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2019年3月

館長の朗読日記2329/今ちょっと一息ついているが・・・

館長の朗読日記2329  (戦後74年03月31日 新規)

 


〇今ちょっと一息ついているが・・・(1)

 先日(3月27日)に第14回「小さな朗読館」が無事に終演した。近年の私がもっとも時間と精力を注いでいるのは、この年3回の「小さな朗読館」の定期公演の主宰である。年3回の定期公演とは約4ヶ月ごとに開催するわけだから、事前準備を考えると、けっこう暇なしである。ただし、毎回の公演直後にはちょっと一息つく。

 今がちょうど、そのちょっと一息ついている時期なのだが、すでに今後の「小さな朗読館」の準備にとりかかっている。一つの「小さな朗読館」が終演すると、肩の荷が下りるせいか、新たな気力が湧いてきて、今後の「小さな朗読館」の準備にとりかかりたくなるのである。その意味で、私もまだそれほど老い込んでいないようだ。

 まずは、終演した第14回「小さな朗読館」についてお世話になった方々へ、お礼のご挨拶をした。必要最小限の範囲だが。口頭、電話、郵送、メールと方法は区々である。今後の準備の最初は、来年3月に開催予定の第17回「小さな朗読館」のゲスト出演者と司会進行役に出演と協力を依頼する書面を作成&郵送することである。

 


〇今ちょっと一息ついているが・・・(2)
 
 もちろん、次の7月30日(火)に開催する第15回「小さな朗読館」の準備も始めている。今回は舞台スタッフからの要請で舞台進行表を作成したのだが、司会進行役からも便利だと好評だったので、次回以降も作成してゲスト出演者と司会進行役に配ることにした。まず、その下案をつくった。そして、私の朗読台本を印刷した。

 第15回「小さな朗読館」で私が朗読する作品は、今年の「岡本綺堂シリーズ」の第2弾「穴」である。この「穴」の台本を4部印刷した。私の朗読用に1部。他の3部は、会場スタッフ用、司会進行役用、マネージャー(家人)用、である。朗読用の台本ができると、練習してみたくなる。まだ下読み段階だが、この朗読は面白い。

 この作品は登場人物も少ないし、セリフも少ない。それだけに、それぞれの人物象もセリフを表現する際の心情もしっかりと設定しておかないといけない。逆に、この作品は地の文が多いから、地の文の表現主体である原作者(=朗読者)の人物象と心情をしっかり確認し、場面のイメージと表現する心情を設定しておく必要がある。

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記2328/千葉「わかば」と習志野「茜」の朗読レッスン

館長の朗読日記2328  (戦後74年03月29日 新規)

 


○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)

 昨日(3月28日)の13時30分から、千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンをおこなった。前回から第3期・朗読ステップ2のレッスンに突入している。今回はその第2回目のレッスンである。このサークルには昨日の第14回「小さな朗読館」にゲスト出演した会員がいるので、その朗読についての感想も話題になった。

 今回のレッスン台本「紫紺染について」は、実に面白い作品である。作品世界的にも朗読表現的にも大変面白い。前回は、第1回目であったから、朗読表現そのものではなく、その不可欠な前提である作品世界の解説を丁寧におこなった。ところが、今回の会員の皆さんの朗読には、前回の私の解説がほとんど反映されていなかった。

 たまりかねて、具体的なセリフや地の文を例にとり、その部分の私の解説をどのように受け止めているのか訊いてみた。ほとんど覚えておらず、メモも取らず、メモを取ってもトンチンカンな内容でしかなかった。朗読指導者として、虚しさを感じた瞬間である。的確なメモを取ってその内容を修得した少数の会員は急速に上達する。

 


○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)

 ただし、作品世界の解読だけでは朗読ができない。その解読内容を自分の朗読で的確に表現する表現力も必要である。たとえば、山男が酔っ払って「へろれって、へろれって、けろれって、へろれって」と「途方もない声で咆えはじめ」るところがある。ところが、会員の皆さんはさっぱり「途方もない声で咆えはじめ」てくれない。

 あるいは、紫紺染研究会の会長が酔っ払って挨拶していくうちに怒り出すところがある。ところが、会員の皆さんはさっぱり酔っ払った声と語り口で挨拶してくれないのである。これではレッスン台本「紫紺染について」の朗読にならない。これらの表現を含めて、本来は大変面白い作品なのだが、これではさっぱり面白くならない。

 レッスン中に私がいくら面白く表現するように指導しても、会員の皆さんは自身で笑い転げるばかりである。朗読者本人がいくら笑ったって、ダメである。落語家が自分の落語を笑いながら演ずるようなもので、聴き手の方は面白くもなんともない。これは、朗読の表現力もさることながら、朗読者の覚悟が問われているのである。

 


○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(1)

 昨日(3月28日)の18時10分から、習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第2期・朗読ステップ5の第15回目。今回は、今年6月に開催する朗読発表会に向けたレッスンの3回目である。このサークルの朗読発表会は1人1作品形式で上演する。1人当たりの朗読時間は15分以内に抑えている。

 今回のレッスンは、先の3月21日(木)が祝日で会場が確保できなかったために、会員全員の都合を勘案してこの日にスライドしたものである。ところが蓋を開けてみたら、9人の会員のうち5人が都合が悪いという理由で欠席した。出席した会員は、わずか4人であった。これでは、皆の都合を訊いて日程を調整した意味がない。

 私は、午後にやった千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンの後、車を運転して千葉市の都賀からこの習志野市の津田沼まで直接駆けつけてきている。私も決して暇な体ではない。こういうバカバカしいことは、二度と繰り返して欲しくないものである。さらに、今回は、会員の1人が持参したテレビの朗読番組のビデオを見た。

 


○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(2)

 私は、これまで、この種の朗読の放送番組を見たことはほとんどない。ことに今回見たビデオは、夏目漱石原作「夢十夜」のダイジェスト版の朗読であり、その朗読ぶりは凡俗な作品解読に基づくものであった。私も決して暇な体ではない。改めて、これまでこの種のテレビの朗読番組をパスしてきたことは正解であったと痛感した。

 今回は、4人の会員の朗読をレッスンした。その1人に、宮澤賢治原作「よだかの星」を朗読する会員がいた。今回は、この宮澤賢治原作「よだかの星」の作品解説に、この日に捌け口のなかった朗読的なエネルギーを集中的に注ぎ込んだ。この会員が私の作品解説をどのように受けとめ、どのような朗読表現で応えてくるだろうか。

 この習志野朗読サークル「茜」も、会員数の10人超えを目指して、会員増加策を真剣に考えなければならない。今度の朗読発表会は、東習志野図書館・東習志野コミュニティーセンター共催の「一般講座」として開催する。そういう場を通して、新たな会員との出会いが生まれるかも知れない。良いご縁が生じることを願っている。

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記2327/第14回「小さな朗読館」を開催した

館長の朗読日記2327  (戦後74年03月28日 新規)

 


○第14回「小さな朗読館」を開催した(1)

 昨日(3月27日)の13時30分開演ということで、第14回「小さな朗読館~感動をつくる朗読をめざして~」を開催した。会場は千代田区立内幸町ホール。今回の観客数は当日の会場受付におけるプログラム(チラシ兼用)の配布数から計算すると137人。前回(第13回)より29人の増加である。これは意外だった。

 チケットの総発行数は、153枚。そのうち無料の招待券は7枚。従って有料チケットは146枚であった。そのうち、サークル会員を通して販売した前売チケットが98枚、電話の申込みにより販売した予約チケット(当日の受付で代金と引換えに引渡した分)が20枚、本番の会場で販売した当日チケットが28枚であった。

 今回は、チケットの総発行数においても、有料チケット販売数においても、前回より30~40枚くらい増加した。これまでの推移を見ると、有料チケット販売数については従来から100枚~130枚の間を1回ごとに行ったり来たりしている。前回の有料チケット販売数は110枚と少なかったから、今回は増える番である。

 


○第14回「小さな朗読館」を開催した(2)

