館長の朗読日記2859/千葉「わかば」の朗読レッスン
館長の朗読日記2859 (戦後78年05月26日 新規)
○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)
昨日(5月25日)の13時30分から、千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ6の第6回、レッスン台本/ハンス・ランド原作/森鴎外翻訳「冬の王」の第6回すなわち最後のレッスンである。今回は、いつものように仕上げの通し読みをおこなった。
仕上げの通し読みは、レッスン会場に簡単なステージを設営し、朗読発表会における読み継ぎの上演形式と同じように台本「冬の王」を適宜のパートに分け、会員全員が各パートを一つづつ読み継いでいく。全員が一通り朗読し終わったら、私が全体的な講評と会員一人一人の朗読について講評する。
このサークルの会員は、着実に朗読のレベルが上がっていっているが、それでも一人一人の読み癖がなかなか直らない。ある会員は、心情を込める言葉の2音目がスッキリと上がらない。別の会員は2音目を上げるときに1音目を下げ過ぎる。こういう読み癖が何年も続いていて、なかなか直らないのである。
○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)
私の講評の後に、つぎのレッスン台本/森鴎外原作「高瀬舟」を配布した。これまでのレッスン台本/ハンス・ランド原作/森鴎外翻訳「冬の王」も相当にむずかしい作品だったが、今度のレッスン台本/森鴎外原作「高瀬舟」は掛け値なしにむずかしい作品である。ただし、むずかしさの内容がかなり違う。
レッスン台本/森鴎外原作「高瀬舟」は、私が第3期の最後に当たる朗読ステップ6の最後のレッスン台本に選定した作品である。私の朗読レッスンは第3期で一つの段階を終え、第4期からは各朗読ステップとも、2本のレッスン台本の内1本は第1期以降に選定したのと同じ作品を使用していく。
別の1本は、新たな作品をレッスン台本に選定していく方針である。この森鴎外原作「高瀬舟」は、これまでも、何人かのサークル会員から、レッスン台本として取り上げて欲しいという要望があった。しかし、私はこの森鴎外原作「高瀬舟」のむずかしさを考え、最後の最後まで取っておいたという作品なのである。
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