館長の朗読日記2830/船橋「はなみずき」の朗読レッスン
館長の朗読日記2830 (戦後78年/西暦2023年03月04日 新規)
○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(1)
一昨日(3月02日)の15時00分から、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ5の第18回、今年4月26日(水)に開催する船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読発表会『すみだ川』のレッスンの第6回である。
永井荷風原作『すみだ川』を、前半(第1部)と後半(第2部)に分け、それぞれを会員が全員で読み継ぐ形式で上演する。レッスンも、前半(第1部)と後半(第2部)を交互におこなう。今回は、レッスンの第6回であるから、後半(第2部)の第3回を指導した。
個人差はあるが、レッスン歴が6年を超えるとほぼ「語りかける語り口」の基本が身についてくる。逆に言えば、レッスン歴が6年未満の会員は「語りかける語り口」の修得がレッスンの主軸となる。このことはレッスンが朗読発表会向けの台本『すみだ川』の場合であっても同じである。
○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(2)
なぜなら「語りかける語り口」ができないと、それを土台とした「心情&イメージ表現」が出来ない。また、レッスン歴が6年を超えた会員であっても、この「語りかける語り口」の基本は出来ているにもかかわらず、完全に語っていない会員がいる。気持的に、読んでしまっているのである。
「語りかける語り口」で読んでしまっているというのも変な言い方だが、そうとしか言えないような朗読表現なのである。そういう会員が、文字通り「語りかける語り口」で語るように朗読するべく、私なりに後押しするのだが、うまくいかない。ここまでくると、本人の気持の問題なのである。
レッスン歴が6年を超えた会員の大部分は、台本を文字通り語るように朗読表現できる。そういう語るような朗読と、そうでない朗読(読むような朗読)との間には、厳然たる格差がある。語るような朗読ができる会員はすでに一流の朗読家である。超一流までもう一息である。
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