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館長の朗読日記2086/第10回「小さな朗読館」を開催した

館長の朗読日記2086  (戦後72年11月30日 新規)



○第10回「小さな朗読館」を開催した(1)

 昨日(11月29日)の13時30分開演ということで、第10回「小さな朗読館〜感動をつくる朗読をめざして〜」を開催した。会場は船橋市民文化創造館(きららホール)。今回の観客数は約130人。前回よりかなり増え、多かった前々回の水準を回復したようである。観客数は100人〜130人の範囲で増減している。

 チケットの総発行数は131枚。無料の招待券は5枚。残りの126枚はすべて有料チケットである。当日の会場受付で来場者に配布した資料(プログラム替わりのチラシ、私の出版物リスト、次回の第11回「小さな朗読館」の宣伝用チラシ)は127セットであった。チケットの所有者はほとんど聴きに来ていたことになる。

 今回も、ゲスト出演者が所属している3サークルから2人づつ計6人が当日の運営スタッフとして支援に来てくれた。その支援者は、受付役(2人)と会場案内兼避難誘導役(4人)にわかれ、口やかましい私の要求に応えて熱心に役割を担ってくれた。昼食の弁当とお茶を出す以外お礼は何もしないにもかかわらず。深謝深謝である。



○第10回「小さな朗読館」を開催した(2)

 今回も、全体の司会進行役を飯野由貴子さんにお願いした。飯野さんは船橋朗読サークル「はなみずき」の会員ではあるが、本職はプロの司会者である。毎回さすがプロという司会進行をしてくれる。司会進行がピシッとしていると、朗読会の全体が引き締まる。私と4人のゲスト出演者は、この司会進行に大いに支えられている。

 今回の宣伝用チラシのデザインをしてくれたのは、千葉朗読サークル「風」の小田志津子さんである。記して、感謝したい。また、きららホールの会場スタッフの皆さんにも、毎回、感謝している。千葉県内の公的施設には珍しく、きららホールのスタッフは技術スタッフも事務スタッフも、応対が親切丁寧であり、スキルも高い。

 今回の4人のゲスト出演者にも、大いに感謝している。私は、舞台袖でモニターを通して聴いていただけなので、観客席でどのように聴こえたかは分からない。しかし、ゲスト出演者の全員が、先月におこなったリハーサルを格段に上回った朗読をしていたことは確かであった。この1ヶ月で随分と向上したものだと大いに感心した。



○第10回「小さな朗読館」を開催した(3)

 私は、今年から1年(3回)ごとに原作者を変え、それぞれの原作者から3つの作品を厳選してシリーズとして朗読上演することにしている。今年は「岡本かの子シリーズ」として「鮨」「家霊」「みちのく」の3作品を朗読した。今回の「みちのく」は、前2回の「鮨」「家霊」に比べ、山場らしい山場がないだけにむずかしかった。

 しかし、朗読している最中に、観客席の雰囲気が徐々に舞台に集中してきている気配を感じた。果たして、終演後のロビーでの反応がとても良かった。岡本かの子の作品がもの珍しかったこと、女流作家の作品を男の私が朗読した点が耳新しかったこともあったと思う。ともあれ今年の「岡本かの子シリーズ」は成功だったように思う。

 来年は「森鴎外シリーズ」として「高瀬舟」「冬の王」「佐橋甚五郎」の3作品を予定している。最初の「高瀬舟」は、私のいわば十八番である。次の「冬の王」は、一昨年の「朗読日和」で堀越セツ子さんが朗読したのを聴いて特に注目した翻訳物である。最後の「佐橋甚五郎」は、私が朗読的に挑戦したくなった作品である。








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