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2019年4月

館長の朗読日記2342/朗読と音楽の刻・虹(第5回/最終回)を聴きに行った

館長の朗読日記2342  (戦後74年04月29日 新規)

 


○朗読と音楽の刻・虹(第5回/最終回)を聴きに行った(1)

 過日(4月22日)、朗読と音楽の刻・虹(第5回/最終回)を聴きに行った。これは、千葉朗読サークル「風」の会員の有志3人と数人の音楽演奏家が組んで、毎年1回、自立的に開催している朗読と音楽のコラボレーション・イベントである。会場は、千葉市美浜文化ホールの音楽ホール(客席数152席)である。毎回、好評で今回も満席であった。

 私は音楽についてはまったくの門外漢なのだが、朗読の出演者3人を指導しているからか、毎回、終演後に会場で講評を要請されてきた。そういう形で、いわば顔を立ててきてくれている。あまつさえ、私が主宰している「感動をつくる・日本朗読館」が後援しているという形にもしてくれている。もちろん、これも名目だけで私の顔を立ててくれている。

 残念ながら、それも今回の第5回で最終回とするという。このイベントは大変に好評で、整理券を発行しているのだが、その希望者が毎回のように音楽ホールの客席数(152席)を超してしまう。その整理券の管理を含めて、これだけのイベントを企画・準備・実行運営することは大変である。諸般の事情を勘案すると、今回が止める潮時であるらしい。

 


○朗読と音楽の刻・虹(第5回/最終回)を聴きに行った(2)

 私は、少し早めに行って、自分の定席としている最後列の最奥端の席に座って視聴した。音楽演奏については、私は門外漢であるからもっともらしいことを言う資格はない。ただ、門外漢ながら、とても楽しく拝聴した。朗読については、一応、指導している身であるから一言だけいうと、身びいきかも知れないが3人ともなかなか良い出来栄えであった。

 朗読した3人は、いずれも朗読指導して10数年は経つベテランである。しかし、それにしても、このような立派なイベントを自立的に企画・準備・実行運営し、満席の観客を集めて、これくらいの朗読を上演するようになったかと思うと、自分がこれまでやってきた朗読指導がまんざら無駄ではなかったな、と一種の感慨と喜びが胸中にこみ上げてきた。

 しかも、本当に嬉しいことには、このイベントを、千葉朗読サークル「風」の他の会員たちが、サークルの同輩であれ後輩であれ、こぞって会場スタッフとして熱心かつ積極的に手伝ってくれていたことである。もちろん、私が指導している他の朗読サークルからも多数の会員たちが聴きに来ていた。それらの総てが、私には大変に心嬉しいことであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記2341/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記2341  (戦後74年04月28日 新規)

 


○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(1)

 昨日(4月17日)の13時30分から、八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ4の第11回目、レッスン台本・藤沢周平原作「川の音」の第5回のレッスンである。このサークルは降雪のためにレッスンを1回中止したので、今回は第5回だが、仕上げの通し読みをおこなった。

 仕上げの通し読みは、会員の皆さんに読み継ぎ形式で朗読してもらう。それを受けて、私が会員1人づつの朗読について講評するのである。今回は、その他に、次回から今秋9月に開催する朗読発表会「博士の愛した数式」に向けたレッスンを始めるので、その台本を配布するとともに朗読発表会で上演する読み継ぎ朗読の分担を通知する。

 仕上げの通し読みに対する私の講評は、当然、会員のレッスン歴と朗読レベルによって内容が異なる。逆にいえば、第3期生に対する私の講評内容は、第2期生はすでに何回か聴いているはずだし、第1期生には耳タコであろう。しかし、私は、めげずに、第3期生に「感動をつくる朗読」の意義と特長を講評の中でくわしく解説していく

 


○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(2)

 また、その会員が何期生であろうと、まだ朗読表現が出来ていない点については、同じことを何度も何度もくり返して講評した。なぜなら、これまでの指導経験によれば、こと朗読表現に関しては、いくらくわしく論理的にくり返して説明しても、自分で出来るようにならない限り、本当の意味で理解することは出来ないと悟ったからである。

 逆にいえば、私の説く朗読表現が出来るようになった会員は、その朗読表現について私が説く内容が、改めて本当に理解できるということなのである。したがって、私は、その会員がその朗読表現的なポイントが出来るようになるまで、そのポイントについて同じことを何度でも繰り返して説明するのが良いと、割り切っているわけである。

 今回はまったくの新規入会者が1人参加していた。そこで、まず「自然な語り口」を修得するべきことを説明した。そして、その「自然な語り口」が、日本の音声言語の母体(=土台)であることを説明した。そして、今の日本の朗読界で主流とされている「朗読流」の語り口が、日本の音声言語表現としては変則的であることを説明した。

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記2340/千葉「わかば」の朗読レッスン

館長の朗読日記2340  (戦後74年04月27日 新規)

 


○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)

 一昨日(4月25日)の13時30分から、千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ2のレッスンの第4回目のレッスン、宮澤賢治原作「紫紺染について」の第4回目のレッスンでもある。このレッスン台本「紫紺染について」は実に面白いが、同時に朗読的にむずかしい作品である。

 たとえば、山男のことを記録した古文書、山男を迎える内丸西洋軒の食堂の場面、山男が登場する場面、食堂での山男との用談の(会話)、山男が酔っ払って「へろれって、へろれって、けろれって、へろれって」と「途方もない声で咆えはじめ」る場面、会長さんの挨拶、山男の返しの挨拶、山男が帰る場面、の解読と朗読の仕方。

 どこをとっても面白い内容であるし、また同時に朗読の表現がむずかしい。この作品は、朗読ステップ2のレッスン台本として選んだのだが、実際にレッスンしてみると、朗読者の朗読レベルが端的に露呈してしまう恐ろしい(楽しくもむずかしい)作品であることが実によく分かった。会員の皆さんも、苦戦しながら楽しんでいた。

 


○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)

