館長の朗読日記2896/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン
館長の朗読日記2896 (戦後78年10月17日 新規)
○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(1)
昨日(10月14日)の13時00分から、八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスンをおこなった。今回から、新たに第4期・朗読ステップ3に入る。今回は、その第1回、新しいレッスン台本・太宰治原作「黄金風景」の第1回でもある。今回は、会員個々の朗読に対する指導ではなく、作品「黄金風景」の作品解説に注力した。
この「黄金風景」は非常に面白い作品である。そのため朗読漫画『花もて語れ』でくわしくもとりあげた。そして、それに対する読者からの反応も良かった。しかし、今回のレッスンでは期待したほどの反応がなかった。その理由の一つとして、このサークルは会員数が多い反面、まだレッスン歴の短い段階の新しい会員の比率が高いことがあげられると思う。
具体的にいうと、朗読ステップ1~6を終了していない会員が全体の3分の2を占めているのである。朗読レッスンを重ねていくと、朗読表現だけでなく、文学作品を解読してイメージしていく力も向上する。特に登場人物や原作者といった表現主体の視点のありどころを洞察し、その視点から作品世界をイメージする力が徐々についてくるのである。
○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(2)
その理由の二つとして、武漢コロナウイルスの感染を予防するため、狭いレッスン会場での密着を避けるために、サークルを2つのグループに分けてレッスンをするという方策をとった。その結果、毎回の朗読レッスンで、せっかく多数いる会員の半数会員の朗読しか聴くことができなくなった。朗読レベルが低い段階では、自分の朗読のことはよく分からない。
同じサークルの他の会員の朗読と、それに対する私の指導内容は、比較的よく聴くことができる。したがって、多数の他の会員の朗読とそれに対する私の指導を聴くことが、とても重要な勉強になるのである。せっかくのその機会の半分を奪われてしまったのだから、その分だけ上達も遅れてしまったのも無理はない。その遅れはイメージ力にも及んでいる。
今回の第4期・朗読ステップ3から、そのような変則的なレッスン体制を解消し、サークルの全会員が広い会場に一堂に会して朗読レッスンをすることになった。今後は、会員数が飛び抜けて多いこのサークルの利点を生かした朗読レッスンとなるから、会員の皆さんの朗読レベルの向上も大いに期待することができる。是非、頑張って欲しいものである。
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