館長の朗読日記2870/品川「あやの会」の朗読レッスン
館長の朗読日記2870 (戦後78年06月22日 新規)
〇品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(1)
一昨日(6月20日)9時50分から品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンをおこなった。今回から第3期・朗読ステップ6に突入した。新しいレッスン台本はハンス・ランド原作/森鴎外翻訳「冬の王」で、今回はその第1回である。レッスンの冒頭に朗読ステップ1~6のレッスンについて改めて説明した。
それは、他のサークルでの説明と同じで、朗読ステップ1~6に則ってレッスンをする場合の三層構造の説明である。一層は、朗読ステップ1~6を1ステップ1年かけてレッスンする基軸的な層。二層は、レッスン台本を6回のレッスンで仕上げる過程で朗読ステップ1~6をたどる、実用的かつ実効的な層である。
三層は、今回新たに説明するもので、基軸的な朗読ステップ1~6の途中で入会した会員のために、改めて最初の朗読ステップ1からその新入会員のためにレッスンする層である。この層は、新入会員が最初の朗読ステップ1~6を終えた後は、すなわちその会員の第2期後はおこなわない。古参会員と同じになる。
〇品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(2)
今回は、レッスン台本「冬の王」の初回であったから、台本ごとの朗読ステップ1~6でいうと、まさに朗読ステップ1に相当する。朗読ステップ1は「読者の立場からレッスン台本に取り組む段階」である。そこで、読者の立場からこの「冬の王」をどう解読し、その作品世界をどうイメージするかを、かなり丁寧に解説してみた。
このサークルには、感度の良い会員や、自分でも深く解読できる会員がいて、私の解説に対する反応も豊かである。文学作品の解読とイメージは、書かれた文章の意味を理解するだけではなく、読み手の想像や創造も必要である。しかし、作品の文章の意味を十分踏まえないと、自分勝手な想像や創造になってしまう。
その意味で、読み手の想像や創造に基づくイメージづくりも、客観的な論理性を備えなければならない。客観的な論理性を備えていないと、聴き手に十分納得してもらうことはできないから、朗読者の表現するイメージや心情や感動を聴き手と共有することができないのである。だから解読はむずかしいが面白いのである。
| 固定リンク
「05館長の朗読日記(戦後78年/西暦2023年)」カテゴリの記事
- 長の朗読日記2922/千葉「風」の朗読レッスン(2023.12.28)
- 館長の朗読日記2921/千葉「わかば」の朗読レッスン(2023.12.18)
- 館長の朗読日記2920/品川「あやの会」の朗読レッスン(2023.12.13)
- 館長の朗読日記2919/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン(2023.12.11)
- 館長の朗読日記2917/品川「あやの会」の朗読レッスン(2023.12.06)


コメント