り「無名の人」。しかし、その人がいなければ、恐らく歴史が変わったであろうというエピソードを、朗読者が迫力ある表現で朗読し、聴き手もその場に臨席したように感じられた朗読だったという。
○第37回「ふなばし東老朗読会」について(3)
今回も休憩時間に、ご来場の皆さんに声を出して頂いたという。会員のリードによって「あめんぼ あかいな あいうえお」で始まる滑舌の練習、北原白秋の『あめんぼの歌』を参加者全員で唱和したという。前回に続きご来場の皆さんにとって2回目だったので、前回よりさらに元気に大きな声を出して下さったということである。
《 来場者からの感想 》
★今日初めて来ましたが、とても良かったです。また次回も楽しみにしています。
【報告者注1】
この方から、来場の申し込みをする時に、担当職員の方から「人気が有ってキャンセル待ちをしている方がいらっしゃるので、来れなくなったら必ず連絡して下さい』」と云われたと伺いました。とても嬉しい事です!
また時折「朗読した作品の原作を読んでみたい」「この作品は何という本に収められていますか?という質問を頂きますので、今回からガイドになるように資料を作成して配布しました。併せて、開演前BGMで流しているCDも掲載してみました。
【報告者注2】
第一回目から毎回聴きに来て下さって、午前のレクリエーションに参加していた方々を朗読会に勧誘して下さっている常連さんがいらっしゃいました。常々『私は、はなみずき の宣伝担当』と仰って、今 常連さんになっている方々を何人も連れて来て下さいました。
その方が先日急逝されたと担当職員の方から伺い、びっくりしました。独居で、おひとりで亡くなっていらっしゃったそうです。心からご冥福をお祈り致します。そして、ありがとうございました。
| 固定リンク
「05館長の朗読日記(戦後72年/西暦2017年)」カテゴリの記事
- 館長の朗読日記2106/大晦日のご挨拶(2017.12.31)
- 館長の朗読日記2105/正月飾りについて(2017.12.30)
- 館長の朗読日記2104/年末の仕事いろいろ(2017.12.28)
- 館長の朗読日記2103/『朗読の上達法』を書いている(その8)(2017.12.26)
- 館長の朗読日記2102/いよいよ年賀状の準備に手をつけた(その5/最終回)(2017.12.25)


コメント