 増える番ではあるが、今回の有料チケット販売数は146枚と通常のサイクルよりも10数枚も多かった。これはさらに意外だった。東京近辺に知人友人が多いゲスト出演者が、人づてに宣伝し、多数のチケットを販売してくれたのである。これは非常にありがたかった。内幸町ホール(座席数180席)が満席のようであった。

 今回の会場運営支援者6人は、地元ということで、全員を品川朗読サークル「あやの会」から出してもらった。役割は受付役(2人)とドア係(2箇所各2名)兼会場案内係兼避難誘導係である。今回の支援者6人も、とても熱心かつ積極的に各自の役割を果たしてくれた。昼食の弁当とお茶を出すだけでお礼は何もしないのに。

 司会進行役は飯野由貴子さんである。飯野さんは船橋朗読サークル「はなみずき」の会員だが、本職はプロの司会者である。今回もさすがプロという司会進行をしてくれた。宣伝用チラシのデザインは、今回も千葉朗読サークル「風」の小田志津子さん。今回は、特に、内幸町ホールの会場スタッフの方々に大変お世話になった。

 


○第14回「小さな朗読館」を開催した(3)

 最後に、今回の4人のゲスト出演者に感謝の意を表する。ゲスト出演者は4人ともまあまあの朗読をしていた。この会場は舞台袖にモニター用のスピーカーがついていない。したがって上演中そこに待機していた私には舞台上の朗読がよく聴こえなかった。しかし、実力を出し切った朗読と出し切れなかった朗読の区別はついた。

 ゲスト出演者の朗読作品は、山本周五郎原作「松の花」、同「紅梅月毛」、幸田文「台所のおと」、石牟礼道子原作「海石」(『苦海浄土』第四章「天の魚」より)であった。それぞれの朗読者が、それぞれの朗読作品に、自分自身の人生や想い出や個人的心情を、幾重にも重ね合わせていることは、聴いていても良く分かった。

 私は、今年は「岡本綺堂シリーズ」として「鐘ヶ淵」「穴」「妖婆」を朗読することにしている。今回は、その第1作品として「鐘ヶ淵」を朗読した。岡本綺堂は江戸末期の幕府御家人の息子であるから、父親から聴いたのか、自分が体験したのか、あるいは別途調べたのか知らないが、江戸の情緒を表現した作品は大変面白い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記2326/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記2326  (戦後74年03月27日 新規)

 


○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(1)

 先週の土曜日(3月23日)の13時30分から、八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ4の第9回目、レッスン台本・藤沢周平原作「川の音」の第3回のレッスンである。このサークルは、レッスン台本的にはもっとも先を行っているが、会員のレベルに合わせて指導している。

 このサークルは、第1期生2人、第2期生3人、第3期生5人となっている。このサークルも、最近になって、第1期生と第2期生が中心となって、自主的な朗読会をいろいろと企画するようになってきた。従来は、毎年の「八千代台公民館祭り」に参加する程度であった。公民館の登録サークルに割り当てられた時間に朗読するのである。

 今年は、その「八千代台公民館祭り」に加えて、6月に開催される「ピース フェア 2019 in 千葉」に参加する方向で検討しているようである。また、今年11月に「ル・フルーレ」という個人経営のミニホールで自主的に朗読を勉強するための朗読会を開催することを検討している。これは年2回開催する方向で検討しているという。

 


○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(2)

 この年2回の朗読勉強会は、それぞれ会員の半数が1人1作品形式で上演する。勉強会であるから、観客は親しい知人友人に限定する方向で検討している。従来、このサークルは毎年9月に朗読発表会を開催している。この朗読発表会は、朗読時間120分の大作を読み継ぎ形式で上演するため、なかなか1人1作品の上演機会がなかった。

 朗読発表会における大作の読み継ぎ形式の朗読上演も続けたいが、朗読の原点である1人1作品形式の朗読上演もしていきたい。サークルとして、あるいはサークル会員として、過重の負担にならない範囲でその二つの上演形式を両立させるために、このようなやり方を考案し、検討しているらしい。これはとても魅力的な取り組みである。

 他のサークルも、それぞれ独自なやり方を自主的に検討したり実行したりしている。今後は、それぞれのサークルが自主的にいろいろなやり方を試みながら、お互いに情報交換をして、さらにやり方を改良し合っていってくれたら、私としても非常に心嬉しい。このサークルは、その他に、会員増のための対策を考案&実行する必要もある。

 

 

 

 

 

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最新のイベント情報(朗読会などのご案内) 第191版

最新のイベント情報(朗読会などのご案内) 第191版
                  (戦後74年03月22日 更新)


【カレンダー】



●戦後74年(西暦2019年)



3月27日(水)第14回「小さな朗読館~感動をつくる朗読をめざして~」
 /感動をつくる・日本朗読館「小さな朗読館」実行委員会主催

4月22日(月)朗読と音楽の刻・虹(第5回/最終回)
 /「朗読と音楽の刻・虹」主催

5月21日(火)大田朗読サークル「くすのき」朗読おさらい会
 /大田朗読サークル「くすのき」

5月22日(水)船橋朗読サークル「はなみずき」朗読発表会「恩讐の彼方に」
 /船橋朗読サークル「はなみずき」主催

5月29日(水)品川朗読サークル「あやの会」朗読発表会「ユタとふしぎな仲間たち」 NEW!
 /品川朗読サークル「あやの会」

6月09日(日)第20回「小さな朗読館・ちば」 NEW!
 /千葉朗読サークル「風」主催



【くわしいご案内】



●戦後74年(西暦2019年)



第14回「小さな朗読~感動をつくる朗読をめざして~」

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)03月27日(水)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕東京都千代田区立内幸町ホール

〔プログラム〕

1「松の花」山本周五郎原作           赤塚弘子
2「紅梅月毛」山本周五郎原作          亀田和子
3「台所のおと」幸田文原作          金子可代子
            <休 憩>
4「海石」石牟礼道子原作            吉田光子
     (『苦海浄土』第四章「天の魚」より)
5「鐘ヶ淵」岡本綺堂原作(岡本綺堂シリーズ1) 東 百道
  
〔司会進行〕飯野由貴子

〔主宰〕 東 百道(ひがし・ももじ)

〔主催〕感動をつくる・日本朗読館

〔参加〕入場料1000円(会場受付/全席自由)

〔申込〕当日券もありますが満席になりしだい消防法のために締め切りとなります
    出来るだけ事前にお電話でお申し込みください
     047-487-3721(東/ひがし)



朗読と音楽の刻・虹(第5回/最終回)

〔日時〕戦後74年(2019年)4月22日(月)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕千葉市美浜文化ホール(2F音楽ホール)
    ・JR京葉線検見川浜駅より徒歩8分
    ・JR総武線新検見川駅よりバス10分

〔プログラム〕

【朗読】

「尾瀬に死す」藤原新也原作   助川由利
「粋人」太宰治原作      吉永裕恵子
「苦海浄土」石牟礼道子原作   吉田光子   
 ※朗読作品への挿入曲
   バッハ「シチリアーノ」 バルトーク「からかいの歌」
   バグダウエル「鬼火」 他
  
【詩と音楽の世界】
 
シャーリーン・コスタンゾ作 絵本「12の贈り物」 黒井健 訳・絵
 朗読     吉田光子 助川由利 吉永裕恵子
 ヴァイオリン 小林由子
 オカリナ   積田由吏子
 ピアノ    杉本美津子
 
 変奏曲
 マスネ「タイスの瞑想曲」 ビゼー「カルメン闘牛士」
 シューマン「トロイメライ」 カッチーニ「アヴェ・マリア」
 ホルスト「ジュピター」 エルガー「威風堂々」 他

〔参加〕入場無料(定員150席/予約優先/全席自由)

〔主催〕朗読と音楽の刻・虹

〔後援〕千葉市教育委員会
    感動をつくる・日本朗読館

〔問合せ先〕043-265-8793(助川)
      043-277-3255(杉本)



大田朗読サークル「くすのき」朗読おさらい会

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)5月21日(火)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕大田文化の森 第二集会室

