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館長の朗読日記2920/品川「あやの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記2920  (戦後78年12月13日 新規)

 


〇品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(1)

 昨日の12月12(火)の13時00分から品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ6の第11回、レッスン台本・森鴎外原作『高瀬舟』の第6回のレッスンである。今回は、このむずかしいレッスン台本・森鴎外原作『高瀬舟』の最後のレッスンであり、その仕上げの通し読みをおこなう日であった。

 この『高瀬舟』は6つのパートに分けてレッスンした。仕上げの通し読みも、その6パートのそれぞれをサークル会員に割り当て、6人1組で読み継いでもらった。このサークルは14人いるが、今回は2人が休会した。参加者12人を6人づつ分けたら、ちょうど2グループになった。その2グループの読み継ぎの終了後に休憩をとり、その後私が講評した。

 私の講評は1人1人の朗読の良い部分(良くなった部分)と不十分な部分(要改善部分)の指摘のバランスを取るように努めている。しかし、サークル会員の朗読のレベルの向上を図ろうと思うと、どうしても不十分な部分(要改善部分)の指摘の方に重点がいってしまう。時間的・分量的なバランスは取れても、心情や内容は片寄ってしまう。

 


〇品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(2)

 それに加えて、今回の講評の対象とするのはもっとも朗読的なポイントが多く、朗読表現がきわめてむずかしい森鴎外原作『高瀬舟』の朗読である。そのため、会員の皆さんの朗読を聴いていると、どうしても不十分な部分(要改善部分)の方が多いため、ついついそちらに耳がいってしまう。私の講評のバランスが崩れてしまうのも無理はないであろう。

 そのような次第で今回の私の講評のバランスはかなり崩れてしまったかも知れない。しかし、そのような講評をしながら、片方ではこのサークルの会員の皆さんの朗読レベルがかなり上がったとも思っていた。ベテランの中には、超一流と言って良い会員も数人はいる。新規に入会してきた会員も、かなりレベルが高くて「語りかける語り口」の基本ができている。

 レッスン期間が中位の会員も、それぞれ着実に朗読レベルを上げている。最後に、来年5月に読む継ぎ形式で上演する予定の朗読発表会『いのちの停車場』(南杏子原作)の朗読分担を発表した。このサークルは、いつもバック音楽を家人がピアノ演奏で入れることになっているので、その準備も早めに始めなければならない。いろいろ大変なのである。

 

 

 

 

 

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