館長の朗読日記2887/千葉「風」の本来は立ち稽古
館長の朗読日記2887 (戦後78年09月20日 新規)
○千葉朗読サークル「風」の本来は立ち稽古(1)
先週末の9月16日(土)に第4期・朗読ステップ1の第14回のレッスンをおこなった。これは本来、来月10月15日(日)に開催する朗読発表会『楢山節考』の立ち稽古の予定であった。しかし、今夏、私が悪性の夏風邪を発病したため通常の朗読レッスンを2回中止した。そこで十分な稽古・練習ができなかった。
そこで、事前にサークルの代表と相談し、急きょ立ち稽古を取りやめて、通常の朗読レッスンの1日バージョンとして、ミッチリ『楢山節考』の朗読を稽古・練習することにした。午前9時30分から午後17時まで、通常の朗読レッスンの2回分以上の時間をかけてミッチリと『楢山節考』の朗読を稽古・練習しようというわけである。
朗読発表会では『楢山節考』の台本を前後の2部に分け、それぞれをサークル会員が全員で読み継ぐ。前後とも会員は、その台本を4~5分づつ朗読する。通常のレッスンでは、会員にその4~5分の朗読の前半分を朗読したところで私がいろいろと指導し、その指導を参考に後半分を朗読したところで、総括的な指導をする。
○千葉朗読サークル「風」の本来は立ち稽古(2)
私は、朗読サークルの会員の皆さんに対し、基本的に敬意をもって接しているから、たとえば、私が朗読の見本をして見せて、その私の朗読の真似をさせる、というような指導はしていない。先ず、会員一人一人に朗読をしてもらい、その朗読に対して口頭でいろいろと指導し、その指導を参考に自宅で練習してもらうことにしている。
しかし、この日は、朗読発表会が近づいていたため、会員が朗読した部分について口頭で指導するだけでなく、その部分を直後に再度朗読してもらい、指導に基づいた朗読ができるまでやり直してもらった。すなわち、一日かけてミッチリと『楢山節考』の朗読を稽古・練習をしてもらったわけである。果たしてその効果が現れるか否か。
来月の10月08日(日)には、本番の会場(千葉市民会館の小ホール)で一日かけて舞台リハーサルをおこなう。このときは、バック音楽とバック照明もつけるから、今回のミッチリとやった稽古・練習の効果の有無がはっきりと現れると思う。ある意味で、今回のミッチリとした稽古・練習も朗読指導法の実験の一例なのである。
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