〔交通〕JR京浜東北線/大森駅下車 徒歩10分
                  池上駅行バス5分

〔プログラム〕

 開会         総合司会    向田敏子
1「モチモチの木」斎藤隆介原作     松田俊恵
2「東・太郎と西・次郎」斎藤隆介原作  原 則子
3「一ノ字鬼」斎藤隆介原作       斉藤正子 蓬田敦子  
           <休憩>
4「耳」向田邦子原作          仲亀庸子       
5「おきなぐさ」宮澤賢治原作       星野祐子
6「山桜」藤沢周平原作         向田敏子
          <舞台挨拶>
 サークル代表挨拶           仲亀庸子
 朗読指導者挨拶            東 百道

〔企画・構成〕 東 百道(ひがし・ももじ)

〔主催〕大田朗読サークル「くすのき」

〔参加〕入場料無料(全席自由)


船橋朗読サークル「はなみずき」朗読発表会「恩讐の彼方に」

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)5月22日(水)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市民文化創造館(きららホール)/フェイスビル6階

〔交通〕JR総武本線・船橋駅/京成本線・京成船橋駅より徒歩3分

〔演目〕菊池寛原作「恩讐の彼方に」

〔プログラム〕

【第1部】「恩讐の彼方に」第1部
       <休 憩>
【第2部】「恩讐の彼方に」第2部

〔出演〕

代川裕子、谷千和子、鳥海治代、田中幸子、黒田裕子、直井三枝子、井上みつ江、小林いさを、飯野由貴子、村木ひろみ、遠田利恵子、中山慶子、昌谷久子、亀田和子、久保田和子(朗読順/船橋朗読サークル「はなみずき」の会員)

〔朗読指導・構成・演出〕 東 百道

〔主催〕船橋朗読サークル「はなみずき」

〔参加〕入場無料

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にどうぞ
    047-487-3721 (東)



品川朗読サークル「あやの会」朗読発表会「ユタとふしぎな仲間たち」 NEW!

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)5月29日(水)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕小山台会館大ホール

〔交通〕東急目黒線/武蔵小山駅下車 西口より徒歩3分

〔演目〕三浦哲郎原作「ユタとふしぎな仲間たち」

〔プログラム〕

【第1部】「ユタとふしぎな仲間たち」第1部
         <休 憩>
【第2部】「ユタとふしぎな仲間たち」第2部

〔出演〕

 川崎玲子、松倉美那子、藤本敦子、福永尚彦、岡林和子、佐々木澄江、白澤節子、末次眞三郎、片桐瑞枝、山本淑子、赤塚弘子、山本扶美子、志村葉子(朗読順/品川朗読サークル「あやの会」の会員)

〔朗読指導・演出〕 東 百道

〔主催〕品川朗読サークル「あやの会」

〔参加〕入場無料(全席自由)

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にもどうぞ
    047-487-3721 (東)


第20回「小さな朗読館・ちば」 NEW!

〔日時〕戦後74年(2019年)6月09日(日)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕千葉市ハーモニープラザ・3Fイベントホール

〔プログラム〕

1 「梅津忠兵衛」小泉八雲原作/奥田裕子翻訳  森本 依里
2 「奄美の画家と少女」高倉健原作       金附ひとみ                
3 「電車を降りて」永井龍男原作        小田志津子
            <休 憩>
4 「第三夜」(『夢十夜』より)夏目漱石原作  松尾佐智世
5 「子供たちの夜」向田邦子原作        杉山佐智子                
6 「夜の雪」藤沢周平原作           助川 由利
7 「吉野山」太宰治原作            吉永裕恵子
                               
〔朗読指導〕 東 百道

〔主催〕千葉朗読サークル「風」

〔参加〕入場無料(全席自由)

〔問合せ&申込み先〕043(400)8034/細川

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にもどうぞ
    047(487)3721 (東)


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館長の朗読日記2325/品川「あやの会」と大田「くすのき」の朗読レッスン

館長の朗読日記2325  (戦後74年03月20日 新規)



○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(1)

 一昨日(3月19日)の10時00分から、品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ1の第17回目、朗読発表会「ユタと不思議な仲間たち」の第5回目のレッスンである。この「ユタと不思議な仲間たち」は前後の2部構成であり、今回はその前半(第1部)のレッスンの第3回目である。

 この前半(第1部)も、すでに第3回目となった。会員の皆さんはそれなりに仕上げてきている。朗読の仕上げというものは、どの芸術分野も同じであるが、際限がない。どんなに練習して仕上げていっても、仕上げ切れていない箇所がいくらでもある。しかし、その仕上げ切れない箇所が凝縮して明らかになるから、指導する方は楽になる。

 それに伴ない、私の指導もそれぞれの会員の朗読のポイントを突き、的確さも増してきた気がする。同時に、会員の皆さんの朗読的な仕上がりに逆啓発され、私自身のこの作品に対する解読も深まってきたように感じる。例えば、座敷わらしのリーダー・ペドロは、主人公ユタの変身を促すユタ自身の分身だ、と思いついたこともそうである。



○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(2)

 たとえば、座敷わらしに会うために銀林荘に一人で泊まり込んで眠る前は「正直いって、ぼくはこわかった」はずの主人公ユタが、ペドロに起こされたときには「ぼく自身、そんな怪しいやつが自分の枕もとに立っているというのにちっともこわさを感じないのもふしぎであった」と感じている。従来は私の方がこの箇所が「ふしぎ」だった。

 このときのユタは、たんに「こわさを感じない」どころか、さらに「ぼくは、まるでこわいもの知らずの豪傑みたいに、ゆうゆうとしていた」のである。どうして、このときユタがこのような気持ちになったのか、従来の私には分からなかった。しかし今回、忽然として私は覚ることができた。この瞬間から、ユタの変身が始まったのである。

 そのユタの変身とは、小学校6年生のユタから、ユタの心の中に潜んでいた大人になっていくユタへの変身である。そして、その変身を促しているものが、このときのユタの分身である座敷わらしのペドロなのである。このように見ると、三浦哲郎は、さまざまな思想や想いをこの「ユタと不思議な仲間たち」に織り込んでいたことが分かる。



〇大田朗読サークル「くすのき」の朗読レッスン(1)

 一昨日(3月19日)の14時00分から、大田朗読サークル「くすのき」の朗読レッスンをおこなった。今回は第1期・朗読ステップ2の第18回目、今年5月に開催する「朗読おさらい会」の朗読レッスンの第6回目である。この「朗読おさらい会」は、会員の皆さんが自ら選択&作成した台本を1人1作品形式で朗読上演することを原則としている。

 ただし、このサークルの7人の会員のうち、自分で選択&作成した台本を朗読する会員、すなわち朗読ステップ1のレッスンを受けた会は3人しかいない。他の4人は、昨年の「朗読おさらい会」の後に入会してきた会員である。すなわち今回の「朗読おさらい会」が初めての会員である。初めての会員には斎藤隆介原作の童話を指定することにしている。

 このサークルの問題は第2回目の「朗読おさらい会」であるにもかかわらず、自分で選択&作成した台本を朗読する会員が半数以下にとどまり、初めて朗読会で朗読するレッスン歴1年未満の会員が過半に達している点にある。しかも、朗読ステップ2の最後も近くなった現段階でも会員総数が7人と、理想の15人の半数以下にとどまっている点である。



〇大田朗読サークル「くすのき」の朗読レッスン(2)

 そこで今回は、会員1人1人の朗読レッスンが終わった後に、約30分ほどの時間をかけて、朗読レッスンについての私の基本的な考え方と方法を少しくわしく説明した。朗読ステップ1~6の異議と内容の解説。かつての朗読サークルにおいては、第1期の朗読ステップ1~6の期間中はサークル会員を固定し新規入会者を認めなかったことも説明した。

 理想のサークル会員数は15人前後(最少でも10人、最多は20人まで)であることと、その理由。会員数15人前後のグループ・レッスンの意義と効果。各読ステップの最後の締めに朗読発表会を公演することの意義と効果。第2期の朗読ステップ1~6においては、会員の新規入会を随時認めることの理由。それらについて、逐一くわしく説明した。

