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館長の朗読日記2233/千葉「わかば」の朗読レッスン

館長の朗読日記2233  (戦後73年09月28日 新規)



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)

 昨日(9月27日)の13時30分から、千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンを行なった。今回は、第3期・朗読ステップ1の第12回であり、今回から来年2月に開催する朗読発表会「あん」のレッスンに入る。原作はドリアン助川著「あん」である。ハンセン氏病の問題を扱った作品であり安易な気持では取り組めない。

 この台本を前後に分けた2部構成で読み継いでいく。今回は、前半(第1部)のレッスンをした。初読みであるにもかかわらず、会員の皆さんはかなり読み込んできたような朗読であった。こういう作品の場合は、まず登場人物の人物像をどのように想定するかが重要になる。主人公の2人は当然だが、脇役の人物設定も大事である。

 このように、それぞれの人物像を設定した登場人物が、それぞれのセリフを、それぞれの物語(場面)の展開において、どのようなイメージと心情で音声言語表現しているのか。その1つ1つを設定していかなければならない。会員に1人1人に各自の朗読分担部分を朗読してもらいながら、気になる部分を1つ1つ確認していった。



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)

 そのような確認を愚直に細かくしていくと、朗読している当人はもちろん、確認している私自身においても、この作品の理解が深まり、場面のイメージや表現主体の心情が鮮明になっていくような実感を持つことができた。私と朗読した会員のやり取りを傍で聴いて、他の会員達が作品の解読と朗読の関連を実感してもらえば嬉しい。

 大切なのは、セリフにしても地の文にしても、他人事(ひとごと)として表現するのではなく、自分事(わがこと)として表現することである。問題は、この内容をどれだけ自分事(わがこと)として表現することができるか、であろう。そういう意味で、これは大変むずかしい作品を選んだものだと思う。どこまで仕上げられるか。

 今回のレッスンでは「わかば朗読会」のチラシが配られた。この「わかば朗読会」は、千葉朗読サークル「わかば」が自立的に主催する朗読会である。朗読発表会では長編を読み継ぎ形式で上演するので、別途1人1作品形式の朗読上演もやりたいというのが開催の主旨である。定員27名という小さい会場で楽しく上演するという。








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