 ある第1期生が、このサークルが今年2月に開催した朗読発表会「あん」の録音CDを最近初めて聴いたという。そして、朗読しながら自分の耳で聴いた自分の朗読に比べて、録音で聴いた自分の朗読が格段に表現が平板であることが分かって愕然としたという。私が普段から「もっと演技するように」という意味が分かったという。

 レッスン歴13年の第1期生としては遅いとは思ったが、その事実に改めて気づいたことは進歩である。もちろん、この会員は、これまでも自分の朗読を録音で聴き、朗読しながら自分の耳で直接聴いた自分の朗読との違いに気がつかなかったはずはない。今回、改めて感じたのは、さらに高いレベルでその違いを痛感したのである。

 ただし私の「もっと演技するように」という指導は、臭い演技をしろという意味ではない。われわれは、現実の生活の場で実際に日本語の音声言語を駆使する場合、実にレベルの高い演技を自然に実践している。そういう日本人が現実の生活の場でおこなっている「自然な演技」を、朗読の場で表現するように指導しているのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記2339/品川「あやの会」の立ち稽古

館長の朗読日記2339  (戦後74年04月24日 新規)

 


○品川朗読サークル「あやの会」の立ち稽古(1)

 昨日(4月23日)の10時00分から品川朗読サークル「あやの会」の立ち稽古をおこなった。今回は第3期・朗読ステップ1の第19回目、朗読発表会「ユタとふしぎな仲間たち」の第7回目のレッスンでもある。今回は立ち稽古であるから、10時00分から16時40分まで、ほぼ午前から午後までの1日をかけた立ち稽古であった。

 まず午前中に、第1部の読み継ぎを通しで朗読してもらった。その後、休憩を兼ねて私から若干の指導的コメントをおこなった。昼食後、第2部の読み継ぎを通しで朗読してもらった。その後、休憩を兼ねて私から若干の指導的コメントをおこなった。最後に、第1部を1人1人朗読してもらいながら、私の指導コメントをおこなっていった。

 全体的に、まあまあの仕上がりであったが、もちろん、まだまだという仕上がりでもあった。この作品は、目で読むと確かに面白い作品であるが、読み継ぎ形式で朗読するとなると、かなりむずかしい。それでも第2部は、かなり聴き手をひきつけることができると思うが、問題は第1部である。そこで、今回も、第1部を念入りに指導した。

 


○品川朗読サークル「あやの会」の立ち稽古(2)

 このサークルは、自主勉強会をかなりおこなっている。その自主勉強会では、お互いの朗読に対してかなり熱心に、しかも、遠慮せずに相互啓発しているらしい。今回も、レッスン中にその一端が出た。ある会員の朗読表現について、二人の登場人物が会話するところの二人のセリフの声の高さを、もう少し変えた方が良い、と1人の会員が意見を述べた。すると、別の会員が、声の高さはあまり変えない方が良いと異論を述べた。意見を言われた会員は、私の意見を求めてきた。

 そこで、まず元の声でセリフを朗読してもらった。声を変えろといった会員がやはりね、という顔をしている。次に、声を変えてやってもらった。変えない方が良いといった会員がやはりね、という顔をしている。変えた方のセリフが心情不足だったので、その理由を訊いたところ、声を変えることに意識が行って、心情不足になったという。

 そこで、声を変えて、心情を元の声でやったときのように入れるように注意して、もう一度やってもらった。意見を述べた2人の会員の意見を訊くと、今度は2人ともこの方が良いということで意見が一致した。朗読した方の会員も納得したようであった。今回は、私の意見を言わずに済ましたわけである。こういうやり方も面白いと思った。

 

 

 

 

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館長の朗読日記2338/千葉「風」の朗読レッスン

館長の朗読日記2338  (戦後74年04月21日 新規)

 

 

○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(1)

 昨日(4月20日)の9時30分から、千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第3期・朗読ステップ3の第10回目、6月09日に開催する第20回「小さな朗読館・ちば」に向けたレッスンの5回目でもある。この「小さな朗読館・ちば」は毎年2回、2組交代で1人1作品の朗読形式で上演している。

 このサークルは、会員数は10人台後半で多い方なのであるが、いろいろな事情で欠席あるいは遅刻&早退する会員数も多い。個人的な事情で半休会中の会員が2人いる。仕事の事情あるいは家族の介護で、欠席あるいは遅刻&早退することのある会員が4人ほどいる。その他の会員も、皆、なんらかの事情を抱えているのである。

 それぞれの事情を抱えながら、月2回の朗読レッスンを継続し、私が提唱する「感動をつくる朗読」を目指して頑張る会員の皆さんに、私は内心で頭の下がる想いをしている。当然、私の方も朗読指導に真剣に取り組まざるを得ない。その結果、私の指導内容と朗読表現も日進月歩で進化していく。その成果をまた会員に還元する。

 


○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(2)

 今回の第20回「小さな朗読館・ちば」に出演しない半数の会員には、共通レッスン台本・芥川龍之介原作「毛利先生」のレッスンをした。この「毛利先生」の中で私がもっとも泣ける場面は、毛利先生がロングフェロウの詩の授業中、人生ということについて、自分の体験を介しながら、生意気な中学生たちに語るくだりである。

 この毛利先生の切実な訴えに対して、レベルの低い生意気な中学生たちは誤解と嘲笑をもって対応しただけでなく、柔道を習っている生徒などは正面から文句を言うのである。それに対して、毛利先生は「いや、これは私が悪い。私が悪かったから、重々あやまります」と「泣いてでもいるような微笑を浮べて」あやまるのである。

 レベルの低い相手に、レベルの高い話しを聴かせて、通じない哀しみをこれほど見事に表現している作品を、寡聞にして私は他に知らない。私だったら「レベルの低い連中め!」と怒るところだが、この毛利先生は「私が悪かった」とあやまっているのである。この私のコメントに、照れたように苦笑いをした会員は、感度が良い。

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記2337/船橋「はなみずき」の立ち稽古と習志野「茜」の朗読レッスン