 大田朗読サークル「くすのき」の場合は、いささか変則になっていること。それに対して今後どのように対処していくか。いずれ、今年の「朗読おさらい会」が終演した後に、それんみついて会員全員と相談すること。いずれにしても、会員の倍増をめざした対応策を実施する必要があること。それが出来なかった場合の対応策についても、明らかにした。

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館長の朗読日記2324/千葉「風」の朗読レッスン

館長の朗読日記2324  (戦後74年03月17日 新規)



○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(1)

 

 昨日(3月16日)の9時30分から、千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第3期・朗読ステップ3の第8回目。今回は6月09日に開催する第20回「小さな朗読館・ちば」に向けたレッスンの3回目である。この「小さな朗読館・ちば」は、毎年2回、2組交代で1人1作品の朗読形式で上演する。

 

 次回の第20回「小さな朗読館・ちば」に出演しない組の会員は、芥川龍之介原作「毛利先生」を共通レッスン台本にしてレッスンしていく。この「毛利先生」は、第20回「小さな朗読館・ちば」のリハーサルのときに読み継ぎ形式で仕上げの通し読みをする。1人1作品を朗読する組は、この第20回で1人1作品を朗読する。

 

 朗読する場合は、文学作品に書かれている文字言語を辞書的な意味でのみ理解してはならない。先ずは、その辞書的な意味を介して表現されている原作者のイメージを追体験して、その文学作品の作品世界をできるだけ的確に想像&創造していかなければならない。そのためのもっとも基本的な方法こそ「視点の転換」なのである。



○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(2)

 

 私は『朗読の上達法』を執筆するために、三浦つとむ著『日本語はどういう言語か』を読み直している。そして、改めてこの本は大したものだと痛感している。今回、そのことを話した。これにはっきりと反応した会員はごく少数であった。私が力説してきた「視点の転換」を本気で実行している会員も、果たして何人いるだうか。

 

 その意味では、今回の共通レッスン台本「毛利先生」の主人公・毛利先生も、けっして他人事ではないような気持になる。指導者が、自分の切実な経験と研鑽を踏まえて懸命に力説していることを、それを聴いている方は必ずしもそのようには受け止めない場合がある。私が公刊した『朗読の理論』についても、同じことがいえる。

 

 ただ、私の朗読レッスン全般については、私が指導している朗読サークルの会員は高く評価してくれているようである。まあ、そうでなければ、私の朗読レッスンを何年も継続的に受講するはずもないが。私も芥川龍之介原作「毛利先生」の主人公・毛利先生を見習って、今後もひたすら朗読レッスンを継続していくことであろう。







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館長の朗読日記2323/第46回「ふなばし東老朗読会」開催の報告

館長の朗読日記2323  (戦後74年03月16日 新規)



 昨日(3月15日)に、船橋朗読サークル「はなみずき」の「ふなばし東老朗読会」担当役員から、第46回「ふなばし東老朗読会」開催の報告があった。報告はファックスと電話を組み合わせた形でおこなわれたので、その報告を基に、その内容を私なりにまとめたものを以下に記すことにする。

【第46回「ふなばし東老朗読会」開催の報告】

 東老朗読会を3月14日(木)に開催致しました結果をご報告します。

○朗読作品

向田邦子原作「父の詫び状」

朗読:田中幸子、鳥海治代、小林いさを、飯野由貴子、遠田利恵子、亀田和子

芥川龍之介原作「杜子春」

朗読:直井三枝子、黒田裕子、御代川裕子、谷千和子、井上みつ江、村木ひろみ、中山慶子、昌谷久子、久保田和子

〇来場者数 

女性:23名 男性:2名 (このうち4名が初来場) 計:25名

船橋朗読サークル「はなみずき」会員:15名(全員参加)

参加者合計:40名

○来場者の感想

 この第46回「ふなばし東老朗読会」は、今年度最後でしたので、参加者の皆さんにアンケートをいただき、今回の感想と、今後の希望についてうかがいました。

*会員の皆さん、朗読に感動し、作品に引きこまれました。という嬉しいご意見をいただきました。

*今後の希望は、殆どの方が時代物(山本周五郎、藤沢周平、池波正太郎)でした。
 朗読スタイルは、今のままで最高です。というご意見でした。

《館長のコメント》

 このサークルは、月2回の定例的な朗読レッスンの始まる前の3時間、毎回のように自主練習会を催して、毎回の「ふなばし東老朗読会」に備えているようである。特に、この第46回「ふなばし東老朗読会」は、今年度の最後を締めるという意味で、サークル会員の全員が出演して「父の詫び状」と「杜子春」の2作品を読み継ぎ形式で上演した。

 高齢者を含めたサークルの全員が元気に出演し、少なからぬ観客から好評の拍手をいただいたことは、館長としても嬉しいことこの上ない。来年度も引き続き、年6回(隔月1回)の「ふなばし東老朗読会」の公演を依頼されたという。この「ふなばし東老朗読会」は西暦2011年7月から始まったから、来年度(2019年度)で9年目に入る。

 この企画が船橋東老人福祉センターで発案され、船橋東老人福祉センターと船橋朗読サークル「はなみずき」でその内容を打ち合わせたときには、まさか9年間も継続するとは思わなかった。これも、船橋東老人福祉センターの担当の方々と船橋朗読サークル「はなみずき」の会員の皆さんの努力と熱意の賜物である。大変にありがたいことである。









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館長の朗読日記2322/千葉「わかば」の朗読レッスン

館長の朗読日記2322  (戦後74年03月15日 新規)



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)

 昨日(3月14日)の13時30分から、千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンをおこなった。今回から、第3期・朗読ステップ2のレッスンに突入する。今回は、その第1回目のレッスンである。逆に今回は、先月末に開催した朗読発表会「あん」の後の初めてのレッスンということになる。まず、その感想・意見を訊いた。

 出演者当人の感想・意見は、開催当日の打上会の席上ですでに訊いているから、今回は主に来場していただいた会員の知人友人の感想・意見を訊いた。代表が中心となって、来年の朗読発表会をどういう形式で上演するかを会員で決をとった。結果は、読み継ぎ形式に賛成する会員が多数であった。これで次回の上演形式が決まった。

 その後、レッスンに入った。まず私から、第3期・朗読ステップ2の基本的なレッスンの方針と方法を説明した。文学作品を朗読するためにもっとも基本とすべきは、文字言語で書かれている内容を、単に辞書的な意味を理解するだけでなく、その辞書的な意味の背後に表現されている原作者のイメージを的確に読み取ることである。



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)

 これは、結局、文学作品の作品世界をいかに的確にイメージするか、という問題に帰着する。これは、朗読ステップ1の主テーマであるが、朗読ステップ2ではセリフ部分の解読と表現を通して、文学作品の作品世界を的確にイメージすることを主テーマとする。このテーマを宮澤賢治原作「紫紺染について」を通してレッスンする。

 今回はその第1回目のレッスンであるから、会員の皆さんに少しづつ朗読してもらいながら、私なりの「紫紺染について」の解読内容を説明した。私は自分の解読内容を説明しながら、自分で段々面白くなって、自分の言葉に熱が入ってきたのを感じていた。その面白さが会員の皆さんにどのくらい通じたか、本当は良く分からない。

 いずれにしても、宮澤賢治という人物は只者ではない。私は「春と修羅」「やまなし」「おきなぎさ」「注文の多い料理店」「セロ弾きのゴーシュ」などを解読して、その底知れぬイメージ力の作品世界に驚かされた。この「紫紺染について」は、ちょっと性格は異なるが、それにしても、やはり底知れない面白さをもつ作品である。














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館長の朗読日記2321/来年3月の船橋「きららホール」の予約

館長の朗読日記2321  (戦後74年03月12日 新規)



〇来年3月の船橋市民文化創造館(きららホール)の予約(1)

 先週の土曜日(3月09日)の午前中に、来年3月の船橋市「きららホール」の会場予約をしてきた。予約受付は9時30分~10時00分である。この間に予約申込が他の団体と競合しなければ、そのまま予約ができる。しかし、他の団体と予約希望が競合した場合には、抽選となる。私は、昨年3月の予約で抽選漏れとなった。

