館長の朗読日記2898/品川「あやの会」の朗読レッスン
館長の朗読日記2898 (戦後78年10月20日 新規)
〇品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(1)
先日の10月03(火)の9時50分から品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンをおこなう予定であったが、その当日に私が体調を崩してしまい、朗読レッスンを休止させてもらった。休止した朗読レッスンは、本来は第3期・朗読ステップ6の第7回、レッスン台本・森鴎外原作「高瀬舟」の第2回の予定であった。
この休止した朗読レッスンを、改めて10月17日(火)の9時50分からおこなった。すなわち、第3期・朗読ステップ6の第7回、レッスン台本・森鴎外原作「高瀬舟」の第2回のレッスンである。前回は、この台本の初回だったから、個々の会員の朗読指導ではなく、専ら森鴎外原作「高瀬舟」の作品解説をおこなった。
今回は、この「高瀬舟」についての個々の会員の朗読指導をおこなった。このサークルのベテラン会員のうち、朗読表現そのものはかなり上手になっているのだが、まだ自分自身の心情&イメージを自分の言葉で語れていない会員が2人いた。いわば、厚い壁にぶち当たり、その厚い壁をなかなか突き抜けないままでいるのである。
〇品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(2)
そこで、その二人に対して「あなた方は上手に朗読しようとしてはいませんか?」と訊いてみた。すると、その二人は憤然としたように「当然ではありませんか!」と返してきた。そこで、私はつぎのように言った。「今、私がお二人に朗読を指導しているときに、言葉を尽くしてお話ししていますが、上手に説明しようなんて考えていませんよ」
すると、そこはさすがにベテランの会員である。即座に私の言いたいことが分かったらしかった。「今の先生のお話しには、すごく納得できました!」ということであった。私は自分の朗読レッスンは真剣勝負の場であると考えているが、今回のやり取りも一種の真剣勝負であった。これを機に、二人の朗読が大きく飛躍することを願っている。
そして、この二人のベテラン会員と私の真剣勝負的なやり取りを、他の会員の皆さんがその場で聴いて多くを学んでくれることを願っている。そして、このサークルの全会員が、毎回の朗読レッスンで、こういう真剣勝負的なやり取りを間近に見聞すること、これが私の指導するグループレッスンのもっとも大きな長所・醍醐味なのである。
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