館長の朗読日記2087/千葉「風」の朗読レッスン
館長の朗読日記2087 (戦後72年12月03日 新規)
○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(1)
昨日(12月02日)9時30分から、千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ2の第3回目、レッスン台本の1本目・宮澤賢治原作「紫紺染について」の第3回目のレッスンである。今回は欠席者だけでなく、遅刻者も多かった。それぞれ事情はあるだろうが、困ったことではある。
それでも、今回から新規加入した会員が1人あったこともあり、参加者は10人であった。前回も記したが、レッスン参加者が10人に達すると、全体的に活気が保たれる。このサークルの会員数は、現時点で17人となった。今までの経験では、サークル会員の上限(定員)は18人が最適のように思う。そのギリギリである。
宮澤賢治原作「紫紺染について」は、朗読的にきわめて面白い作品である。特に、古い写本の文章の読み方、内丸西洋軒の食堂の様子、到着した山男と車屋とのやり取り、山男と紫紺染研究会の誰かとのやり取り、山男と会長のよっぱらった挨拶。これらを的確に、かつ、面白く朗読するためには、かなりの朗読的な力量がいる。
○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(2)
文学作品を的確に面白く朗読するために必要な朗読的力量の最たるものは、文学作品に表現されている文字言語の「解読」力である。これがサークル会員だけでなく、世の朗読家(を自称する人間)にもっとも欠けている朗読的力量なのだ。そういうことが、今回、改めて話題になった。この「解読」によって全く違う朗読になる。
先日の第10回「小さな朗読館」についても話題になった。まず冒頭に、いろいろな形で協力してくれた会員にお礼を言った。ゲスト出演した会員は、今回かなり上達した。もう一歩で一流になるところまで来ている。ある会員が、私の直前に「龍」を朗読したゲスト出演者を絶賛していた。なかなか耳が良いと逆に私は感心した。
このサークルは個性的な会員が多い。1期生はもちろん、2期生も個性的という点では負けていない。近年は3期生も何人か入会してきている。さすがに3期生はまだおとなし気にふるまっているが、実はなかなかの個性派ではないか、と私はにらんでいる。ともあれ、今回で千葉「風」の今年最後のレッスンは、無事終了である。
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