 そこで急きょ東京都千代田区立内幸町ホールに予約を申込み、何とか今年3月に開催する第14回「小さな朗読館」の会場を確保することができた。もちろん、この内幸町ホールはこの世界では有名で格式もあり、私の好きな会場でもある。現に、数年前まで毎年開催していた「東百道・朗読と講演の会」はこの会場を使っていた。

 しかし、私の主宰する「小さな朗読館」は、ここ10回以上も、船橋市「きららホール」の会場をいわば根城にして開催してきた。予約が取れないための急きょの会場変更は、事後の対応が何かと大変であった。そこで、毎回の船橋市「きららホール」の会場予約は、無事に予約できるかどうかが懸念され、緊張を余儀なくされる。



〇来年3月の船橋市民文化創造館(きららホール)の予約(2)

 第1希望日と考えていた来年3月の第4水曜日には、すでに2団体による予約希望の用紙が置かれていた。昨年は1団体と競合しただけであったが、抽選に漏れてしまった。この会場の抽選にすっかり自信を失った私は、とても今回の2団体と抽選で張り合う気力が湧いてこない。そこで、わずかに残っていた空いた日に申込んだ。

 しかし、その日だとて、予約受付の締切時間である10時00分までに、他の団体が予約希望の用紙を置けば、その団体と抽選しなければならない。その予約受付の締切時間である10時00分までのなんと長く感じられたことか。他の日のほとんどには複数の予約希望の用紙が置かれており、1枚だけの日は数日のみなのである。

 幸い来年3月24日(火)の会場は無抽選で予約できた。この日は家人が同行したが、昼食後私は八千代朗読サークル「新・みちの会」のレッスンのために、買い物をする家人と別れて独りで電車に乗った。私は危うく八千代台駅を乗り越すところだった。家人は勝田台駅まで乗り越したという。共に疲れて居眠りをしたのである。





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過去のイベント記録/戦後74年(2019年)前期

過去のイベント記録/戦後74年(2019年)前期

            (戦後74年03月11日 新規)

             
                         

【過去のカレンダー】



2月28日(木)千葉朗読サークル「わかば」朗読発表会「あん」 NEW!
 /千葉朗読サークル「わかば」主催

1月24日(木)第45回「ふなばし東老朗読会」 NEW!
 /船橋市東老人福祉センター主催
 /船橋朗読サークル「はなみずき」主宰



【くわしい内容】 



千葉朗読サークル「わかば」朗読発表会「あん」 NEW!

〔日時〕戦後74年(2019年)2月28日(木)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕千葉市民会館・小ホール(地下1階)

〔交通〕JR千葉駅東口徒歩8分

〔演目〕ドリアン助川原作「あん」

〔プログラム〕

 

第1部「あん」前半
    <休 憩>
第2部「あん」後半

〔出演〕

 的場正洋、金子方子、吉野久美子、石井せい子、仲田紘基、田中和代、神田和子、井手陽子、金子可代子、石井春子、高木幸恵(朗読順/千葉朗読サークル「わかば」会員)

〔朗読指導〕 東 百道

〔主催〕千葉朗読サークル「わかば」

〔参加〕入場無料(全席自由)

〔問合せ〕080-6704-3572(金子)

《館長のコメント》

 上演方法は前回の「水仙月の三日」と同じにした。読み継ぎ形式で朗読上演する場合、他のサークルは舞台中央部分に間隔を少し開けて椅子を左右2席設置し、出演者が2人座って交互に朗読していく上演方法を採る。このサークルは前回、マイクを舞台中央に1台立て、会員が順にそのマイクの前に立って読み継ぐ方法で上演した。

 この方法だと読み継ぐ間にある程度の時間が必要になる。しかし、それが適度な《間》になってかなり評判が良かった。そこで今回も同じやり方を採用したのである。今回は、生憎、かなり雨が降り、なおかつ寒かった。来場者数を心配していたが、何と100人を超していた。会場の来場者1人1人から後光が射している気がした。

 今回の朗読発表会用の台本「あん」は、元ハンセン氏病患者をテーマにした、とても重い問題をあつかった作品である。こういう作品を朗読公演する場合には、もしハンセン氏病の元患者やその関係者が会場に聴きに来ても、恥ずかしくない表現をしなければならない、というのが私の考えであった。しかし、それは所詮無理である。

 そうであるならば、どうすべきか。人間は、朗読する方も、朗読を聴く方も、それぞれの人生において、悲しかったこと、苦しかったこと、憤ろしかったこと、悔しかったこと等々の体験をしている。そういう自分自身の体験を土台とし、それにできるだけの想像力を働かせて、朗読をする心情やイメージを創り上げていくしかない。

 そうして創り上げた心情やイメージに基づいて、精一杯の朗読表現をしていけば良い。また、所詮、それ以上はできない。そういう想いを、この作品の朗読レッスンを通して、特に、最後の舞台リハーサルを通して、想ったのである。そういう想いの一端を、舞台挨拶で朗読指導者として紹介されたときに、挨拶のなかで語ってみた。

 打上げ会はかなり盛り上がった。終演後に会場ロビーで来場者をお見送りする際に、来場者からかなりの好評いただいたらしい。会員たち自身も今回はかなり手応えを感じていたらしいから、そういう好評がさらに達成感を誘発させたようである。レッスン以外でも、自主練習会の場で互いにかなり鍛え合ったらしいから尚更である。

 このサークルの会員の皆さんも、それぞれ年齢を重ねている。したがって、体調は必ずしも万全ではない。脳梗塞発症後のリハビリをしている会員、春先になると咽喉の不調が出てくる会員、足腰に痛みを抱えている会員、などなど。体調が万全な会員などほとんどいないのではないかと想われる。それだけ達成感はより大きくなる。

 ワイワイと盛り上がるだけでなく、真面目で真剣な議論もなされた。ある会員から作家が心を籠めて創作した文学作品を、朗読時間の都合で文章をカットして台本をつくり、それを朗読上演するのは、作家に対する一種の冒涜ではないか、という意見提起があった。その意見に対して、他の会員たちもいろいろな意見を提出していた。



ふなばし東老朗読会(第45回)

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)01月24日(木)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市東老人福祉センター・和室

〔プログラム〕

1「うぐいす」藤沢周平原作     直井三枝子     
2「快走」岡本かの子原作      村木ひろみ
3「松の花」山本周五郎原作    久保田和子

〔主催〕船橋市東老人福祉センター

〔主宰〕船橋朗読サークル「はなみずき」

〔参加〕入場無料(定員25名)

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にもどうぞ
    047ー487ー3721 (東)
【注】ただし、この「ふなばし東老朗読会」は、船橋朗読サークル「はなみずき」が自立的に参加&上演する朗読会であり、館長は直接は関与していない。

《館長のコメント》

 第45回「ふなばし東老朗読会」の開催模様の報告が、船橋朗読サークル「はなみずき」の「ふなばし東老朗読会」担当役員から1月26日にあった。報告はファックスと電話を合わせた形でおこなわれたので、その報告を基に、その内容を私なりにまとめたものを以下に記すことにする。

○開催日時 予定通り

○開催会場 いつもと同じ船橋市東老人福祉センター・和室

○プログラム 予定通り

○司会進行者 久保田和子

○主催 船橋市東老人福祉センター

○主宰 船橋朗読サークル「はなみずき」

○来場者

 当日は北風の強い寒い日であった。来場者数に影響するのではないかという懸念もあった。しかし、楽しみにしていたと言ってくださる方もいて、来場者はいつもと同じように20名(女性18人+男性2人)であった。ちなみに、定員はいつもの通り25人(入場無料)であった。それに船橋朗読サークル「はなみずき」の会員が13名(出演者を含む)が参加したので、合計で33人が参加したことになる。

