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館長の朗読日記2229/船橋「はなみずき」と習志野「茜」の朗読レッスン

館長の朗読日記2229 (戦後73年/西暦2018年09月21日 新規)



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(1)

 昨日(9月20日)の15時00分から、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ1の第9回目、レッスン台本・向田邦子原作「父の詫び状」の第3回目である。この「はなみずき」は毎奇数月の第4木曜日に「ふなばし東老朗読会」を主宰している。今月27日がそうである。

 通常は、サークルの会員が3人、各自が選んだ短編をそれぞれ朗読する。観客は常連が多く、耳が肥えてきているらしい。朗読が終わると、かなり率直な感想や意見を言ってくれるらしい。それが何よりも励みになる。同時に事前練習をキチンとするための鞭撻にもなっている。レッスンの前後に相互啓発的な自主練習をしている。

 来年3月の「ふなばし東老朗読会」は、今年度の最後ということで、今年のレッスン台本、向田邦子原作「父の詫び状」を6人の会員が、また、芥川龍之介原作「杜子春」を9人の会員が、それぞれ読み継ぐ形式で朗読するという。そして、私がそのための朗読分担をおこなうことになった。私が決めるのが、もっとも無難らしい。



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(2)

 向田邦子原作「父の詫び状」のレッスンは、時間的に順調であった。そのレッスンの過程で、会員の皆さんが着実にレベルアップしていることを、シミジミと実感した。モッタリとした語り口が、テンポの良い語り口に進化してきた。他人事のように心情の入らない朗読だったのが、心情の入った語りかける語り口に進化してきた。

 声も、朗読的な意味で良くなってきた。向田邦子原作「父の詫び状」の場合のセリフ表現についても(「セリフ」←「登場人物」)←「原作者」という二重構造的な表現が必要と解説したところ、たちまち私の主旨を理解して実行して見せた会員が何人かいた。これは、ある程度の朗読レベルに達していないとできない芸当である。

 来年4月に開催する朗読発表会は、菊池寛原作「恩讐の彼方へ」に決定済みである。内容は良いのだが、朗読時間が90分~100分と短い。15人の会員は読み継ぐと1人当たりの分量が少なくなる。そのことを指摘し、会員の皆さんの意向を改めて確認した。そのことを承知の上で、会員の総意として決めたということだった。



○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(1)

 昨日(9月20日)の18時10分から、習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第2期・朗読ステップ5の第5回目、レッスン台本・芥川龍之介原作「或日の大石内蔵助」の第5回目である。今回の台本は漢字が大変むずかしいのだが、この第5回目になってようやく普通の朗読ができるようになった。

 前回のレッスンで、珍しくはっきりと朗読的な飛躍をとげた会員が2人いたことを記した。その2人とも、先日の夏季朗読特別講座「やまなし」を受講した会員であったことも記した。その2人が今回どのような朗読をするかに、興味をもって聴いてみた。案の定、かなり元に戻っていた。しかし注意すると、また少し良くなった。

 この2人に刺激を与えた夏季朗読特別講座「やまなし」は確かに役立っていたのである。あと何回かは揺れ戻しがあると思うが、この2人の会員は、その期間を通過すれば「語る語り口」を修得できるようになるだろうと思う。そうすれば、このサークルのレッスン歴3年以上の会員は全員が「語る語り口」を修得することになる。



○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(2)

 前回のレッスンから、会員が2人増えた。新規に2人が入会したのである。この2人を加えて、今年になってからの新規入会者は3人になった。この3人は、朗読の初心者ということだが、文字言語の音読という意味では、必ずしも初心者とは言えないところがある。従って、あと1年もすれば「語る語り口」を修得できると思う。

 今回の新規入会者2人はとても前向きであるため、先輩会員たちに良い意味での刺激を与えている。今回のレッスンは、従来に比して活気があったが、それは単に会員数が増えたためばかりではない。新規入会者2人の積極的な姿勢が、レッスンの活気を誘発していた。新規入会者の1人は拙著『朗読の理論』を読み通したという。

 また、あと1年もすれば、このサークルの会員数も10人の大台を超すようになることが期待される。そうすれば、このサークルでも、久しぶりに中長編の文学作品を読み継ぎ形式で朗読上演できるようになるかもしれない。ちなみに、来年6月に開催予定の朗読発表会は、1人1作品形式の朗読上演をすることが決定済みである。








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