館長の朗読日記2337 (戦後74年/西暦2019年04月19日 新規)

 


○船橋朗読サークル「はなみずき」の立ち稽古(1)

 昨日(4月18日)の10時00分から、船橋朗読サークル「はなみずき」の立ち稽古をおこなった。今回は第3期・朗読ステップ1の第23回目、今年5月に開催する朗読発表会「恩讐の彼方に」の第9回目のレッスンである。この台本は、前半(第1部)と後半(第2部)の2部構成。今回は、本番に則した通しの立ち稽古である。

 今回の立ち稽古の主な目的は2つある。1つは、本番どおりに全体を通しでおこなった場合の実際の流れや雰囲気を確認すること。2つは、会員の朗読表現とバック音楽の相性を実際にチェックすること。午前中にまずひと通りの通しの立ち稽古をやってみた。ほぼ本番どおりにやったところ、実際の流れや雰囲気はまあまあ良かった。

 会員の朗読表現とバック音楽の相性については、会員の皆さんの意見を訊いたが、だいたいは良かったようである。だが、部分的には相性の良くないバック音楽があったり、バック音楽を入れる時間が長すぎる、という意見もあった。このサークルも、自分の意見をかなりはっきり言うようになってきた。この点は大変にグッドである。

 


○船橋朗読サークル「はなみずき」の立ち稽古(2)

 朗読表現についても、私から部分的にコメントした。昼食後、本番に則した通しの立ち稽古の2回目をおこなった。今回は、午前中にやった1回目の意見を取り入れて、バック音楽を少し変えてみた。また、会員の皆さんも1回目の朗読表現に対する私のコメントを参考にしていくらか改善されていた。全体的にさらに良くなってきた。

 今回は会員の1人が朗読時間を測ってくれた。前半(第1部)は40分弱、後半(第2部)は60分強、全体で約100分であった。途中の休憩時間と最後の舞台挨拶をふくめて約120分(約2時間)である。開演は13時30分であるから、終演は15時30分。朗読発表会としては、このくらいの時間がちょうど良いと思われる。

 朗読表現とバック音楽の相性はかなり改善されたが、後半(第2部)の最後に近い1箇所だけはなかなか朗読表現とバック音楽が合わない。この箇所は緊迫感、緊張感を全面的に出さなければならないところである。この緊迫感、緊張感を出す朗読表現がむずかしい。バック音楽の方は、緊迫感・緊張感が強まっていく曲想なのである。

 


○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(1)

 昨日(4月18日)の18時10分から、習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第2期・朗読ステップ5の第17回目。今回は、6月に開催する朗読発表会に向けたレッスンの第5回目である。このサークルの朗読発表会は1人1作品形式で上演するが、1人当たりの朗読時間は15分以内としている。

 このサークルには、6月に開催する朗読発表会が朗読の初舞台となる新人が2人いる。そういう会員には、斎藤隆介原作の童話を私が選定して朗読してもらうことにしている。ただ、この2人の新人は、朗読の初心者と自称する割には朗読のレベルが高い。原作の童話の作品世界をよく把握して、かなり的確な朗読表現をしている。

 まだレッスン歴は短いが新人ではない会員が中川季枝子原作の童話を朗読する。その童話作品に改めて眼を通すと、中川季枝子は文字言語としては標準語で書いている。ところが、この会員は実に手慣れた感じで方言っぽく朗読している。今更ながら驚いて、その方言っぽさの土台を訊いたところ、市原弁を土台にしているという。

 


○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(2)

 訊けば市原出身だという。こういう朗読もありか、と改めて思った。日本のほとんどの文学作品は標準語で書かれている。それを、自分が馴染んでいる方言のイントネーションを土台に、方言っぽく朗読する方法である。文字言語的には標準語なのだが、音声言語のイントネーションとしては方言を土台とする朗読方法なのである。

 別の会員はレッスン歴はかなり長いのだが、音声言語があまり明瞭ではない。そのため、自分の言葉が観客に聴きとりやすくするのに、永年苦労してきた。言葉の1つ1つに心を込めて語ろうとする。その努力の甲斐あって、近年、かなり聴き取りやすくなってきた。ところが、そうなると今度は滑らかに語ろうとするようになる。

 そうすると、言葉の1つ1つに心を込めて語ろうとする語り口が変わってしまった。その結果は、朗読表現としては面白くも何ともないものになってみまう。たとえ滑らかではなくとも、言葉の1つ1つに心を込めて表現した語り口の方が、画然と聴き手の心に届く朗読表現になるのである。今回のレッスンは、良い教訓になった。

 

 

 

 

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館長の朗読日記2336/大田「くすのき」の立ち稽古

館長の朗読日記2336  (戦後74年04月17日 新規)

 

 

〇大田朗読サークル「くすのき」の立ち稽古(1)

 昨日(4月16日)の13時00分から、大田朗読サークル「くすのき」の「朗読おさらい会」に向けた立ち稽古をおこなった。今回は第1期・朗読ステップ2の第20回目、今年5月に開催する「朗読おさらい会」の朗読レッスンの第8回目である。この「朗読おさらい会」は会員の皆さんが自ら選択&作成した台本を1人1作品形式で朗読上演する。

 この立ち稽古は、通常の朗読レッスンより時間をなるべく長く確保するために、会場を使用できる時間いっぱいの13時00~17時00分を使っておこなった。通常のレッスンの場合は、午前中に品川朗読サークル「あやの会」のレッスンがあるので、私が到着できるのは14時00分である。今回は、品川「あやの会」のレッスンが他日に移行した。

 そこで、開始時間を13時00分に早め、私はその時間に合わせて直接自宅から出かけてきた。途中、昼食をとるため、かなり余裕を見て出かけてきた。会場にかなり早めに着いたので時間が余った。そこで、隣接するホールを下見した。客席数250ほどの、なかなか小ぎれいな朗読上演に向いた良いホールであった。使用料金もかなり安いのも良い。

 