○来場者の感想

 *11月に参加した際、1月の演目をうかがい楽しみにしていました

 *三作品共に内容がよく分かり、とても良かった

 *感動した。涙が出ました。とても良かった。

○船橋朗読サークル「はなみずき」の会員の感想

「うぐいす」は、登場人物の人情の細やかさを良くとらえ、女心をイメージして聴き手に伝わるような朗読であった

「快走」は、作品内容がただ「走る」ということだけの内容にもかかわらず、それを面白く読み、作品のさわやかさを存分に出し、ほほえましい家族関係を上手に朗読していた

「松の花」は、時代物の作品にぴったりの魅力ある声と、表現力豊かな朗読で、聴き手の皆さんを作品の世界に引きんでいた
(【朗読者兼司会進行者注】この「松の花」の感想は、作者が描きたいと思ったであろう、日本女性の美しさは連れ添う夫にも気づかれないというところに非常に美しくあらわれるというところを、うまく朗読で表現することができるかと心配だったので、サークルの仲間に訊いた結果である)










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館長の朗読日記2320/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記2320  (戦後74年03月10日 新規)



○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(1)

 昨日(3月09日)の13時30分から八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ4の第8回目、前回から新しいレッスン台本・藤沢周平原作「川の音」に入っている。今回は、レッスン台本「川の音」の第2回のレッスンである。少しづつ、今後レッスンが本格化していく。

 このサークルの会員構成は、第1期生2人、第2期生3人、第3期生5人となっている。第3期生5人のうち3人は初心者であるが、2人は経験者である。その3人の初心者はグングンという勢いで上達している。経験者2人もしっかりとした土台の上で、これもグングンという勢いで上達している。頼もしい第3期生なのである。

 第2期生3人のうち1人は初心者であったが、他の2人はかなりの経験者であった。その初心者であった1人は、かなり上達し、すでに相当の実力者となっている。経験者であった2人は、もともとのレベルが高かったため、その後の上達は相対的に大きくはないが、着実にレベルアップしている。今後の上達ぶりが楽しみである。



○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(2)

 第1期生2人は、レッスン歴がすでに15年を超しているベテランである。そのうちの1人は、まったくの初心者から出発したが、いまや最古参の朗読者である。他の1人は学生時代に演劇の演出を経験している。それだけに、この会員の朗読は底深い趣きがあって、会員から一目置かれるこのサークルの朗読的なリーダーである。

 このサークルは、今秋9月に朗読発表会を計画している。その原作は、会員の総意によって小川洋子原作の『博士の愛した数式』を予定している。この原作は長いので、その台本化(カット化)と、原作者との間に必要な手続きは、現在進行中である。近年は、そういう仕事をも、サークルの会員が自立的にドンドンと進めている。

 このサークルは、今年になって何人かの会員がバタバタと退会していった。私が理想的と考える会員数は15人前後。最低でも10人、上限は20人と考えている。このサークルは、現在の会員数が10人となってしまったため、いまやまさに崖っぷちである。当面はいろいろと会員増加策を講じていかなければならない、と思う。








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館長の朗読日記2319/船橋「はなみずき」と習志野「茜」の朗読レッスン

館長の朗読日記2319 (戦後74年/西暦2019年03月09日 新規)



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(1)

 一昨日(3月07日)の15時00分から、船橋朗読サークル「はなみずき」のレッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ1の第21回目、来年の5月に開催する朗読発表会「恩讐の彼方に」の台本の第7回目のレッスンである。この台本は前半(第1部)と後半(第2部)の2部構成。今回は前半(第1部)のレッスンである。

 この「恩讐の彼方に」の場合も、前半の部分は物語全体の布石であり、物語の山場は後半の部分で表現されている。読み継ぎ形式の朗読の場合も、前半さえ何とか持ちこたえれば、後半は聴き手を引き込むことができる。ただ、この「恩讐の彼方に」は、前半もかなり激しい場面展開がある。その激しい朗読表現が、かなり仕上がってきた。

 もともと、この「恩讐の彼方に」は読み継ぎ朗読の作品としては短めである。恐らく、前半(第1部)の朗読時間は約40分くらい、後半(第2部)の朗読時間は60分を少し超すくらいであろう。全体で約100分である。しかも、本来は4月に公演する計画が、会場が確保できなかったために5月にずれ込み、レッスンが2回分増えた。



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(2)

 朗読時間が短い上に、練習に時間を2回分も多くかけたのだから、仕上げのレベル(練度)も上がっている(はずである)。船橋朗読サークル「はなみずき」の会員の皆さんが、朗読発表会の本番の舞台でどのようなパフォーマンスをしてみせてくれるか、私は今から楽しみにしている。今回はチラシも出来てきたので、私にも配布された。

 次回で通常型のレッスンが終了し、後は立ち稽古、リハーサル、本番と続いていく。それに付随して、タイムテーブルの作成、会場である船橋市民創造館(きららホール)での会場スタッフとの打ち合わせなども必要となっていく。徐々に、朗読発表会に向けての気合いが入っていく。因果なことに、その度に緊張が高まっていくのである。

 さらに、朗読発表会の開催は、このサークルの場合は第3期・朗読ステップ1の終了を意味するから、併行して、私は第3期・朗読ステップ2のレッスンを開始する準備をしなければならない。レッスン計画表の作成、最初のレッスン台本の準備をしなければならないのである。かなり慣れてきたとはいえ、なかなかシンドイ作業ではある。



○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(1)

 一昨日(3月07日)の18時10分から、習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第2期・朗読ステップ5の第14回目。前回から、今年6月に開催する朗読発表会に向けたレッスンに入っている。このサークルの朗読発表会は1人1作品形式で上演している。1人当たりの朗読時間は15分以内に抑えている。

 今回から、新規入会者が新たに1人加わった。前回のレッスン時に見学に来て、直後に入会を希望してきた。前回から朗読発表会に向けたレッスンに入ったばかりだから、今度の朗読発表会に向けた朗読レッスンにギリギリで間に合った。出演する会員数は9人になった。レッスンに間に合ったばかりでなく、チラシの作成にも間に合った。

 ただし、朗読発表会の朗読時間は、出演者8人の場合の120分より増えて、約10数分増の130分近くになってしまう。会員数が増えることは望ましいが、これ以上増えると1人1作品形式の朗読発表会を年1回で上演することはむずかしくなる。開催回数を年2回に増やすか、あるいは読み継ぎ形式の朗読上演に切り替えるしかない。



○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(2)

 私が指導する朗読サークルの会員数は、本当は15人くらいが望ましい。最低でも10人以上は欲しい。ただし、多すぎてもいけないから、上限を20人と考えている。そして朗読レッスンの節目の朗読発表会は、年1回の読み継ぎ形式の朗読公演が望ましいと考えている。1人1作品形式のレッスンは、効果の面で私が疑問に思っている。

 この習志野朗読サークル「茜」は、第1期の朗読ステップ1~6を終了した段階で、いろいろの事情から会員数が激減した。一時は7人にまで減少し、その後も入会者がいると思えば退会者が出るという一進一退の状態がしばらく続いた。一時はサークルの解散も考えたが、会員の皆さんの頑張りで、最近少しづつ増えて9人まで挽回した。

 私は、基本的に「来るもの拒まず、去る者追わず」の自然体だから、今後も入退会の一進一退が続くと思う。しかし、昨年あたりから、何となく明るい兆しが見えてきたような感じがしている。会員数が10人を超えれば、サークルの体制もレッスンの雰囲気も急激に活発化する。会員の増加策を講じつつ、無理のない姿勢で継続していく。








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最新のイベント情報(朗読会などのご案内) 第190版

最新のイベント情報(朗読会などのご案内) 第190版

                  (戦後74年03月07日 更新)



【カレンダー】



●戦後74年(西暦2019年)



3月10日(日)第21回「品川朗読交流会」 NEW!
 /品川朗読サークル「あやの会」&朗読サークル“こだま”共催

3月27日(水)第14回「小さな朗読館~感動をつくる朗読をめざして~」
 /感動をつくる・日本朗読館「小さな朗読館」実行委員会主催

4月22日(月)朗読と音楽の刻・虹(第5回/最終回) NEW!
 /「朗読と音楽の刻・虹」主催

5月21日(火)大田朗読サークル「くすのき」朗読おさらい会 NEW!
 /大田朗読サークル「くすのき」

5月22日(水)船橋朗読サークル「はなみずき」朗読発表会「恩讐の彼方に」 NEW!
 /船橋朗読サークル「はなみずき」主催



【くわしいご案内】



●戦後74年(西暦2019年)



第21回「品川朗読交流会」 NEW!

