館長の朗読日記2873/質の悪い夏風邪にかかってしまった
館長の朗読日記2873 (戦後78年07月26日 新規)
○質の悪い夏風邪にかかってしまった(その1)
発病したのは6月26日である。私は、これまでは風邪にかかった場合は外出仕事(主に朗読レッスン)を続けながら、何とか治してしまうようにしていた。今回も初めの一週間ほどはそういうつもりで外出仕事(主に朗読レッスン)を続けていた。ところが、今回の風邪ばかりはそうはいかないことを痛感させられた。そこで、7月6日以降は外出仕事(主に朗読レッスン)をまったく中止してしまった。
このブログ「感動をつくる・日本朗読館」も、6月25日の「館長の朗読日記2872」を最後に、発病した6月26日以降、更新を中止している。ブログの更新を中止した以降も、このブログに記すべき事項はいろいろあった。それらの事項についても、いずれは、このブログに記していくつもりである。しかし、先ずは今回の「質の悪い夏風邪にかかってしまった」ことについての経緯を記しておこうと思う。
一週間ほどして今回かかった夏風邪は尋常でないと感じたので、かかりつけの医者に7月04日に診てもらった。しかし、町医者は風邪の診断をしない。何やら言いながら5種類ほどの薬を処方してくれた。中には抗生物質も1種類だけ入っていた。それらの薬を服用したが、結局は催眠効果がある以外、今回の夏風邪それ自体にはまったく効果がなかった。抗生物質の薬もまったく効かなかった。
○質の悪い夏風邪にかかってしまった(その2)
従来は風邪などについて医者の検診など受けない私が敢て従来の方針を変えたのは、今回のこの夏風邪がかなり悪質だと感じた他に、この風邪を何とか早めに治さなければならない事情があったからである。それは、第24回「小さな朗読館」を7月11日(火)に開催することであった。約一年前から準備をしてきた「小さな朗読館」を、私の夏風邪のせいで安易に中止するわけにはいかない。
結局、この第24回「小さな朗読館」は何とか開催することができた。しかし私自身は自分の朗読をするだけで精一杯であった。いつもなら、午前中の直前リハーサルの場で私はかなり細かい注文をつけていた。しかし、今回は司会進行役(司会のプロ)とゲスト出演経験者2人の3人に総てを任せざるを得なかった。突然そういうことを任された3人は大変だったと思うが、総てキチンとやってくれた。
私もこの直前リハーサルに立ち会ったが、基本的にただ見ているだけであった。第24回「小さな朗読館」の本番は、前半が約60分、休憩を挟んだ後半も約60分の構成である。その前半が上演されている間、私は普通に椅子に座っているのが辛くて、会場スタッフの方が特別に控室に用意してくれた長椅子の上に横になってしまった。そして気がついたら熟睡していた。こんな経験は初めてである。
○質の悪い夏風邪にかかってしまった(その3)
私の出番は後半の後半であって朗読時間は約35分弱である。前半の上演中に長椅子の上で熟睡したお陰で気分は幾分すっきりしていた。そのせいか私の朗読自体は何とか上演することができた。ただし、朗読の最後の方になって咳をこらえることができず、結果、かなり長い《間》を入れざるを得なかった。その長い《間》の間に、咳をしたり水で喉と口を潤したりして、最後の部分の朗読に備えた。
今回の私の朗読は、私自身としては、きわめて不本意な出来栄えであった。しかし、辛うじて私らしい朗読はできたのではないか、と考えている。今回私が朗読したのは、芥川龍之介原作「馬の脚」である。その朗読の前に短いトークを入れた。そのトークで「私はこの『馬の脚』は、面白いけれど、芥川龍之介らしくない作品だと思っていますが、皆さんはお聴きになってどう感じられるでしょうか」と言った。
私は、この「小さな朗読館」におけるゲスト出演者の朗読に対し、講評めいた内容はこのブログに一切記さないことにしている。しかし、ゲスト出演者が、それぞれの朗読レベルにおいて最高の朗読をしていたことは確かである。また、司会進行や会場運営を支援してくれた皆さんも、それぞれが最善を尽くしてくれた。今回の第24回「小さな朗読館」は、ほぼ通常通り開催することができたと思っている。
○悪性の夏風邪にかかった経緯(その4)
第24回「小さな朗読館」の終了後は夏風邪を治すことに専念している。7月中に予定していた外出仕事(主に朗読レッスン)は、全て中止させてもらった。私自身が、今回の悪性の夏風邪にうんざりして、一刻でもはやく完治したいと思っているばかりでなく、8月からは重要な外出仕事(主に朗読レッスン)が続くので、外出仕事(主に朗読レッスン)を総て再開したいと思っているからである。
最悪の時期には食べ物を喉が受け付けない。腹ペコでお腹が空いているのに物が食べられないという拷問のような日々が続いた。しかし、徐々に食欲が回復してきて、物も食べられるようになった。物が食べられるようになると、頭の思考力も少しづつ回復してきた。歩く練習も始め、今は約30分ほどの距離なら、途中で休みを取るものの、どうにか歩けるようになってきた。徐々に、回復してきている。
今は、懸命に安静療法に努め、7月末までの回復を期している。しかし、今でも、午前中に1回、午後に1回、30分~60分ほどは寝床に潜り込んで寝込まないと身体がもたない。このような状態がいつまで続くのか分からないが、これを脱却しないと外出仕事(主に朗読レッスン)の完全復活はむずかしい。この7月も残り1週間を切ってしまった。さらに安静療法に努めていこうと思っている。
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