〇大田朗読サークル「くすのき」の立ち稽古(2)

 このサークルは、会員数が7人と少ない。その上、今回は1人の会員が用事があって欠席するという。また、他の1人が1時間も遅れてくるという。そもそも立ち稽古とは、来月に迫った「朗読おさらい会」の全体の進行内容を全員で検討・確認しながら、ひと通り実演してみるためのものである。そのために時間帯を拡大して全員に集合してもらった。

 しかたがないので、通常のレッスンか、立ち稽古かの区別が曖昧な内容だったが、会場を借りた4時間をいっぱいに使って、ひと通りの立ち稽古をやった。一事が万事というように、朗読の仕上がりも、もろもろの準備も、それぞれ不十分なままであった。最終的には、次回のリハーサルで仕上げるしかない。会員数が少ない弱さがここに露呈している。

 この分では「朗読おさらい会」当日の来場者数も気になるが、その点は朗読発表会とは違って「朗読おさらい会」は気が楽である。基本的には、サークルの身内の朗読会なのである。それに、会員の親しい知人友人や近隣のサークル会員にも声をかけ、気軽に聴きに来ていただく。まあ、来場者数が少なくとも、せいぜい出演者が心寂しいくらいで済む。

 

 

 

 

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館長の朗読日記2335/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記2335  (戦後74年04月15日 新規)

 


○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(1)

 一昨日(4月13日)の13時30分から、八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ4の第10回目、レッスン台本・藤沢周平原作「川の音」の第4回のレッスンである。このサークルは雪のためにレッスンを1回中止したので、次回は第5回だが、仕上げの通し読みの予定である。

 このサークルは、今回が先日開催した第14回「小さな朗読館」後の初めてのレッスンである。そこで、朗読会が無事に終わった報告と、遠路はるばる内幸町ホールまで聴きに来てくれた会員にお礼を言った。また、他のサークルと同様に、その「小さな朗読館」にゲスト出演してもらう場合の朗読レベルについて改めてくわしく説明した。

 この八千代朗読サークル「新・みちの会」は、私が指導しているサークルの中でもっとも古いサークルである。そのため、第1期生も第2期生も比率が少なくなって、第3期生の比率が過半を超えるようになっている。そして第1期生と第2期生がいろいろとリードしてくれるお陰で、その第3期生の朗読レベルが着実に上がってきている。

 


○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(2)

 第1期生と第2期生のリードは、単に朗読表現の見本になったり、自主勉強会のときに的確なアドバイスをしてくれるばかりではない。サークルの運営からレッスンの段取りまでのすべてにわたっている。この時期になると、今秋に開催する朗読発表会の準備(原作の選定や台本づくりなどなど)についても、第3期生をリードしてくれる。

 また、サークルとしての対外活動についても積極的にリードしてくれている。毎年10月に開催される八千代台公民館祭りへの朗読出演の他に、今年から「ピース フェア 2019 in 千葉」に参加し、野坂昭如原作「凧になったお母さん」を読み継ぎ形式で朗読上演するという。それに対する出演交渉や朗読準備などもリードしてくれる。

 さらに、今年の11月から、年2回の予定で「個人読み朗読会」を開催するという。会場は、京成本線大和田駅下車数分のところにある「ル・フレール」という個人が経営するホールである。客席数30席ほどの小さなホールであるが、ここで1人1作品形式の朗読公演をすることで朗読力のアップを図るのだが、そのリードもしてくれる。

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記2334/「ふたたび朗読日和」を聴きに行った

館長の朗読日記2334  (戦後74年04月14日 新規)

 


○「ふたたび朗読日和」を聴きに行った(1)

 一昨日(4月12日)14時00分に開演した朗読会「ふたたび朗読日和」を聴きに行った。この「ふたたび朗読日和」は、品川朗読サークル「あやの会」の仲立ちで知り合った高橋美江子さんを中心とした朗読会である。元の「朗読日和」は長期間つづいた朗読会であったが、高橋さんの高齢を理由に数年前に終了したものである。

 その後、高橋さんは「高橋美江子・米寿一人語り」と銘打って、語りの独演会を開催された。私もお誘いをいただいたのだが、事情があって聴きに行けなかった。非常に残念に思っていたところ、今年3月に、今回の「ふたたび朗読日和」のお誘いをいただいた。高橋さんの卒寿を期して「ふたたび朗読日和の会を開催する」という。

 今度こそ、万難を排して高橋さんの「語り」を聴きに行かなければ、と家人と共に「なかの芸能小劇場」まで出かけたのである。今回、高橋さんが語ったのは十八番の「おこんじょうるり」(さねとうあきら原作)であった。体調が万全ではないなかで、台本をまったく見ずに35分間を語り通されたには、まったく感服させられた。

 


○「ふたたび朗読日和」を聴きに行った(2)

 昨日(4月13日)に礼状を発送したが、それが届く前の今日(4月14日)、高橋さんからお電話をいただいた。決して短くないお電話だったが、終始お元気そうなお声であった。今回の「ふたたび朗読日和」は、髙橋さんと同じ90歳台の石垣ふみ子さんのお二人を、岡尾智津子さんと戸松育子さんが引っ張り出したそうである。

 そのプログラムは、子狐裕介原作「ふしぎな駄菓子店」岡尾智津子朗読、H・モルナル原作/森鴎外翻訳「辻馬車」戸松育子朗読、平家物語より「敦盛最後・先帝身投」石垣ふみ子朗読、星新一原作「冬の蝶」岡尾智津子・戸松育子ドラマリーディング、さねとうあきら原作「おこんじょうるり」高橋美江子語り、の5本立てである。

 もう1人の出演者の戸松育子さんは、高知市でボランティア朗読を指導している朗読家・松田光代さんの仲立ちで、以前から知り合っていた。別方面からの仲立ちで知り合った2人の朗読家が、同じ朗読会「朗読日和」を主宰しているお仲間だったというのは驚きだった。朗読の世界は意外に狭いということを実感した瞬間であった。

 