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)3月10日(日)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕品川区中小企業センター・ホール

〔交通〕東急大井町線・下神明駅より徒歩3分

〔プログラム〕

☆朗読サークル“こだま”

「東京発千夜一夜」より二編 森瑤子原作  
「ハーメルンの笛吹き男」ロバート・ブラウニング原作
「おぼろ月」藤沢周平原作

☆フォークローバーズ

詩「生きていてよかった」 小川恵子 上野廣 岩田ますみ

☆品川朗読サークル「あやの会」

「字のない葉書」向田邦子原作     佐々木澄江
「つばめ」藤沢周平原作          末次眞三郎
「小さな駅の待合室」石田栄一原作  松倉美那子
「ネパールのビール」吉田直哉原作   川崎玲子

〔主催〕品川朗読サークル「あやの会」
     朗読サークル“こだま”

〔参加〕入場無料(全席自由)

〔問合せ先〕品川朗読サークル「あやの会」
           03-3786-0006(山本)

〔後援〕品川区社会福祉協議会ボランティアセンター

【注1】品川朗読交流会は、合同の朗読会を通じて、互いに学び合うことを目的として年2回(春・秋)開催しています
【注2】終了後、懇談会を予定しています

【注】この「品川朗読交流会」は、品川朗読サークル「あやの会」と朗読サークル“こだま”が自立的に主催する朗読会であり、館長は一切関与していない



第14回「小さな朗読~感動をつくる朗読をめざして~」

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)03月27日(水)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕東京都千代田区立内幸町ホール

〔プログラム〕

1「松の花」山本周五郎原作             赤塚弘子
2「紅梅月毛」山本周五郎原作           亀田和子
3「台所のおと」幸田文原作            金子可代子
             <休 憩>
4「海石」石牟礼道子原作               吉田光子
     (『苦海浄土』第四章「天の魚」より)
5「鐘ヶ淵」岡本綺堂原作(岡本綺堂シリーズ1) 東 百道

〔司会進行〕飯野由貴子

〔主宰〕 東 百道(ひがし・ももじ)

〔主催〕感動をつくる・日本朗読館

〔参加〕入場料1000円(会場受付/全席自由)

〔申込〕当日券もありますが満席になりしだい消防法のために締め切りとなります
     出来るだけ事前にお電話でお申し込みください
     047-487-3721(東/ひがし)



朗読と音楽の刻・虹(第5回/最終回) NEW!

〔日時〕戦後74年(2019年)4月22日(月)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕千葉市美浜文化ホール(2F音楽ホール)
     ・JR京葉線検見川浜駅より徒歩8分
     ・JR総武線新検見川駅よりバス10分

〔プログラム〕

【朗読】

「尾瀬に死す」藤原新也原作   助川由利
「粋人」太宰治原作      吉永裕恵子
「苦海浄土」石牟礼道子原作   吉田光子   

 ※朗読作品への挿入曲
   バッハ「シチリアーノ」 バルトーク「からかいの歌」
   バグダウエル「鬼火」 他

【詩と音楽の世界】

シャーリーン・コスタンゾ作 絵本「12の贈り物」 黒井健 訳・絵

 朗読     吉田光子 助川由利 吉永裕恵子
 ヴァイオリン 小林由子
 オカリナ   積田由吏子
 ピアノ    杉本美津子

 変奏曲
 マスネ「タイスの瞑想曲」 ビゼー「カルメン闘牛士」
 シューマン「トロイメライ」 カッチーニ「アヴェ・マリア」
 ホルスト「ジュピター」 エルガー「威風堂々」 他

〔参加〕入場無料(定員150席/予約優先/全席自由)

〔主催〕朗読と音楽の刻・虹

〔後援〕千葉市教育委員会
     感動をつくる・日本朗読館

〔問合せ先〕043-265-8793(助川)
         043-277-3255(杉本)



大田朗読サークル「くすのき」朗読おさらい会 NEW!

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)5月21日(火)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕大田文化の森 第二集会室

〔交通〕JR京浜東北線/大森駅下車 徒歩10分
                              池上駅行バス5分

〔プログラム〕

 開会         総合司会       向田敏子
1「モチモチの木」斎藤隆介原作     松田俊恵
2「東・太郎と西・次郎」斎藤隆介原作  原 則子
3「一ノ字鬼」斎藤隆介原作        斉藤正子 蓬田敦子  
             <休憩>
4「耳」向田邦子原作             仲亀庸子       
5「おきなぐさ」宮澤賢治原作        星野祐子
6「山桜」藤沢周平原作           向田敏子
           <舞台挨拶>
 サークル代表挨拶             仲亀庸子
 朗読指導者挨拶               東 百道

〔企画・構成〕 東 百道(ひがし・ももじ)

〔主催〕大田朗読サークル「くすのき」

〔参加〕入場料無料(全席自由)




船橋朗読サークル「はなみずき」朗読発表会「恩讐の彼方に」 NEW!

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)5月22日(水)
      開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市民文化創造館(きららホール)/フェイスビル6階

〔交通〕JR総武本線・船橋駅/京成本線・京成船橋駅より徒歩3分

〔演目〕菊池寛原作「恩讐の彼方に」

〔プログラム〕

【第1部】「恩讐の彼方に」第1部
        <休 憩>
【第2部】「恩讐の彼方に」第2部

〔出演〕

 御代川裕子、谷千和子、鳥海治代、田中幸子、黒田裕子、直井三枝子、井上みつ江、小林いさを、飯野由貴子、村木ひろみ、遠田利恵子、中山慶子、昌谷久子、亀田和子、久保田和子(朗読順/船橋朗読サークル「はなみずき」の会員)

〔朗読指導・構成・演出〕 東 百道

〔主催〕船橋朗読サークル「はなみずき」

〔参加〕入場無料

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にどうぞ
    047-487-3721 (東)








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館長の朗読日記2318/品川「あやの会」と大田「くすのき」の朗読レッスン

館長の朗読日記2318  (戦後74年03月06日 新規)



○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(1)

 昨日(3月05日)の10時00分から、品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第3期・朗読ステップ1の第16回目、朗読発表会「ユタと不思議な仲間たち」の第4回目のレッスンである。この「ユタと不思議な仲間たち」は前後の2部構成であり、今回はその後半(第2部)のレッスンの第2回目である。

 このサークルの会員は大変に熱心である。この後半(第2部)も、第2回目であるが、すでにそれぞれの会員なりに仕上げてきている。このサークルのレッスンは午前中であるが、午後も引き続いて会場を確保し、自主練習会をやっている。朗読発表会の練習、品川朗読交流会の練習、中学校でのボランティア朗読会その他の自主練習である。

 私にも配布されたこのサークルの会場予定表を一読したら、ほとんど毎週火曜日に会場を確保し、さまざまな自主練習会をやっている。今年5月の朗読発表会までは、さすがに朗読発表会「ユタと不思議な仲間たち」ための自主練習が多いが、ここ当面は3月10日(日)に開催する第21回「品川朗読交流会」の自主練習が多いようである。



○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(2)

 今回の朗読発表会で取り上げる「ユタと不思議な仲間たち」は、その内容が全体的に興味深いだけではなく、その物語の展開のすべてにわたって朗読表現的な面白さに満ちている。この台本の前半と後半に分けて、それぞれを13人の会員がほぼ同じ分量を読み継いでいく。会員1人の朗読時間は、前半と後半のそれぞれで約5分づつである。

 その約5分間の朗読部分のそれぞれすべてに、朗読表現的な面白さ、朗読表現的な山場、朗読表現的な奥深さが備わっている。つぎつぎに読み継いでいく13人の会員のそれぞれに対して、私はそういう朗読的な面白さ、山場、奥深さを指摘していきながら、改めてそのことを痛感させられた。会員の皆さんも、私と同じ想いを抱いたと思う。

 私の指摘で初めてそれを感じた会員もいれば、私に指摘されるまでもなくそれを感じていた会員もいたようである。なかなか作品の解読力が身についてきた会員もいるようである。それに伴なって、朗読の表現力も身についてきたように思われる。もちろん、まだまだ不十分な点もある。自主練習会でも、会員同士が相互啓発しているようだ。



