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館長の朗読日記2221/品川「あやの会」と大田「くすのき」の朗読レッスン

館長の朗読日記2221  (戦後73年9月05日 新規)



○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(1)

 昨日(9月04日)に、品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第3期・朗読ステップ1の第6回目であり、その第1本目のレッスン台本・芥川龍之介原作「杜子春」の第6回目、最後の仕上げの通し読みのレッスンである。今回は欠席者が5人もいたが、それでも出席者は11人と10人の大台は超えていた。

 仕上げの通し読みはミニ朗読発表会のように、朗読用の椅子を2脚をステージ替わりに設置し、聴き手の方も観客席を設けて朗読の順番でない会員はその観客席で聴く。この「杜子春」の朗読時間は40分近くなので、ひと通り朗読した後は休憩時間をとり、その間に、机と椅子も本来の朗読レッスンのときの配置に設置しなおしてもらった。

 どの朗読サークルも同じだが、出席者が10人の大台を超えると、その朗読レッスンに活気が出てくる。その要因の1つは、出席者が10人を超えると、毎回のように、何らかの意味で朗読的な飛躍を見せる会員が何人か出てくるからだと思う。今回も、従来は滑らかできれいな語り口だった会員が、1つ1つの言葉を立てる語り口になった。



○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(2)

 この語り口の変化は、この会員にとって大きな朗読的飛躍になったと思う。また、従来は棒読み的でテンポの遅い語り口からなかなか抜け出せなかった会員が、前回の朗読発表会を経て、急速に自然な語り口に近づいてきた。今回も、なかなか良い語り口を披露してくれた。別の会員は、部分的にアドリブ的な朗読をして聴き手にウケていた。

 毎回のレッスンで、仲間の会員がこのようにいろいろな意味での朗読的飛躍をしてみせてくれるのだから、他の会員も大いに刺激される。もちろん、そういう朗読的飛躍を参考にして、自分の朗読に取り入れることもできる。自分の朗読的な上達は、自分のためでもあるが、同時に仲間の会員のためでもある。グループレッスンの良さである。

 先日やった夏季朗読特別講座「やまなし」のことも話題になった。次回は第1期生も含めた特別講座を希望する声もあった。教材については「ロミオとジュリエット」の希望もあった。第1期のステップ2のレッスン台本であるが、第1期生もこの「ロミオとジュリエット」には再挑戦してみたいというのである。かなり印象に残ったらしい。



〇大田朗読サークル「くすのき」の朗読レッスン(1)

 昨日(9月04日)に、大田朗読サークル「くすのき」の朗読レッスンをおこなった。今回は第1期・朗読ステップ2の第7回目、新しいレッスン台本・太宰治原作「兄たち」の第1回目のレッスンである。この台本「兄たち」は、セリフだけでなく地の文も話体で書かれている。すべてを語りかける語り口でセリフのように朗読してもらう。

 このサークルは、昨年の6月に発足したばかりだから、レッスン歴はまだ1年数ヶ月である。サークル会員は7人と少ない。その、ただでさえ会員数が少ないところに、今回は欠席者が2人であった。しかも、そのうちの1人は代表のところに退会する旨を伝えてきたらしい。私には今のところまだ何の連絡もない。どうも困ったことである。

 今回は、とりあえず5人の会員を相手に朗読レッスンをした。まず全員に5分の1づつ朗読してもらった。この台本の作品世界を十分に認識してもらうためである。その間、私からはほとんど何のコメントもしなかった。休憩を挟んで、後半は1人1人の朗読の直後に、その会員の朗読について、主にその語り口についてコメントしていった。



〇大田朗読サークル「くすのき」の朗読レッスン(2)

 これら5人の会員の朗読を聴き、それぞれの朗読の語り口についてコメントしていきながら、人数は少ないにもかかわらず、このサークルの平均的な朗読kレベルはかなりのものだと感じていた。少なくとも、他のサークルの発足2年目のレベルと比べて勝るとも劣らないレベルではないかと思う。構成は朗読経験者2人、初心者3人である。

 来年5月に予定している「朗読おさらい会」について少し話しをした。話しをしつつ、来年5月のおさらい会は、通常のレッスン会場をそのまま「朗読おさらい会」用の会場として使うし、上演形式も1人1作品形式だから何とかなる。しかし、そのつぎの朗読発表会は、この会員数では厳しいだろうと考えていた。対策を練らねばならない。

 朗読発表会は、舞台が整備された会場を使い、戦争体験的大作を読み継ぎ形式の朗読で上演する。バック照明やバック音楽も使用する。それなりに人手も経費も必要となる。対策にもよるが、即座に対策をとるか、来年5月までに様子を見ながら対策をとるか、あるいは、来年5月以降に対策をとるか。その検討は即座に開始する必要がある。








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