○「ふたたび朗読日和」を聴きに行った(3)

 今回のお電話の中で、NHK「日曜名作座」の加藤道子に朗読を習った高橋さんが、なぜ朗読でなく「語り」をやるようになったのかを訊ねてみた。初めて舞台に出演したときの持ち時間が10分だったので、短い童話から斎藤隆介原作「花咲き山」を選んだのだが、これなら「語り」の方が良いと考えたのがきっかけだったという。

 たしかに「花咲き山」は、作品のほとんど(8割)が「山ンば」の一人ゼリフからなっている。しかも、朗読時間が約7分と短い。初めて「語り」をやるにはもってこいの作品かもしれない。しかし、この「花咲き山」は、私が朗読入門教室に使っている作品でもあり、朗読漫画『花もて語れ』で取り上げて好評だった作品でもある。

 これも奇しきご縁というものであろう。さらに、私が目指し、指導もしている朗読は、その土台を「語りかける語り口」に置いている。これは日本人が現実の生活の場において駆使している真っ当な日本語の音声言語の「語り口」である。その意味で私の朗読と高橋さんの「語り」とはきわめて近しい関係にある。これもご縁である。

 

 

 

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館長の朗読日記2333/千葉「わかば」の朗読レッスン

館長の朗読日記2333  (戦後74年04月13日 新規)

 


○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)

 一昨日(4月11日)の13時30分から、千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ2のレッスンの第3回目のレッスン、宮澤賢治原作「紫紺染について」の第3回目のレッスンでもある。このサークルの皆さんも、同じ台本のレッスンが第3回目のともなるとかなり仕上がってくる。

 前回のレッスンでは、山男が酔っ払って「へろれって、へろれって、けろれって、へろれって」と「途方もない声で咆えはじめ」るところが当たった会員が、今回はリベンジだということで同じところを朗読した。前回に比べて今回は、声もしっかり出ており、格段に良くなっていた。しかし、まだまだ「咆え」る表現ではなかった。

 先輩の会員から、普段から今回くらいの声で朗読すれば良いのに、などといわれていた。しかも私から、まだ「咆え」方が足りないといわれてガックリしていた。しかし、ガックリすることはない。着実に朗読のレベルは間違いなく上がってきている。女の朗読者が、男が酔っ払って「咆え」る表現をするのはむずかしいようである。

 


○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)

 この宮澤賢治原作「紫紺染について」は、その他のところでも朗読表現のやりがいのあるパートが満載である。このサークルの会員の皆さんは、それぞれ上達しているのだが、それでもそれらのパートを私が十分満足するほどの朗読表現ができていない。逆にいえば、それだけ、この作品は朗読的に面白い作品だということになる。

 朗読に向いた短い作品を書いた作家のなかで、芥川龍之介、宮澤賢治、太宰治の3作家を、私は朗読御三家と呼んでいるのだが、この朗読御三家はいずれも只者ではない。この朗読御三家の作品を解読し、朗読することがきわめてむずかしいので、それに比べたら、他の作家の作品の解読&朗読が易しく感じられるほどなのである。

 さて今回は、他のサークルと同じく、私が主宰する「小さな朗読館」へゲスト出演を依頼するサークル会員の選定基準について、私の考え方を説明した。この点は、これまでも何回か説明しているのだが、新しい会員が増えているので、数年ごとに同じ説明をすることにしているのである。この問題は大変デリケートでむずかしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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最新のイベント情報(朗読会などのご案内) 第191版

最新のイベント情報(朗読会などのご案内) 第191版

                  (戦後74年04月09日 更新)

 

 

【カレンダー】

 


●戦後74年(西暦2019年)

 


4月22日(月)朗読と音楽の刻・虹(第5回/最終回)
 /「朗読と音楽の刻・虹」主催

5月21日(火)大田朗読サークル「くすのき」朗読おさらい会
 /大田朗読サークル「くすのき」

5月22日(水)船橋朗読サークル「はなみずき」朗読発表会「恩讐の彼方に」
 /船橋朗読サークル「はなみずき」主催

5月29日(水)品川朗読サークル「あやの会」朗読発表会「ユタとふしぎな仲間たち」
 /品川朗読サークル「あやの会」

6月02日(日)「小さな朗読館『ならしの』」 NEW!
 /東習志野図書館・東習志野コミュニティセンター共催
/一般講座

6月09日(日)第20回「小さな朗読館・ちば」
 /千葉朗読サークル「風」主催

7月30日(火)第15回「小さな朗読館~感動をつくる朗読をめざして~」 NEW!
 /感動をつくる・日本朗読館「小さな朗読館」きららホール実行委員会主催

 


【くわしいご案内】

 


●戦後74年(西暦2019年)

 


朗読と音楽の刻・虹(第5回/最終回)

〔日時〕戦後74年(2019年)4月22日(月)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕千葉市美浜文化ホール(2F音楽ホール)
    ・JR京葉線検見川浜駅より徒歩8分
    ・JR総武線新検見川駅よりバス10分

〔プログラム〕

【朗読】

「尾瀬に死す」藤原新也原作   助川 由利
「粋人」太宰治原作       吉永裕恵子
「苦海浄土」石牟礼道子原作   吉田 光子   

 ※朗読作品への挿入曲
   バッハ「シチリアーノ」 バルトーク「からかいの歌」
   バグダウエル「鬼火」 他
  
【詩と音楽の世界】
 
シャーリーン・コスタンゾ作 絵本「12の贈り物」 黒井健 訳・絵

 朗読     吉田光子 助川由利 吉永裕恵子
 ヴァイオリン 小林由子
 オカリナ   積田由吏子
 ピアノ    杉本美津子
 
 変奏曲
 マスネ「タイスの瞑想曲」 ビゼー「カルメン闘牛士」
 シューマン「トロイメライ」 カッチーニ「アヴェ・マリア」
 ホルスト「ジュピター」 エルガー「威風堂々」 他

〔参加〕入場無料(定員150席/予約優先/全席自由)