〇大田朗読サークル「くすのき」の朗読レッスン(1)

 昨日(3月05日)の14時30分から、大田朗読サークル「くすのき」の朗読レッスンをおこなった。今回は第1期・朗読ステップ2の第17回目、今年5月に開催する「朗読おさらい会」の朗読レッスンの第5回目である。この「朗読おさらい会」は、会員が自分で選択&作成した台本を1人1作品形式で朗読することを原則としている。

 ただし、昨年の「朗読おさらい会」が終わった後に入会した会員には、私から斎藤隆介原作の童話を割り当てて朗読してもらうことにしている。このサークルの現在の会員数は7人であるが、自分で選択&作成した台本を朗読する会員は3人、他の4人は私が割り当てた斎藤隆介原作の童話を朗読する。過半が1年未満の新規会員なのである。

 ただし、会員の皆さんの朗読レベルは、発足2年のサークルとしてはかなり高い方であろう。今回は、主に「視点の転換」に力点をおいてレッスンした。レッスン歴がまだ1~2年の会員に理解できるかどうか判らないが、少なくとも理論的にこれが理解できなければ、私のレッスンを受けている意味がない。根気強く指導していく他はない。



〇大田朗読サークル「くすのき」の朗読レッスン(2)

 この7人の会員のなかにも、少数ながら、私の『朗読の理論』や『宮澤賢治の視点と心象』を読んで理解している会員もいる。あるいは、私の地の文の朗読の指導を高く評価して、何とか地の文の朗読の仕方をマスターしようと考えている、語りのベテランの会員もいる。そういうサークル会員は謂わば私の朗読の同志であり同行の士である。

 それらの会員を相手にすると、私の「視点の転換」の説明にも力が入ってくる。このように意欲のあるサークル会員には、少しでも長く私のレッスンを継続して、朗読を上達して欲しいと強く想っている。そのためには、会員の数をもっと増やして、朗読サークルとしての基盤を強くしなければならない。当面の課題は、その1点に絞られる。

 たとえば、来年の5月にはサークル発足3年の節目として、戦争の悲劇をテーマとした長い作品を読み継ぎ形式で上演する朗読発表会をなんとか開催したい。しかし、今の会員数のままでは、そういう朗読公演はかなりむずかしい。朗読発表会そのものの大幅なスケールダウンが避けられない。なんとか有効な対策を考案&実行していきたい。




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館長の朗読日記2317/千葉「風」の朗読レッスン

館長の朗読日記2317  (戦後74年03月03日 新規)




○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(1)

 昨日(3月02日)の9時30分から、千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第3期・朗読ステップ3の第7回目。前回から6月09日に開催する第20回「小さな朗読館・ちば」に向けたレッスンに入った。この「小さな朗読館・ちば」は、毎年2回、2組交代で1人1作品の朗読形式で上演している。

 次回の第20回「小さな朗読館・ちば」に出演しない組の会員は、芥川龍之介原作「毛利先生」を共通レッスン台本にしてレッスンする。この「毛利先生」は、第20回「小さな朗読館・ちば」でも上演しない。その代わりに、リハーサルのときに出演しない組の会員が、読み継ぎ形式で仕上げの通し読みをすることになっている。

 今回は、ある1人1作品形式で上演する会員のレッスン時に大変興味深いことがあった。私が「この作品は、本来は背筋の凍るような怖い話だから、もっと怖く朗読するように」と指導したところ、その会員は「前回のレッスンで、怖そうに朗読しないようにと指導されたので、今回は淡々と朗読した」と不本意そうに返してきた。



○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(2)

 正直言って、私は前回の指導内容をまったく覚えていなかったので「そんなことを言ったかなあ」というばかりで立往生である。すると、別の会員が「私のメモによると、聴き手を怖がらせる朗読ではなく、朗読者自身が怖がっているような朗読をするように、という指導だった」と助け船を出してくれた。それなら話しは分かる。

 すると3人目の会員が、自分のメモには別のことが記されている、とその内容を紹介してくれた。同じ会員に対する私の指導内容を、3者3様に受けとめていたわけである。朗読した当人は、怖がらせる朗読を私に注意されたので、怖く朗読すること自体を注意されたものと勘違いしたのである。個人レッスンの限界がここにある。

 次の会員はかなり客観的に私の指導を受け止めていた。3人目の会員は、そのときにその会員がもっとも関心をもった内容をメモしたものとみえる。人間は誰しも自分が面と向かって言われたことは、なかなか客観的に受け取れない。他人のことはかなり客観的に受け取れる。グループレッスンの良さは他人の朗読を聴く点にある。






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館長の朗読日記2316/千葉「わかば」の朗読発表会「あん」

館長の朗読日記2316  (戦後74年03月01日 新規)



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読発表会「あん」(1)

 昨日(2月28日)13時30分の開演で、千葉朗読サークル「わかば」の朗読発表会「あん」を開催した。朗読レッスンとしては、今回は第3期・朗読ステップ1の第20回、朗読発表会用台本「あん」の第9回目のレッスンということになる。この「あん」を2部構成とし、それぞれを「わかば」の全会員が読み継いで朗読する。

 上演方法は前回の「水仙月の三日」と同じにした。読み継ぎ形式で朗読上演する場合、他のサークルは舞台中央部分に間隔を少し開けて椅子を左右2席設置し、出演者が2人座って交互に朗読していく上演方法を採る。このサークルは前回、マイクを舞台中央に1台立て、会員が順にそのマイクの前に立って読み継ぐ方法で上演した。

 この方法だと読み継ぐ間にある程度の時間が必要になる。しかし、それが適度な《間》になってかなり評判が良かった。そこで今回も同じやり方を採用したのである。今回は、生憎、かなり雨が降り、なおかつ寒かった。来場者数を心配していたが、何と100人を超していた。会場の来場者1人1人から後光が射している気がした。



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読発表会「あん」(2)

 今回の朗読発表会用の台本「あん」は、元ハンセン氏病患者をテーマにした、とても重い問題をあつかった作品である。こういう作品を朗読公演する場合には、もしハンセン氏病の元患者やその関係者が会場に聴きに来ても、恥ずかしくない表現をしなければならない、というのが私の考えであった。しかし、それは所詮無理である。

 そうであるならば、どうすべきか。人間は、朗読する方も、朗読を聴く方も、それぞれの人生において、悲しかったこと、苦しかったこと、憤ろしかったこと、悔しかったこと等々の体験をしている。そういう自分自身の体験を土台とし、それにできるだけの想像力を働かせて、朗読をする心情やイメージを創り上げていくしかない。

 そうして創り上げた心情やイメージに基づいて、精一杯の朗読表現をしていけば良い。また、所詮、それ以上はできない。そういう想いを、この作品の朗読レッスンを通して、特に、最後の舞台リハーサルを通して、想ったのである。そういう想いの一端を、舞台挨拶で朗読指導者として紹介されたときに、挨拶のなかで語ってみた。



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読発表会「あん」(3)

 打上げ会はかなり盛り上がった。終演後に会場ロビーで来場者をお見送りする際に、来場者からかなりの好評いただいたらしい。会員たち自身も今回はかなり手応えを感じていたらしいから、そういう好評がさらに達成感を誘発させたようである。レッスン以外でも、自主練習会の場で互いにかなり鍛え合ったらしいから尚更である。

 このサークルの会員の皆さんも、それぞれ年齢を重ねている。したがって、体調は必ずしも万全ではない。脳梗塞発症後のリハビリをしている会員、春先になると咽喉の不調が出てくる会員、足腰に痛みを抱えている会員、などなど。体調が万全な会員などほとんどいないのではないかと想われる。それだけ達成感はより大きくなる。

 ワイワイと盛り上がるだけでなく、真面目で真剣な議論もなされた。ある会員から作家が心を籠めて創作した文学作品を、朗読時間の都合で文章をカットして台本をつくり、それを朗読上演するのは、作家に対する一種の冒涜ではないか、という意見提起があった。その意見に対して、他の会員たちもいろいろな意見を提出していた。







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