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館長の朗読日記2361/品川「あやの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記2361  (戦後74年06月05日 新規)

 


○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(1)

 昨日(6月04日)の9時30分から品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンをおこなった。今回から第3期・朗読ステップ2に突入する。今回は、その第1回目、レッスン台本・宮澤賢治原作「紫紺染について」の第1回目のレッスンである。さっそく、朗読ステップ2の目的と内容、および、文学作品の解読とはなにか、を解説した。

 それから、実際に「紫紺染について」を会員の皆さんに少しづつ朗読してもらいながら、そのパートパートを解説していった。まず1巡目はこの作品の内容を確認してもらうに止め、解説を一切しなかった。2巡目では、各パートについて、基本的な解説をしていった。3巡目では、事前に「謎」を発見するよう注意した後に朗読してもらった。

 その文学作品の中に「謎」を発見することが、作品解読の糸口であり、発端であり、重要なポイントである所以を説明した。そして、この3巡目では、各パートの朗読が終わる度にその中の「謎」を指摘してもらった。このように、文学作品の中の「謎」を発見することを意識したのは初めての経験らしく、会員の皆さんは戸惑いがちであった。

 


○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(2)

 最終的には私の方からかなりヒントを出し、文学作品の中に「謎」を発見することが、いったいどういうことなのかを追体験してもらった。この「謎」の発見のむずかしさ、重要さ、そして、それを解明していく楽しさ、面白さ、さらに、その結果眼の前に新たに開けてくるイメージの広がりの豊かさ、深さが、果たして理解されたであろうか。

 この「紫紺染について」は、朗読表現の面でも非常に面白く、かつ、むずかしい。次回からは、その朗読表現のレッスンに本格的に取り組んでいく。果たして、会員の皆さんがこの作品にふさわしい朗読表現にどの程度まで迫ることができるか、大変に楽しみである。写本の文章、山男の描写、山男の吼える声、軽妙な会話、酔っ払いの表現等。

 今回から、旧大田朗読サークル「くすのき」の5人の元会員が入会した。品川朗読サークル「あやの会」の会員数の多さ、積極さ、活発さ、明るさ、賑やかさなどは、旧大田朗読サークル「くすのき」と対照的である。そのあまりの違いに、目が点になった元会員もいたようである。午後には会員総会が開催される。そこで懇親を深めて欲しい。

 

 

 

 

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