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館長の朗読日記2227/千葉「風」の朗読レッスン

館長の朗読日記2227  (戦後73年9月16日 新規)



○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(1)

 昨日(9月15日)の9時30分から、千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンを行なった。今回は第3期・朗読ステップ2の第19回目。会員の半数は、10月に開催する第19回「小さな朗読館・ちば」に向けて共通レッスン台本・宮澤賢治原作「毒蛾」のレッスンを行なった。他の半数は、1人1作品のレッスンを行なった。

 今回は、来月(10月)14日に開催する第19回「小さな朗読館・ちば」に向けた最後の通常レッスンである。次回は、午前午後を通してのリハーサルを予定している。さすがに、この時期になると、会員の皆さんは、それぞれのレベルにおいて自分の朗読を仕上げてくる。面白いことに、仕上がってくると欠点が目立ってくる。

 ちょうど、普段着のときは多少の綻びなどは気にならないが、晴れ着で着飾ると綻びのツギハギ部分がいやに眼につくのと同じことである。私のレッスンでは、会員1人1人の仕上がり具合を評価しつつも、仕上がってきたが故に目立ってきた欠点を率直に指摘していく。このサークルは強者が多いから、そう素直には承知しない。



○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(2)

 そこで丁々発止のやり取りが展開されるのだが、入会したての新人会員やレッスン歴の短い会員はハラハラしているのか、あるいは、面白がっているのか。恐らく、その両方だと思う。ともあれ、その丁々発止のやり取りを通して、朗読表現の大事なポイントが浮かび上がってくる点を逃さず、学ぶ気持ちでも聴いて欲しいと思う。

 その入会したての新人会員やレッスン歴の短い会員は、初めから朗読的にかなり高いレベルで、しかも、レッスンに取り組む姿勢も真剣な場合が多い。当然、その朗読的上達の度合いも大きい。こういう強者が多いサークルに敢えて入会してきたくらいだから、それ相応の根性も備わっているのであろう。真に頼もしい存在である。

 このサークルの朗読発表会はここ何年来、1人1作品形式で上演している。1人1作品形式の朗読会にももちろん長所はある。しかし、短所もある。短所の1つは、自分が朗読しやすい作品、あるいは、自分の朗読に合っている作品ばかりを選んでしまう点である。その結果、自分の朗読表現に安住する恐れが生じてくるのである。








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