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館長の朗読日記2220/今後の「小さな朗読館」における朗読作品

館長の朗読日記2220  (戦後73年9月03日 新規)



○今後の「小さな朗読館~感動をつくる朗読をめざして~」における朗読作品(1)

 私が自分の朗読を公開するのは、私自身が主宰している「小さな朗読館~感動をつくる朗読をめざして~」の定期公演(年3回開催)においてである。近年は、昨年は岡本かの子、今年は森鴎外というように、毎年、特定の作家の作品をシリーズで取り上げている。来年は、岡本綺堂の作品を3作品、シリーズで上演の計画である。

 この夏休み頃から、気分転換を兼ねて、再来年以降に取り上げる作家を物色している。有島武郎、泉鏡花、海野十三、江戸川乱歩、永井荷風、夏目漱石、柳田国男、山本周五郎などの作品をあれこれとチェックしたが、納得できる作品を3つ選定することができない。1作品や2作品までは選べても3作品を並べるのはむずかしい。

 芥川龍之介、太宰治、宮澤賢治という私の短編御三家からは、いくらでも選べると思う。しかし、この短編御三家は私のいわば最後の切り札だから、なるべくその他の作家から選んでおきたいのである。有島武郎と泉鏡花は、もう少し丁寧に探せば3作品くらいは選べるかもしれない。海野十三と江戸川乱歩はちょっと生臭すぎる。



○今後の「小さな朗読館~感動をつくる朗読をめざして~」における朗読作品(2)

 永井荷風は有力候補だが、朗読時間30分くらいの短編が意外に少ないようである。夏目漱石は私が朗読したい作家の筆頭だが、遺憾ながら短編が少ない。私の好きな「硝子戸の中」を本気で台本化したのだが、年3回の「小さな朗読館」にはちょっとふさわしくない。いつか「門」や「道草」をじっくり朗読したいと思っている。

 柳田国男も私の好きな作家(思想家)だが、朗読作品という観点からチェックすると、内容的にも表現的にもなかなかむずかしい。山本周五郎は、朗読のいわば定番である。ただ、私の場合は、好きな作品もあるが、あまり好きになれない作品もある。私には武家ものが合っているとも思われるが、武士道ものは私の方が好まない。

 かといって、町人ものや人情ものは私に合っていないような気がする。昨日も、武家ものの中から、武士道ものでない作品をあれこれ物色してみたのだが、朗読時間30分~40分に収まるような作品はなかなか見つからなかった。まあ、まだあせる必要はないから、今年いっぱいくらいはあれこれ探し回ってみようと考えている。



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