〔主催〕朗読と音楽の刻・虹

〔後援〕千葉市教育委員会
    感動をつくる・日本朗読館

〔問合せ先〕043-265-8793(助川)
      043-277-3255(杉本)

 


大田朗読サークル「くすのき」朗読おさらい会

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)5月21日(火)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕大田文化の森 第二集会室

〔交通〕JR京浜東北線/大森駅下車 徒歩10分
                  池上駅行バス5分

〔プログラム〕

 開会         総合司会    向田敏子
1「モチモチの木」斎藤隆介原作     松田俊恵
2「東・太郎と西・次郎」斎藤隆介原作  原 則子
3「一ノ字鬼」斎藤隆介原作       斉藤正子 蓬田敦子  
           <休憩>
4「耳」向田邦子原作          仲亀庸子       
5「おきなぐさ」宮澤賢治原作        星野祐子
6「山桜」藤沢周平原作         向田敏子
          <舞台挨拶>
 サークル代表挨拶           仲亀庸子
 朗読指導者挨拶            東 百道

〔企画・構成〕 東 百道(ひがし・ももじ)

〔主催〕大田朗読サークル「くすのき」

〔参加〕入場料無料(全席自由)

 

 

船橋朗読サークル「はなみずき」朗読発表会「恩讐の彼方に」

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)5月22日(水)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市民文化創造館(きららホール)/フェイスビル6階

〔交通〕JR総武本線・船橋駅/京成本線・京成船橋駅より徒歩3分

〔演目〕菊池寛原作「恩讐の彼方に」

〔プログラム〕

【第1部】「恩讐の彼方に」第1部
       <休 憩>
【第2部】「恩讐の彼方に」第2部

〔出演〕

 御代川裕子、谷千和子、鳥海治代、田中幸子、黒田裕子、直井三枝子、井上みつ江、小林いさを、飯野由貴子、村木ひろみ、遠田利恵子、中山慶子、昌谷久子、亀田和子、久保田和子(朗読順/船橋朗読サークル「はなみずき」の会員)


〔朗読指導・構成・演出〕 東 百道

〔主催〕船橋朗読サークル「はなみずき」

〔参加〕入場無料

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にどうぞ
    047-487-3721 (東)

 

 

品川朗読サークル「あやの会」朗読発表会「ユタとふしぎな仲間たち」

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)5月29日(水)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕小山台会館大ホール

〔交通〕東急目黒線/武蔵小山駅下車 西口より徒歩3分

〔演目〕三浦哲郎原作「ユタとふしぎな仲間たち」

〔プログラム〕

【第1部】「ユタとふしぎな仲間たち」第1部
         <休 憩>
【第2部】「ユタとふしぎな仲間たち」第2部

〔出演〕

 川崎玲子、松倉美那子、藤本敦子、福永尚彦、岡林和子、佐々木澄江、白澤節子、末次眞三郎、片桐瑞枝、山本淑子、赤塚弘子、山本扶美子、志村葉子(朗読順/品川朗読サークル「あやの会」の会員)

〔朗読指導・演出〕 東 百道

〔主催〕品川朗読サークル「あやの会」

〔参加〕入場無料(全席自由)

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にもどうぞ
    047-487-3721 (東)

 

 

「小さな朗読館『ならしの』」 NEW!

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)6月02日(日)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕東習志野コミュニティセンター3階 多目的室

〔交通〕京成本線・実籾駅より徒歩7分

〔プログラム〕

「なんむ一病息災」斎藤隆介原作       小野 洋子
「ひいふう山の風の神」斎藤隆介原作     渡邊 久子
「ねこのおんがえし」中川季枝子原作     中村美津江
「夢十夜」(第一夜・第三夜)夏目漱石原作  三浦 邦子
「桃太郎」芥川龍之介原作          平野かほる
           <休 憩>
 「よだかの星」宮澤賢治原作        今関研一郎
「春雨の夜」永井荷風原作          松本  恵
「世界でいちばんやかましい音」
  ベンジャミン・エルキン原作       伊東 佐織
「小僧の神様」志賀直哉原作         土田 和子       

〔出演〕習志野朗読サークル「茜」

〔朗読指導〕 東 百道

〔共催〕東習志野図書館・東習志野コミュニティセンター共催/一般講座

〔参加〕定員100名(中学生以上)/入場無料(全席自由)

〔申込〕東習志野図書館カウンターおよび電話受付(先着順)
    047-473-2011

 


第20回「小さな朗読館・ちば」

〔日時〕戦後74年(2019年)6月09日(日)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕千葉市ハーモニープラザ・3Fイベントホール

〔プログラム〕

1 「梅津忠兵衛」小泉八雲原作/奥田裕子翻訳  森本 依里
2 「奄美の画家と少女」高倉健原作       金附ひとみ                
3 「電車を降りて」永井龍男原作        小田志津子
           <休 憩>
4 「第三夜」(『夢十夜』より)夏目漱石原作  松尾佐智世
5 「子供たちの夜」向田邦子原作        杉山佐智子                
6 「夜の雪」藤沢周平原作           助川 由利
7 「吉野山」太宰治原作            吉永裕恵子
                               
〔朗読指導〕 東 百道

〔主催〕千葉朗読サークル「風」

〔参加〕入場無料(全席自由)

〔問合せ&申込み先〕043(400)8034/細川

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にもどうぞ
    047(487)3721 (東)

 

 


第15回「小さな朗読~感動をつくる朗読をめざして~」 NEW!

