館長の朗読日記2893/船橋「はなみずき」の朗読レッスン
館長の朗読日記2893 (戦後78年/西暦2023年10月11日 新規)
○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(1)
先日(10月05日)の15時00分から、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ6のレッスンの第8回、レッスン台本は森鴎外原作「高瀬舟」の第3回である。これは毎回感じることだが、サークル会員の皆さんは着実に上達してきている。レッスン歴の長い会員も短い会員もそれぞれ自分のレベルを向上させている。
このサークルは、レッスン歴が1年~6年の会員が4人、レッスン歴が7年~12年の会員が4人、レッスン歴が13年~18年の会員が4人、という構成である。レッスン歴という点では、かなりバランスのとれたサークルであろう。もちろん、朗読のレベルには個人差がある。大筋、朗読レベルはレッスン歴に対応しているが、良くも悪しくもレッスン歴からはみ出た会員はいる。
朗読は、大まかにいって、台本(文学作品)のイメージを認識&創造することと、そのイメージを自分の話声言語(=音声言語)で再表現すること、という大きい2つの要素から成り立っている。両者とも私の朗読レッスンで指導できる側面はあるが、会員自身の人間力に依る側面もある。朗読の個性はどうしても後者に依ることになる。そこが朗読の面白い点でもある。
○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(2)
レッスン歴が1年~6年の会員には、先ず「語りかける語り口」の基本を指導する。サークルが発足した当初はこの指導が大変であった。しかし近年は、レッスン歴が7年~18年の会員の皆さんが直ぐ間近で「語りかける語り口」による朗読をしてくれる。そのため、新規の会員もその語り口に普段から馴染んでいくので、その指導が楽になった。いわゆる耳で覚えていくのである。
私の判定では、レッスン歴が7年~12年の会員の朗読レベルは、今の日本の朗読界の水準からすると、すでに格段に上位に位置している。そして、レッスン歴が13年~18年の会員の朗読レベルは、まあ一流と言っても過言ではないように思われる。その中には超一流と評価しても良い会員もいる。自主練習会などでは、そういう会員が指導者として後輩を指導してくれる。
改めて考えてみれば、私が朗読指導している朗読サークルは、それ自体が立派な朗読家集団、朗読家組織、と見なし得る。私は、近年のいろいろな兆候から、そのような自信を感得するようになった。もちろん、芸術というものには慢心は禁物である。しかし、正当な自己評価と自信&確信も必要だと思われる。近年はそのような自己評価と自信&確信を持てるようになった。
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