館長の朗読日記2861/船橋「はなみずき」の朗読レッスン
館長の朗読日記2861 (戦後78年/西暦2023年06月02日 新規)
○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(1)
昨日(6月01日)の15時00分から、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第3期・朗読ステップ6のレッスンの第2回、ハンス・ランド原作/森鴎外翻訳「冬の王」のレッスンの第2回でもある。今回から、会員一人一人の朗読に対する本格的なレッスンに入るつもりであった。
ところが、この作品を7つのパートに分け、会員に順に朗読してもらっていったのだが、言葉(用語)の意味や読み方にとらわれて、肝心の場面のイメージや表現主体(登場人物や原作者)の心情に関する考察は今一つ不十分であった。当然、その不十分さが朗読表現に反映されて、コメントするレベルになかった。
仕方なく、今回は場面のイメージや表現主体(登場人物や原作者)の心情の解説に力点を置いた。会員の朗読が作品を一巡した後、二巡目に入ってからようやく本来の会員の朗読表現のレベルになってきた。そこで、その二巡目から朗読に対するコメントやダメ出し、つまり本来の朗読レッスンに入ることができた。
○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(2)
それでも、今回、語り口が従来に比べて格段に「語りかける語り口」になってきた会員や、セリフとセリフの間に《間》を取るコツを会得した会員があった。こういう、朗読表現的な一種の飛躍をごく間近に傍聴&目撃できるところが、グループ・レッスンの魅力である。この飛躍が、会員全員の朗読レベルの引き上げにつながる。
このサークルは10年程前から自主的に「ふなばし東老朗読会」を上演している。これは船橋市東老人福祉センターから依頼され、同センターの主催で年6回(隔月の第4木曜日)開催されるもので、今年5月に第62回「ふなばし東老朗読会」を開催したばかりである。この上演がサークル会員の柱になっている。
この10数年間「ふなばし東老朗読会」の船橋市東老人福祉センター側の担当者(窓口)としてお世話下さった方が、昨年度末の人事異動で変わってしまった。これまでのご尽力に心から謝意を表したい。また後任の方も引き続きお世話下さるということだが、今後ともこの朗読会が末永く継続することを祈念している。
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