館長の朗読日記2833/千葉「わかば」の朗読レッスン
館長の朗読日記2833 (戦後78年03月10日 新規)
○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)
昨日(3月09日)の13時30分から、千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ6の第1回、新しいレッスン台本/ハンス・ランド原作/森鴎外翻訳「冬の王」の初回のレッスンである。今回は、朗読発表会『楢山節考』後の初めてのレッスンでもある。
今回は、この「冬の王」の初回のレッスンであるから、個々の会員の朗読を指導するのではなく、このレッスン台本の朗読的なポイントを解説することに重点をおいた。この作品は、原作者の分身らしい「己」が地の文を語り、セリフを語る主な登場人物はその「己」と魅力的な「エルリング」という人物なのである。
この「冬の王」という作品を朗読するためには、この「己」と「エルリング」の年齢と性格を的確に解読することから始める必要がある。先行的にレッスンした他の2サークルも同じだったが、会員の平均的イメージは「己」の方が「エルリング」よりも年長者であるというものだった。それは、明らかな読み間違いである。
○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)
それはそうと、今回は朗読発表会『楢山節考』後の初めてのレッスンであったので、会員の皆さんに、聴きに来てくださった会員の知人友人の方々の反応(感想や意見その他)を訊いてみた。来場してくれた知人友人が否定的な感想や意見を言う筈はないが、それにしてもその反応かなり好評のようだった。
なかには、感動して涙が出てきた、というような反応もあったようである。2時間余の上演時間があっという間に過ぎて、ちっとも長く感じなかった、という感想もあったという。つぎつぎと読み手が替わったにもかかわらず、全体を通して一人一人の朗読を違和感なく聴き通すことができたという意見もあったという。
前年にやった1人1作品形式の朗読発表会よりも、今年やった読み継ぎ形式の朗読発表会の方が反応が良かったようである。会員の皆さんも、しっかりした内容の大作を全員で読み継ぐ形式で上演する今回のやり方に、かなり手応えを感じたようであった。私も、他では聴けない朗読会だという自負がある。
| 固定リンク
「05館長の朗読日記(戦後78年/西暦2023年)」カテゴリの記事
- 長の朗読日記2922/千葉「風」の朗読レッスン(2023.12.28)
- 館長の朗読日記2921/千葉「わかば」の朗読レッスン(2023.12.18)
- 館長の朗読日記2920/品川「あやの会」の朗読レッスン(2023.12.13)
- 館長の朗読日記2919/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン(2023.12.11)
- 館長の朗読日記2917/品川「あやの会」の朗読レッスン(2023.12.06)


コメント