館長の朗読日記2903/第25回「小さな朗読館」のリハーサル
館長の朗読日記2903 (戦後78年11月01日 新規)
○第25回「小さな朗読館」のリハーサル(1)
従来は、この「小さな朗読館」のリハーサルについて、この「館長の朗読日記」欄であまり触れて来なかった。なぜなら、このリハーサルに参加するのは、常連である主宰者の私と司会進行役の飯野由貴子さんの他には当該の「小さな朗読館」のゲスト出演者4人に限定されているからである。今回取り上げるのも特別の理由はない。「たまには・・・」という感じなのである。
今回は、第25回「小さな朗読館」に向けたリハーサルである。会場は八千代台公民館の会議室、時間は10時~16時。今回のゲスト出演者は、田中和代(千葉朗読サークル「わかば」)、山上さつき(八千代朗読サークル「新・未知の会」)、細川美智子(千葉朗読サークル「風」)、江本なつみ(八千代朗読サークル「新・未知の会」)の4名であった。
先ず、司会進行役の飯野由貴子さんとゲスト出演者4人のそれぞれと、司会進行の際にゲスト出演者をどのように紹介するかを相談してもらう。その後は、簡単な司会進行にそって、ゲスト出演者に順に朗読してもらう。そして、そのそれぞれの朗読について、私から指導していく。ゲスト出演者は、かなり朗読を仕上げてくるから、私の指導内容も中味の濃いものになった。
○第25回「小さな朗読館」のリハーサル(2)
それを毎回聴いている司会進行役の飯野由貴子さんは、その度に「これを公開講座にしたら良いのに」と言っている。しかし、私にしてみれば、これくらいのことは通常のレッスンの場でいつでも話しているつもりである。従って、あらためてこれを公開講座として喧伝するつもりはない。会員の皆さんが練習を頑張って仕上がった朗読をしてくれれば、このくらいのことは話すのである。
私の朗読レッスンは、いつも真剣勝負のつもりだから、相手からの打ち込みが鋭ければ、いつでもそれに対応した打ち返しをおこなうつもりでいる。逆に、相手からの打ち込みが鋭くなければ、簡単な打ち返しで済ませてしまう。また、朗読の場合は、当人が鋭い打ち込みをできなければ、私がいくら鋭い打ち返しをしても、その打ち返しの価値が理解できないことになるのである。
すなわち朗読の場合は、自分が理解できる実力がついていなければ、いくらこちらがレベルの高い内容のことを説明しても、その意味を本当には理解できない、という側面が実際にある。実際、朗読の場合は、当人が理解できる範囲しか理解できないという実に面白い現象がある。このことは、私が朗読レッスンを永年つづけてきたお陰で体得し得た、一種の経験知である。
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