館長の朗読日記2824/船橋「はなみずき」の朗読レッスン
館長の朗読日記2824 (戦後78年/西暦2023年02月17日 新規)
○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(1)
昨日(2月16日)の15時00分から、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ5の第17回、今年4月26日(水)に開催する船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読発表会『すみだ川』のレッスンの第5回である。
この永井荷風原作『すみだ川』を、前半(第1部)と後半(第2部)に分け、それぞれを会員が全員で読み継ぐ形式で上演する。レッスンも、前半(第1部)と後半(第2部)を交互におこなう。今回は、レッスンの第5回であるから、前半(第1部)の第3回を指導した。
レッスン冒頭で、文の述語部分を下げないことと言葉の二音目をクッキリと上げることについて、テレビドラマをヒントに補足説明した。葬式の司会と神父の説教は逆であることを話したのである。葬式の司会と神父の説教は述語を下げ、言葉の2音目を上げていなかった。
○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(2)
永井荷風原作『すみだ川』は朗読的には大変むずかしい作品であるが、さすがに第3回(通算で第5回)のレッスンともなると、会員の皆さんはそれぞれのレベルで仕上げてくる。その結果、全体的にはかなりのレベルの朗読表現になってきた。私も楽しんで指導している。
レッスン歴の長い会員の朗読は、それぞれの個性が出てくる。絵画に例えると、水墨画のようなあっさりした朗読もあれば、油絵のような華やかな朗読もある。または、浮世絵のような情緒的な朗読もある。それぞれに朗読的なポイントは違うが、どれも聴いていて楽しい。
水墨画のような朗読は《間》で聴き手を引き込むことがポイントである。油絵のような朗読は場面と心情のイメージを豊かに持って表現することがポイントである。浮世絵のような朗読はそれらをバランスよく取りながらしっとり表現することがポイントであると指導した。
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