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)07月30日(火)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市民文化創造館(きららホール)

〔交通〕JR総武本線・船橋駅/京成本線・京成船橋駅より徒歩2分(フェイスビル6階)

〔プログラム〕

1「千葉の民話二題」              仲田 紘基
  「へったれ嫁」高野つる話者/仲田紘基採集
  「国本の観音様」永野利枝原話/仲田紘基再話)
2「お時儀」芥川龍之介原作           山本 淑子
3「伸ちゃんのさんりんしゃ」児玉辰春原作    飯野由貴子
            <休 憩>
4「よなき」三浦哲郎原作            内田 升子
5「穴」岡本綺堂原作(岡本綺堂シリーズ2)    東 百道
  
〔司会進行〕飯野由貴子

〔主宰〕 東 百道(ひがし・ももじ)

〔主催〕感動をつくる・日本朗読館「小さな朗読館」きららホール実行委員会

〔参加〕入場料1000円(会場受付/全席自由)

〔申込〕当日券もありますが満席になりしだい消防法のために締め切りとなります
    出来るだけ事前にお電話でお申し込みください
     047-487-3721(東/ひがし)

 

 

 

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館長の朗読日記2332/千葉「風」の朗読レッスン

館長の朗読日記2332  (戦後74年04月08日 新規)

 

 

○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(1)

 一昨日(4月06日)の9時30分から、千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第3期・朗読ステップ3の第9回目。今回は6月09日に開催する第20回「小さな朗読館・ちば」に向けたレッスンの3回目である。この「小さな朗読館・ちば」は毎年2回、2組交代で1人1作品の朗読形式で上演する。

 今回は冒頭に、第14回「小さな朗読館」が大過なく開催できたことについて、お礼を言った。このサークルからは、遠路を多数の会員が聴きに来てくれた上に、このサークルの会員の1人がゲスト出演してくれた。特に、ゲスト出演したこの会員は顔が広く、東京近辺の知人友人にも声をかけ、多数のチケットを販売してくれた。

 当初は来場者が100人の大台をかなり下回ることを危ぶんでいたが、結果的には140人近くの来場者となって客席数180席の内幸町ホールがほぼ満席状態になった。客席数の8割が埋まればほぼ満席の状態となる。内幸町ホールの使用料は高いから、当初は赤字覚悟だったが、結果はかろうじて黒字を維持することができた。

 


○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(2)

 また今回は、他のサークルと同じく、私が主宰する「小さな朗読館」へゲスト出演を依頼するサークル会員の選定基準について、私の考え方を説明した。この点は、これまでも何回か説明しているのだが、新しい会員が増えているので、数年ごとに同じ説明をすることにしているのである。この問題は大変デリケートでむずかしい。

 会員の半数には、共通レッスン台本・芥川龍之介原作「毛利先生」をレッスンする。この「毛利先生」は、芥川龍之介が27歳の油の乗り切った時期に発表した作品である。芥川龍之介の純で熱い心情を籠めた、そして高度な表現技術を駆使した、彼の傑作の1つだと私は思っている。その点で、会員の皆さんの表現は物足りない。

 隊員の他の半数は、会員がそれぞれ自分で選んだ作品を1人1作品形式で朗読するのをレッスンする。それぞれの作品は、なかなか面白い作品世界を表現している。会員の皆さんは、それぞれ楽しんで朗読表現しているし、私もその朗読表現を楽しんでレッスンした。このサークルの会員は着実に上達し、レベルも高くなっている。

 

 

 

 

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館長の朗読日記2331/船橋「はなみずき」と習志野「茜」の朗読レッスン

館長の朗読日記2331 (戦後74年/西暦2019年04月07日 新規)

 


○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(1)

 一昨昨日(4月04日)の15時00分から、船橋朗読サークル「はなみずき」のレッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ1の第22回目、今年5月に開催する朗読発表会「恩讐の彼方に」の第8回目のレッスンである。この台本は、前半(第1部)と後半(第2部)の2部構成。今回は後半(第2部)のレッスンである。

 今回は冒頭に、第14回「小さな朗読館」が大過なく開催できたことについて、お礼を言った。このサークルからは、遠路を多数の会員が聴きに来てくれた上に、会員の1人である飯野由貴子さんが毎回司会進行をしてくれている。また今回はこのサークルの会員の1人がゲスト出演してくれた。それらについてお礼を言ったのである。

 朗読発表会に向けた「恩讐の彼方に」の通常のレッスンは今回が最後である。次からは立ち稽古、リハーサル、本番と続いていく。会員の皆さんは、それぞれ、かなり仕上げてきている。ただし、上達という観点からすると、グッと伸びた会員、着実に伸びた会員、停滞している会員、若干後退している会員など、各人各様なのである。

 


○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(2)

 この菊池寛原作「恩讐の彼方に」は、朗読表現的には実に面白い作品である。前半冒頭における主人公とその主人の悪女をめぐる立ち回り、その後の悪女との道行きと主人公とのセリフのやり取り、若い富農夫婦を殺害するさいの立ち回り、自らの悪行を悔いて出家して邂逅した上人の戒めのセリフなど、朗読し甲斐のある山場が多い。

 後半における主人公が語るセリフを、歳月を経るにしたがってどのように変化させていくか。その主人公と接する百姓や石工たちとのセリフのやり取り、特に親の敵討ちのために尋ねてきた主人公の旧主の息子とのセリフのやり取り、それぞれに朗読のし甲斐のある箇所が連続している。それらの箇所を会員の皆さんがどう朗読するか。

 それらの箇所をどう朗読するかということを問題とする前に、まず会員の皆さんがそれぞれの箇所の朗読表現的な面白さを意識する必要がある。会員の1人1人に朗読してもらうたびに、その面白さを解説するのだが、そういう私自身にとっても解説しながら新たな発見が随所にある。さすが菊池寛は大したものと、見直す想いである。

 


○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(1)

 一昨昨日(4月04日)の18時10分から、習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第2期・朗読ステップ5の第16回目。今回は、6月に開催する朗読発表会に向けたレッスンの第4回目である。このサークルの朗読発表会は1人1作品形式で上演するが、1人当たりの朗読時間は15分以内としている。

 習志野朗読サークル「茜」にも、直前にレッスンした船橋朗読サークル「はなみずき」と同様の、あるいは、それ以前にレッスンした品川朗読サークル「あやの会」や大田朗読サークル「くすのき」と同様の説明をした。すなわち、サークル会員に「小さな朗読館」にゲスト出演を依頼する目安とする朗読レベルについての説明である。

