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館長の朗読日記2333/千葉「わかば」の朗読レッスン

館長の朗読日記2333  (戦後74年04月13日 新規)

 


○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)

 一昨日(4月11日)の13時30分から、千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ2のレッスンの第3回目のレッスン、宮澤賢治原作「紫紺染について」の第3回目のレッスンでもある。このサークルの皆さんも、同じ台本のレッスンが第3回目のともなるとかなり仕上がってくる。

 前回のレッスンでは、山男が酔っ払って「へろれって、へろれって、けろれって、へろれって」と「途方もない声で咆えはじめ」るところが当たった会員が、今回はリベンジだということで同じところを朗読した。前回に比べて今回は、声もしっかり出ており、格段に良くなっていた。しかし、まだまだ「咆え」る表現ではなかった。

 先輩の会員から、普段から今回くらいの声で朗読すれば良いのに、などといわれていた。しかも私から、まだ「咆え」方が足りないといわれてガックリしていた。しかし、ガックリすることはない。着実に朗読のレベルは間違いなく上がってきている。女の朗読者が、男が酔っ払って「咆え」る表現をするのはむずかしいようである。

 


○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)

 この宮澤賢治原作「紫紺染について」は、その他のところでも朗読表現のやりがいのあるパートが満載である。このサークルの会員の皆さんは、それぞれ上達しているのだが、それでもそれらのパートを私が十分満足するほどの朗読表現ができていない。逆にいえば、それだけ、この作品は朗読的に面白い作品だということになる。

 朗読に向いた短い作品を書いた作家のなかで、芥川龍之介、宮澤賢治、太宰治の3作家を、私は朗読御三家と呼んでいるのだが、この朗読御三家はいずれも只者ではない。この朗読御三家の作品を解読し、朗読することがきわめてむずかしいので、それに比べたら、他の作家の作品の解読&朗読が易しく感じられるほどなのである。

 さて今回は、他のサークルと同じく、私が主宰する「小さな朗読館」へゲスト出演を依頼するサークル会員の選定基準について、私の考え方を説明した。この点は、これまでも何回か説明しているのだが、新しい会員が増えているので、数年ごとに同じ説明をすることにしているのである。この問題は大変デリケートでむずかしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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