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館長の朗読日記2083/品川「あやの会」と大田「くすのき」の朗読レッスン

館長の朗読日記2083  (戦後72年11月22日 新規)



○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(1)

 昨日(11月21日)に、品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンをおこなった。今回は第2期・朗読ステップ6の第11回目、レッスン台本・菊池寛原作「仇討三態(その1)」の第5回目である。このサークルは会員の皆さんが熱心だから、レッスンが5回目ともなるとかなり読み込んだ朗読を披露してくれる。

 台本の仕上がりだけでなっく、朗読の上達も着実に進展している。ただし、その進展ぶりはまだら模様である。何人かは今回ある種の飛躍をとげたが、他の何人かは前回みせたある種の飛躍を後退させていた。もちろん、後退といっても元に戻ったわけではなく、少し後退したといういわばジグザクの上達過程をたどっている。

 このサークルは、現役の声優やモデルなど、不定期ではあるが昼間の仕事を抱えている会員などがいて、欠席する会員が多い。その上、社会的な朗読活動を盛んにやっているので、今回はたまたまそのために遅刻する会員もいた。しかし、もともとの会員が多いから、それでも出席者は10人を軽く超えており、活気がある。



○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(2)

 今回、社会的な朗読活動のために遅刻した2人の会員は、戸越小学校の校長先生からの「6年生に戦争のお話しを朗読して欲しい」という依頼に基づいて、朝から朗読をしていたのである。その朗読会が終わり次第、さっそくレッスン会場に駆けつけてきたのだが、その2人の会員が到着すると、レッスンの活気は倍加した。

 そのときはレッスンの最中だったので、くわしい報告はなされなかったが、次の日に電話でこのサークルの渉外担当役員でもある会員から、その戸越小学校での朗読会のくわしい報告があった。実は、翌日もその朗読会がおこなわれたという。すなわち、戸越小学校の6年生の全クラスに2日連続で朗読したというわけである。

 今回の朗読会は成功裏に終了し、品川ケーブルテレビからも取材に来てくれたという。また、来年も同じような朗読会を開催することを依頼されたという。このサークルは、すでに荏原第6中学校からも毎年朗読会を依頼されている。今年は戸越小学校からも朗読会を依頼されたわけで、この輪が広がることを祈念している。



○大田朗読サークル「くすのき」の朗読レッスン(1)

 昨日(11月21日)に、大田朗読サークル「くすのき」の第11回目の朗読レッスンを行なった。今回は、第1期・朗読ステップ1の第11回目であり、また今回から新たなレッスン台本・向田邦子原作「魚の目は泪」のレッスンに突入する。今回は、レッスンの前に、来年5月に予定している朗読会の台本を配布した。

 恒例では、サークルが発足して1年目の(第1期・朗読ステップ1)の朗読会は、一般には非公開の「おさらい会」をおこなうことになしている。しかし、このサークルの会員は朗読の経験者が多くレベルも高いことと、さらに会員を募集する必要があることなどから、一般公開の朗読発表会にしようかとも検討している。

 いずれにしても、演目はを斎藤隆介原作の童話から選ぶことには変わりない。朗読ステップ1は台本の作品世界のイメージづくりを主テーマにしている。童話は、作品世界のイメージが根源的ではっきりしている。しかも、斎藤隆介の童話は大人の鑑賞にも耐える内容をもっている。こういう場合の演目に最適なのである。



○大田朗読サークル「くすのき」の朗読レッスン(2)

 今回は、その斎藤隆介原作の台本を、会員の数だけ選択し、しかもそれぞれの台本を全員に配布した。朗読するのは1人1作品だが、そのレッスンを全員で聴きながら勉強するためである。どの作品を選ぶかは、会員の希望に任せる。希望作品が重複した場合は抽選にする。ついでに、開催の時期と会場についても相談した。

 今後も、朗読会の開催準備について順次相談していく必要がある。私も、久しぶりなので、手落ちがあってはいけない。何年か前につくった朗読発表会を開催するためのチェックリストを引っ張り出して、会員の皆さんに配布し、役割分担と準備のための段取りを検討していかなければならない。それにしても久しぶりである。

 向田邦子原作「魚の目は泪」のレッスンそのものは、いつものように会員1人1人に少しづつ順々に朗読してもらいながら朗読指導をした。今回は初読であるので、朗読指導の重点は作品解説に置き、会員の朗読そのものについてはいつもよりポイントを絞ってコメントした。コメントの中心は当面「語り口」についてである。








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