 それから、先の3月21日(木)の祝日に会場が確保できなかったために、会員全員の都合を調整してレッスンを3月28日にスライドしたはずだったにもかかわらず、いざ当日になってみたら、9人の会員のうち5人が都合が悪いという理由で欠席した件について、私からキッチリと苦言を呈した。会員の皆さんの気持は分からない。

 


○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(2)

 今回の問題は、けっきょくこのサークルの会員数が9人と少ないことに起因している。したがって、そのもっとも前向きな対応策は、会員数を15人程度まで増やすことである。したがって、今回の問題を会員の皆さんがどのように受けとめたかは、今後このサークルがどのくらい真剣にこの会員増加の方策に取り組むかで判定できる。

 朗読レッスンは、どのサークルでも同じだが、会員それぞれの個性や上達レベルに合わせておこなう。このサークルは特に会員の個性や上達レベルにバラつきがある。したがって、指導する私にとっては興味深くてやりがいがある。一般的な指導方法、標準的な指導内容では収まり切れないから、毎回のように新たな工夫が必要となる。

 指導される会員の立場からすると、私の指導方法や指導内容が会員によって異なるから、混乱することがあるかも知れない。しかし、本当に優れた会員や、将来的に朗読の指導者をめざしている会員ならば、このサークルにおける私の指導ぶりは面白くて参考になることが多いと思う。私としてもかなり興味深い指導実験場なのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記2330/品川「あやの会」と大田「くすのき」の朗読レッスン

館長の朗読日記2330  (戦後74年04月03日 新規)

 


○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(1)

 昨日(4月02日)の10時00分から品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ1の第18回目、朗読発表会「ユタとふしぎな仲間たち」の第6回目のレッスンである。今回は通常のレッスンの最後である。この作品は前後の2部構成で、今回は後半(第2部)のレッスンの第3回目である。

 この後半(第2部)も、すでに第3回目となった。会員の皆さんは、それぞれかなりに仕上げてきた。ただし、どの芸術分野も同じであろうが、朗読の仕上げも際限がない。どんなに練習して仕上げていっても、仕上げ切れていない部分がある。そして、格段に仕上げた会員と、まだそれほどでもない会員もいるが、それがはっきりしてくる。

 今回は、先月末に開催した第14回「小さな朗読館」についてサークルの皆さんにお礼を言った。特に、この品川朗読サークル「あやの会」は、いわば地元であるから、会場の管理&運営の支援を全面的に依頼した。観客の勧奨と前売チケットの販売も大いに協力してもらった。また会員の1人にはゲスト出演してもらった。そのお礼である。

 


○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(2)

 サークル会員に「小さな朗読館」にゲスト出演を依頼する目安を、どのような朗読レベルにおいているかを、改めて説明した。まず、朗読レッスンをステップ1~6まで終了していることが前提である。もっとも、例外もある。プロの声優やアナウンサーとしての実績があり、朗読レベルの高い会員はレッスン歴が6年未満でも依頼している。

 朗読のレベルとしては2つの要素がある。1つは「語り口」である。すなわち「自然な語り口」を修得していることが条件なのである。この「自然な語り口」の修得具合には幅があるが、なんとか「語りかける語り口」ができていれば良しとしている。2つは「イメージ表現と心情表現」である。まずは文学作品を的確に解読できる力である。

 特に、作品世界を的確にイメージし、表現主体の心情を的確に推察する力が重要である。次に、そのイメージを自分の心情として自分の音声言語で表現できる力である。この「イメージ表現と心情表現」にも幅がある。聴き手の心と頭の中に感動をつくることができるような朗読表現が、まあできれば良しとしている。その判定はむずかしい。

 


〇大田朗読サークル「くすのき」の朗読レッスン(1)

 昨日(4月02日)の14時00分から、大田朗読サークル「くすのき」の朗読レッスンをおこなった。今回は第1期・朗読ステップ2の第19回目、今年5月に開催する「朗読おさらい会」の朗読レッスンの第7回目である。この「朗読おさらい会」は、会員の皆さんが自ら選択&作成した台本を1人1作品形式で朗読上演することを原則としている。

 ただし、このサークルのうちの4人は、昨年の「朗読おさらい会」の後に入会してきた会員である。そういうレッスン歴が1年未満の会員は「朗読おさらい会」が初めてである。そこで、そういう「朗読おさらい会」が初めての会員には、私の方から斎藤隆介原作の童話を個別にし指定して、それを朗読してもらうというやり方をとっている。

 今回は、このサークルにおいても、先月末に開催した第14回「小さな朗読館」についてサークル会員の皆さんにお礼を言った。今回の第14回「小さな朗読館」は、事情があって千代田区立内幸町ホールで開催したから、この大田朗読サークル「くすのき」からも近い。そのために、このサークルの会員も何人か聴きに来てくれたのである。

 


〇大田朗読サークル「くすのき」の朗読レッスン(2)

 ついでに、このサークの会員にも「小さな朗読館」にゲスト出演を依頼する目安を、どのような朗読レベルにおいているかを説明した。朗読レッスンをステップ1~6まで終了していることが前提であること。例外として、プロの声優やアナウンサーとしての実績があり、朗読レベルの高い会員はレッスン歴が6年未満でも依頼していること。

 朗読のレベルとしては2つの要素があること。1つは「語り口」。すなわち「自然な語り口」を修得していることが条件であること。この「自然な語り口」の修得具合には幅があるが、なんとか「語りかける語り口」ができていれば良しとしていること。2つは「イメージ表現と心情表現」であること。まずは文学作品を的確に解読できる力。

 特に、作品世界を的確にイメージし、表現主体の心情を的確に推察する力が重要であること。次に、そのイメージを自分の心情として自分の音声言語で表現できる力であること。この「イメージ表現と心情表現」にも幅があること。聴き手の心と頭の中に感動をつくることが、まあできるような朗読表現ができれば良しとしていることである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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